還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

室戸岬灯台(高知県)

2012-06-28 20:10:04 | 灯台巡り
2009年9月13日訪問

海上保安庁的には「むろとざきとうだい」と呼びます。
初点灯 明治32年4月1日
高知県室戸市室戸岬町6939 
(33 14.50 N  134 10.32 E)
高さ  地上~塔頂:15.4m、水面~灯火:154.7m

私的にはあまり好きでない形の灯台ではありますが、
日本の灯台50選の一つ
Aランクの保存灯台
日本一の光度(160万カンデラ)
日本一の光達距離(約49km)
日本一の一等フレネルレンズ(直径2.6メートル)
といくつもの勲章のある灯台です。


日本で二番目に古い鉄造灯台(最も古いのは佐渡島の姫埼灯台)で、日本で6基しかない第1等灯台(第1等レンズ(レンズ直径 259 cm、焦点距離 92 cm)を使用した灯台)の一つです。

=日本の第1等灯台=
犬吠埼灯台(千葉県銚子市)
経ヶ岬灯台(京都府京丹後市)
出雲日御碕灯台(島根県出雲市)
角島灯台(山口県下関市)
室戸岬灯台(高知県室戸市)
沖ノ島灯台(福岡県宗像市)
(一応、沖ノ島灯台以外は訪問済みですが、どこも観光地化されていて訪れやすく立派な灯台です)

R55沿いにある無料駐車場付近に大きな中岡慎太郎像があり、その上の山上に灯台がある。
灯台への登り道を探してみましたがよくわからなかったので、車で室戸スカイラインを上り、四国霊場第二十四番札所の最御崎寺(ほつみさきじ)入口の駐車場に車を置いて灯台まで歩きました。駐車場から約5~6分で灯台に到着します。
室戸岬は新婚旅行で訪れたはずなのですが、灯台の写真も記憶も残っておりません。
当時は多分、岬付近の海岸を散歩しただけで灯台の存在に気がつかなかったのかも知れません。
そんな訳でこの灯台は今回初めて訪れたことになります。

台風の通り道としてこの室戸岬と足摺岬、潮岬は幼い頃から名前だけはなじみの深い岬です。
足摺岬とか室戸岬へ上陸しそうだと言うと、必ず父親達が窓や開口部に板を打ち付けて備えていたものです。
幼心に怖さよりもなんとなくわくわくした思い出があります。