なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

飛鳥メディカル

2004年08月02日 | 仕事
の営業の方から電話あり。昨日の今日で、なんなんだ、買ってくれっての?と困りつつ対応する。しょうがないので、いきなり「買う気はないんですけど」と言ってしまう。
 昨日は、とてもとても質問なんかできるムードじゃなくて(「質問は?」とやたら聞かれたけども、遅刻してしまった私としては、どうも雰囲気に入り込むのだ大苦労しちゃったしな)黙ってたんだが、他の2人の先生も黙ってたから、飛鳥メディカルさんとしては却って、「低レベルの講義と思われたんかなあ」と心配されてたらしい。そうじゃない、基礎的なことが解ってないんですよ~~と説明する。周波数とかそういうの、獣医は物理はチンプンカンプンだからさ、と伝える。で、外科学会の分科会とかで、こういう類の熱切開メスについての研究会等をやって、この手術道具についての症例報告や合併症の報告等、使い方の知識理解を深めていくようにしてみたらどうか、と話しておいた。大体、この手の機械は「便利そう」と購入したはいいが、結局宝の持ち腐れになることが多いのだ。それもこれも、経験不足やら、知識不足のせいだけど。
 そしたら、「大概はこういう機械を買ってペイできるのか、という質問なんですが」とおっしゃる。ハア?機械は必要だから買うわけでしょ、そういう質問は「経営」に関するもので、そんなのメーカーがフォローする問題じゃないじゃない、と言ったら、妙に感心されてしまったが。やっぱ、経営を考えてない奴が多いわけね、子供じゃあるまいし。

 そしたら、今度は親族7人殺しか~~。殺人こいた奴の母親と父親は生き残ってるらしいが。父親はこのぐじゃっとした家からとっくに逃げ出してたらしいね。無責任。この手の話、斉藤学さんの本にはゴロゴロ出てきますよ。別に珍しい話じゃない。まあね、さすがに無関係の人間は傷つけなかったんだから、わかってやってるよな、こいつは。
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