くろにゃんこの読書日記

マイナーな読書好きのブログ。
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文学講座「ピューリタン文学ナサニエル・ホーソーンと遠藤周作」

2006年09月23日 | 覚え書とか写真とか日記みたいなものとか
私がよく利用する図書館では、毎年文学講座というのを催してくれていました。 が、海外文学を扱ってくれることはめったになく参加する機会がなかったのですが、今回はピューリタン文学ということなので初めて出向いてみました。 . . . 本文を読む

アルテミス・ファウルー永遠の暗号 オーエン・コルファー

2006年09月18日 | ファンタジー
児童書が続きますが、私、児童書を読むことに抵抗を感じません。 性別が女ですので、児童書コーナーをうろうろしていても恥ずかしくないし、変にも思われないですからとてもラッキー。 児童書なんて子供の読むものと思っている人も多いでしょうが、大人が読んでも十分に面白いというものもあるんです。 このアルテミス・ファウルも、なかなか面白いシリーズですよ。 . . . 本文を読む

赤木かん子 SFセレクション3 宇宙の孤独

2006年09月15日 | SF 海外
フレデリック・ブラウン「ミミズ天使」が読みたい。 すご~く読みたい。 と思って図書館検索をかけたところ、ナイ! こうなったら、ブラウンなら何でもいいよ。 検索ページに表示されたリストとしばしにらめっこ。 「緑の地球」 なんか、惹かれる。 え? 児童書? アンソロジー? . . . 本文を読む

幽霊たち ポール・オースター

2006年09月12日 | 海外文学 その他
ホーソーン「ウェイクフェイールド」の影響を受けた小説として、「ウェイクフィールド/ウェイクフィールドの妻」の解説に紹介があったポール・オースター「幽霊たち」を読んでみました。 ポール・オースターはこれが初見でありまして、どんな小説を書く作家か知らずに読んだのですが、いささか簡素すぎると言ってもいいくらいの登場人物たちの外見的なディティールとこれまた簡素な文章で小説が構成されているということもあって、読みやすいけれどもそこから浮かび上がる情景は、やはり平坦で余白が多く、これが前衛的な小説といわれるゆえんなのでしょう。 . . . 本文を読む

ウェイクフィールド ウェイクフィールドの妻

2006年09月09日 | 海外文学 その他
今日は、珍しく電車に乗りました。 小田原にある本社で研修を受けるためです。 三島から小田原までは一時間弱。 本が読めますね! というわけで、半分ちょっとまで読んでいた本書をお供に出かけてきました。 電車で読書というのは、意外にはかどります。 でもって、周りを忘れ去って集中してしまう。 うっかり三島駅を通り越してしまうところでした(汗) . . . 本文を読む

影と陰 イアン・ランキン

2006年09月08日 | ミステリー 海外
リーバス警部シリーズの第2作目。 1作目で刑事だったリーバスも、前作の連続少女誘拐絞殺事件を解決したことが認められ、警部に昇進しています。 しかも、自分専用の部屋が所内にあるらしい。 最新作では机も見当たらないリーバスに部屋。 もしかして、リーバスにとって一番いい時期じゃ? . . . 本文を読む

石の葬式 パノス・カルネジス

2006年09月05日 | 海外文学 その他
先日、図書館に立ち寄ったとき、何気なく新着本コーナーで手にとってしまった一冊。 図書館の本というのは、表紙を広げたところに、帯を丁寧に貼り付けてありまして、それを読んでみますと「この世の終わりを叫ぶ神父」とか書いてある。 神父もの、それは捨て置けませんね。 出版は白水社ですか。 うむ。 これは借りよう。 . . . 本文を読む

映画 誰も知らない

2006年09月02日 | 映画鑑賞
1988年、巣鴨で起きた子供置き去り事件をモチーフにした映画であり、この事件が報道されたときに強い印象を受けたこともあって、前々から観たいと思っていました。 事件の内容もある程度分かっていましたし、多分、この映画はイタイ映画だろうと想像していましたが、やはり、イタイ映画でした。 . . . 本文を読む