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なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

バイオリン

2016年05月22日 | 
の練習再開。あーあ。

 もうね、この楽器ってめんどくさいし、もういい加減諦めた方がいいんじゃないかとも思ってたんですけどね。
 ここんとこ3年間くらいはろくすっぽ弾いてなかった。理由は色々ある。特に左手の悪い癖が治らないから、一回弾くのをストップして忘れちゃったほうがいいんじゃないか、という事。その間、続けるかどうか、考えたほうがいい、と思ったし。上達しないと本当にめんどくさくなりますな、練習って。そのうち、巧い人の演奏を聞いて満足、という状況になるんじゃないかとも思ってたし。

 結局そうはならなかったみたいなんだけど。

 入院して手術して、運動禁止令が出たもんで、とにかく4月はヒマだった。で、なーんか、どうもこの先時間がなさそうだ、という現実にも気付かされた感あり。じゃあってんで、とりあえず、先生を探そうとしたわけです。結局諦めてないんだよなあ、しょーもない。

 今って、インターネットでなんでも見つかるんだよね。バイオリンの先生なんか、いくらでも紹介してくれる。ただねえ、今までそういう先生に習うというの、をすごく躊躇ってたのには訳がありまして。

 バイオリンを始めたのは大学の時。面倒なことをやったもんだよなあ、と今も思う。で、その時、レッスンにつかないとイカンとか言われて付いた先生ってのが大ハズレだったんだよね。なにしろ「君は何でできないんだ?!」とか言う奴でね。あのーそれが分からんからレッスンに来てるんでしょうが、今なら言えるんですけどね。要するにパワハラですわね。教わった覚えがほぼ0。楽器辞めちゃおうかなあと思いつつ、自力であれこれやって(楽器の持ち方からやり直した)、この辺まで、というとこまでもってったわけですが。要するに不信感ですよ。

 面接&初回レッスンの時、肩当ても使わずに楽器を持つこと、左手も右手も、癖があまりなくて問題ないと言われた事、全て想定内。ぜーんぶ、自分でそれをつくってきたわけで、じゃあ、先生につく意味ってなにがあるんだ?という事を先生になるかもしれない人に直接ぶつけちゃったんです。先生側からすれば、そういう事をいきなり言い出す、とんでもない生徒だな。それにへこたれない先生なのかな?というのを見させていただいたわけです。金払うのはこっちなんだから。

 ただ、その時言われた事にびっくりした。バッハの無伴奏、弾けるんじゃないですか、と軽く言われた事。

 バッハの無伴奏、バイオリン弾いてます、というには、これがレパートリーに入ってないと、と自分では思ってるけど、ま、一生無理だな、と信じてたんですが。この曲、今や小学生だってちゃらちゃら弾く曲らしいというのも分かってはいるんだけど。。。。。
 それを「弾ける」と言われるとは。

 最近この本が面白くて何回も読み直しているんだけど、対談のメインテーマの一つが「指導」。指導者が言う事って、生徒側はなかなか覆せないんですよね。ポジティブなことならいいけど、ネガティブだともうね。で、バイオリンについて、初めてポジティブなことを言われたわけですよ。

 ので、じゃあ、その言質を信用していっちょやってみるか、と思ったわけ。

 やってみたら。弾けません。でもねえ、思ったよりはなんとか譜面についていけるのも分かった。他人に聴かせるとなると、若干姿勢も変わるんでしょうね。

 で、レッスンに持ってったら。まあ、弾けない。いやんなって途中で弾くのをやめたら、曲の最後までもうちょっとだから、弾いてみるように、とか言われる。で、弾けない理由を探してくれる。それなら、先生につく意義も意味もありそうだ。そうか。

 ということで、まーた諦め悪くつらつらやっていくことになりそう。


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