徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

スギ花粉症シーズン始まる

2012年02月26日 08時51分07秒 | 小児科診療
 インフルエンザ患者さんに混じって、花粉症で受診する春だけのレギュラーメンバーが来院されるようになりました。
 私も外で活動すると目がしばしばし始め、花粉の存在を感じています。

13府県で花粉シーズン突入 ウェザーニューズ発表
(2012.2.24:朝日新聞)
 気象情報会社ウェザーニューズは24日、大阪府や愛知県など1府12県が花粉シーズンに入ったと発表した。同社は全国千カ所に独自の花粉観測機を配置しているが、大阪と愛知のほか山梨、静岡、岐阜、福井、兵庫、和歌山、山口、福岡、佐賀、長崎、熊本で、花粉に敏感な人に症状が出始める飛散量になっていると判断した。今後、3月にかけて寒さが緩み、花粉の飛散量が増えるという。


★ 「ウェザーニューズのリアルタイム花粉飛散情報

 北海道はスギがないのでスギ花粉症が存在しないと云われてきました。彼の地で花粉症と云えばシラカバ花粉症を意味するそうです。
 そのシラカバ花粉も、スギ花粉同様、前年夏の暑さにより飛散数が変化することを知りました;

シラカバ花粉 今年は少なめ 日本気象協会
(2012年02月24日:朝日新聞)
「今年は少なめ」
 道内での花粉症の最大の原因とされるシラカバ花粉の今年の飛散量について、日本気象協会北海道支社は23日、例年より少なめになる、と発表した。昨年比で札幌では40%、旭川では25%程度になる見通しだ。
 道支社によると、花粉を飛散させる雄花が形成される昨年5~6月は気温が低めで、日照時間が短かった。このため雄花の量が少なくなり、飛散量も減ることになるという。
 道内にはスギの花粉は道南などの一部にしかなく、シラカバが花粉症の大きな原因となっている。4月下旬から6月にかけて飛散する。
 道立衛生研究所の予想でも今年の飛散量は少なめで、札幌、岩見沢、旭川、北見では、例年の40%未満、函館と帯広では例年の40~80%という。

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