還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

爪木埼灯台(静岡県)

2014-05-30 23:39:08 | 灯台巡り
つめきさき灯台
2014年4月21日(0740-0920)訪問

昭和12(1937)年4月1日 初点灯

静岡県下田市爪木崎
(34.39.20N  138.59.23E)
高さ  地上~塔頂:17.3m  水面~灯火:37.8m
白色塔型(円形)コンクリート造り
灯質  単閃白光 毎4秒に一閃光
光度 8300カンデラ
光達距離 13.5海里(約25km)

下田港を囲むように東側にせり出した須崎半島の東南端にある灯台。
下田市内よりR135を北上すると「爪木崎方面」の道路標識があり、それに従って右折します。
途中の信号で須崎港方面と爪木崎公園方面への分岐を左側へ進みます。
突当りまで進むと灯台手前に有料駐車場(¥500)がありますが、少し手前を左方向に進むと爪木崎公園の駐車場(無料)があるようです(確か、駐車場の矢印があったような気がします)。

灯台は広い自然公園内の先端にあり、途中に野水仙の群生が見られます(あいにく訪れた時はすでに咲き終ったあとでしたが)。

また様々な海浜植物が自生しており昭和天皇も熱心に調査されたそうです、近くに昭和天皇と皇后の歌碑が設置されています。
 
昭和天皇歌碑のある場所から灯台を望む

公園内はきれいに整備されており、灯台へは結構距離がありますが楽に行く事が出来ます。

凛とした灯台らしい形の灯台です。
あいにくと今にも雨の降り出しそうな天気で残念でしたが、天気が良い時にぜひ再訪したい灯台の一つです。
出雲日御碕灯台(この時も今日と同じような天気でした)とよく似た形の灯台です。


海底火山の名残りである柱状節理
マグマが噴火せずに地層の隙間に入り込んで、そのまま固まってしまったもので、マグマが冷える時の体積収縮によって柱状節理となったもの。
この地の柱状節理は断面が六角形をしていることから「俵磯」と呼ばれ、江戸時代には建築用資材として人気があったそうです。