なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

青色申告説明会

2017年12月16日 | 仕事
へ。毎年行っているのだが、そういう人間は実は少ないらしい。来場者ほとんどが起業したばかりとかの、要するに初心者なんだそうな。知らなかった・・・・。

 なんで毎年行っているかというと、税制がちょこっとずつ変わったり、特例ができたり、その特例がなくなったり、という情報を得るため。特例は大概年度末で切り替える(できるにせよ、やめるにせよ)なので、その特例を利用するかどうか、または利用できる案件があるかどうか、3月末まで時間的な猶予があるから、対策しやすい。情報抜きではどうにもならんし。小規模事業者対象の「1台10万以上の物品も30万円以下なら一括償却できますよ~~」というのは延々続いているようなのだが、今回もまだ続きそう。この特例措置を使うかどうか、毎年悩むんだけど・・・・。

 今回ちょっとへえ~~と思ったのは、税務署の「アンケート兼出席票」なるものが配られた事。ちょこちょこ起業したり副業したりする人が増えて、確定申告する人が増えて、青色申告者も増えてきて、で、税務署は大変になる、のも、青色申告の仕方をみんな知らないから。ので、ちゃんとできる人が増えるように記帳指導しますから、それが必要なら回答してね、ご希望に沿えるかは分かりませんけど、ということらしい。なら、ということで、記帳指導してください、と一応書いておいた。どうなるかなあ?

 最近は会計ソフトというか、ウエブ上のアプリも増えてきてそれで記帳している人がどんどこ増えてると思う。だから、それを使った方法を広めちゃうほうがいいんでしょうけど、でもねえ、基本的には簿記が分かってないと結局使えないわけで。簿記を義務教育で教えるべきじゃないかとずっと思っているんだけどなあ。算数や数学にかける時間の1割くらいを簿記に振り分けるとかして。プログラミングも結構ですけどさ、簿記を学ばないと、カネのことが全く分からないで社会に出ることになる、今後はこれ、命にかかわる事態になるのでは?カネの使い方、散らし方を知らない人が多過ぎる、から、ビンボー人が増えるのだ。

 貧困記事を読むと、驚くほどパターンがそっくりなんですよね。人とのかかわりが下手っぴいで、いいようにこき使われて、カネをどぶに捨てて、貧困になると。人が信用できないなら、カネを味方につけるしかないのに。金の教育は命を守る手立てを教えることだ。「金の話は汚い」みたいなことを真顔でで言ってる奴は大馬鹿もんだよ。

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