ワクチン接種には痛みを伴い、
昔から子どもが嫌がるイベントの一つでした。
以前から「貼るワクチン」の研究開発の話は耳にしていたのですが、
以下の記事を読むと、そろそろ実現しそうな雰囲気。
期待しましょう!
■ 腕に貼る麻疹・風疹ワクチンは乳幼児に安全かつ有効
(2024年05月17日:Medical Tribune)より抜粋;
・・・マイクロニードルと呼ばれる微細な短針を並べたパッチ(microneedle patch;MNP)を腕に貼って経皮ワクチンを投与する方法(マイクロアレイパッチ技術)で麻疹・風疹ワクチン(measles and rubella vaccine;MRV)を単回接種したガンビアの乳幼児の90%以上が麻疹から保護され、全員が風疹から保護されたことが、第1/2相臨床試験で示された。
英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の医学研究評議会ガンビアユニットで乳児免疫学の責任者を務めるEd Clarke氏らによるこの研究結果は、「The Lancet」に4月29日掲載された。
Clarke氏は、「マイクロアレイパッチ技術による麻疹・風疹ワクチン投与(MRV-MNP)はまだ開発の初期段階にあるが、今回の試験結果は非常に有望であり、多くの関心や期待を呼んでいる。本研究により、この方法で乳幼児にワクチンを安全かつ効果的に投与できることが初めて実証された」と語る。
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