徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

関東のスギ花粉は終盤、ヒノキ花粉がピーク

2014年04月11日 07時00分52秒 | 小児科診療
 下記ニュースによると、スギ花粉の飛散はピークを過ぎ、ヒノキ花粉は現在がピークだそうです。
 私自身、昨年より軽くすんでいることを実感しています。
 もっとも、極力外出を控えていますが(笑)。

関東のスギ花粉は終盤、ヒノキ花粉がピーク
家電Watch:2014/4/10
 ウェザーニューズは、今年の花粉シーズンについて、中間のまとめを発表した。
 今年は、関東から中国地方にかけての広い範囲で、昨年や例年に比べて花粉の飛散量が少ない地域が多かった。関東地方では昨シーズンの30%に留まるところもあるという。しかし、九州、四国、東北などでは、平年を上回る地域もあり、引き続き注意が必要としている。
 また、花粉の飛散量が少なくなっていても、花粉症の症状がつらいと報告する人の数はあまり変わっておらず、九州や四国では、昨年を上回っているという。その理由として、同社では、1日単位で見れば昨年並の飛散量の日があったこと、花粉症が悪化すると、花粉数が少なくなっても症状が治まるのに時間がかかることを挙げている。
 関東、甲信、近畿などの地域では、スギ花粉の飛散量は少なくなっている。現在はヒノキ花粉がピークを迎えており、4月下旬までは引き続き注意が必要としている。





花粉症が低年齢化 ~早い子は2歳頃から、黄砂でも同様の症状が
神奈川県タウンニュース:2014年4月10日
 「小さい子どもは花粉症にはならない」というのは過去の話で、花粉症の低年齢化が進んでいるようだ。近年のスギ花粉の増加で、小さいころから大量に花粉を吸い込んでいることも要因とされており、早い子だと2歳頃から明らかな症状や検査陽性が出ている。
 横浜緑園丘の上クリニックの小児科専門医・瀧澤真依子医師によると、特に小さな子どもが花粉症の症状がうまく伝えられず、かゆみで目や鼻をこすり、目が赤くなったり炎症を引き起こしたりしてしまう。
 「症状が続くと集中力の低下や睡眠不足になるので、早く気づいてあげることが大切。花粉症かなと思ったら医師の診察を」と瀧澤医師は話している。
 花粉症や黄砂の対策として、外出時のマスクやメガネの着用、衣服の花粉を落としてから帰宅、手洗いと洗顔、洗濯物を外に干さないといった基本の徹底を呼びかけている。
 また4月は、花粉症同様の症状が出る黄砂の影響が一年で最も出やすい時期。咳の長期化や肌荒れなどがみられ、まだまだ空気が乾燥しているので喘息への注意も必要としている。


 私の経験では「花粉症」と診断した最低年齢は1歳であり、発症の低年齢化を実感しています。
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