なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

派遣村

2009年01月20日 | 
の話、なんか腑に落ちない、と思う経営者のあっし。
 まずは、「期間従業員」という仕事上の契約について。勿論、その期間をまっとうしてないのに契約解除、というのは明らかに契約違反だから、企業側がおかしいんだけど。しかし、契約内容には「その期間の従業員」となってたはずだ。つまり、その期間が過ぎたらそれで退寮だとか、そういうのは織り込み済みで契約書にサインしているのではないのか?となると、遅かれ早かれ「住」を失う可能性はきわめて高い、事実は契約時点から、すでにはっきりしている、と思うんだけど。
 振り込め詐欺に対しても思うんだけど、日本人って「契約」についての理解が不足しすぎてるんじゃないかな。
 あっしも、前の病院をクビになりそうなとき、労働相談に行ったら、その辺の事をきっちり指摘されたもんだ。「契約をまともに結ばずにきたあなたが悪い」というわけよ。それはその通りですね。

 で、そういう契約内容で「いいです」と」サインした以上、その中で生活をやりくりしなくちゃ、となれば、それ相応の対策を立てて仕事に臨むのがスジですわね。どう考えても不利な契約内容である、しかし、目下の所やむを得ない、ならば、インカムはきっちり保存して、出費はとことん抑えて、という「金」対策よ。やってました?具体的にいえば、「家計簿」つけてました?出費項目を分析してました?

 コンビニの売上がデパートの売上を上回った、という。コンビニなんかで割高な「ちょこちょこ出費」型の消費をやるのは、どう考えても男だよね。そういうだらしのない出費(だって、コンビニのレジにレシートを置きっぱにしてる奴、多いじゃない)をしてりゃ、手元に残らなくなるのは必定だと思うんだけど。

 新聞はすぐそういう人の「それまでの人生」なんてのを特集する。でも情緒的に「まあ、おかわいそう」じゃあ、何の解決にもならないんじゃないか。人生なんかどうでもいいから、「生活」をどうしてたのか、聞いてみればいいのにって思う。一ヶ月の食費6万円/一人だったら、高すぎですよ。つうか、そういう把握をしてましたか?って聞いてみりゃいいのに。

 あっしの頃の日本の教育に決定的に欠けてたのが「契約」について、と「金」について。今はどうなんですかね?いつも困ってるんだ、「契約書」というが、具体的にどの辺をチェックするべきなのか、分からなくて。

 あと、仕事を「真面目に一生懸命」やってたんだから、なんてのは無意味、というか、「当たり前以前」の話なんですよ。だって、金もらうんだから。重要なのは「才覚」である、とどうしても思う。生きるのに必要なのは、とにかく「金」なんだから、金の管理技術・生活術、レベルを把握して、レベルアップしてもらう、方が現実的な気がするんだが。男って、いっちゃなんだが、その辺つくづくだらしがないもの。それか「ドケチ」か。どっちにしても、現実と折り合いをつけるのが超ヘタクソ、な奴が多そうでね。

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