還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

落花生とトマトの混植

2014-05-31 22:55:37 | 家庭菜園
昨日に続いて今日も真夏日となり、畑作業には厳しい一日でした。
暑い中ですが、家でポットに播種していた落花生の苗が大きくなり、底で根がとぐろを巻いている状態だったので定植するために畑に行ってきました。

落花生はカルシウム分が不足すると実が入らないので、事前に有機石灰を施してから、元肥として鶏糞+米糠+市販のAG有機の混合を一株あたり移植ゴテ2杯分埋め込みました。
本当は2週間位前にこの作業をしておかなければならないのですが、無精なせいでいつも後追いになってしまいます。
でも何とか今までの経験ではそんなに不具合は感じていないので、今日も同じ事を繰り返してしまいました。
(サンデー毎日の身分になったのでもっと計画的にやらなければ・・・とは思っているのですが)

空いている畝に5本だけ定植し、残りはタマネギかジャガイモの後に植え付けようかと・・・。
そんな事を考えていたら、いつも米と黒豆をわけて頂いている農家の方に「落花生はトマトの株間に植えるといいトマトが出来る」と伺った。
コンパニオンプランツについては栽培本等でよく目にしますが、これは初耳だったので帰宅してからネットで調べてみたら

①トマトは近くにあるほかの植物を排除する性質があるが、ラッカセイは共存可能
②ラッカセイの根には根粒菌が共生しているので、空気中のチッソを固定してトマトに供給できる。
③トマトはナス科、ラッカセイはマメ科であるため、根圏微生物や寄生する病害虫も異なり、病害虫防除に役立つ。
④ラッカセイはトマトの株元の弱光線下でもよく育ち、互いに根の張るスペースや吸収する肥料分が異なるため、競合しない

トマトは水分が多すぎると実付きが悪くなり、乾燥し過ぎると裂果するというように水分調節が難しい野菜です。
そこで落花生を混植すると、落花生は地表を這うように生育するのでトマトを乾燥から守ると共に、余分な水分を吸収しトマトの好む乾燥状態が維持できるということです。

今年もトマトの株間は充分にとっているので、早速来週にでも混植してみようと思っています。