還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

国民栄誉賞

2013-04-01 21:27:12 | 日記
まさか政府の冗談ではないのだろうがエープリルフールの今日、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏に国民栄誉賞を授与することが決まった。
プロ野球界からは王貞治氏、衣笠祥雄氏に次いで3、4人目となる。

かすかに聞こえる東京のラジオ局から放送されていた「長嶋茂雄物語」に夢中になっていた小学生時代。
鳴り物入りで巨人に入団した開幕戦での国鉄の金田投手との対決(フルスイングで4連続三振)から、まだ記憶に新しい「わが巨人軍は永久に不滅です」の引退セレモニーまで。
天然かと思われるような天真爛漫な数々のエピソードを含めて、宿敵巨人の人でありながら「長嶋は別だ」という阪神ファンが多い。
まさに「ミスタ-プロ野球」という呼び名がふさわしい長嶋さんだ。
今まで受賞していなかったのが不思議なくらいだ。


松井選手(すでに引退したが、私の中ではまだ選手と呼んだほうがピッタリくる)もその経歴と活躍及び人格から言っても、受賞して当然だろう。
しかし私としては松井選手にはまだまだ日本のプロ野球界で活躍してほしいと思っているので、ちょっと早いのかなというところ。
「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下する」と受賞を断ったイチロー選手と
「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」と言って断った福本豊さん。
この中間ぐらいの立ち位置であってほしいと思う。