なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

王さん

2006年08月02日 | 
が退院された!!ホッとしました~~。
 「お菓子のホームラン王」からの王さんのファンとしては、いつまでもお元気でいていただきたいんです。手術を担当した慶応医科大の先生方の会見を見たとき、表情が晴れやかでらしたので「これは、かなり上手くいったのではないか?」とホッとしたんだけど。今日の、ご本人の会見を見て、更にホッとしました。
 ただし、胃の全摘は、これからが大変なんだ。今まですごーく健啖家でらした王さんにはこれからがおつらいだろうな~~。ので、ゆっくりじっくり養生なさってください、と心からお願いいたします。あんまし生き急がれないで下さい。

 で、同じ日に埼玉医科大の元教授が業務停止の処分を受けた、とのニュース。
 この事件が明らかになった当時から、医者どもの所業&言い訳に同業異種業者として、本当に憤っている。抗癌剤の使用法は、私だって知ってます、原則を。あっしが学生だった頃、癌疾患の診断も治療も全く教えてもらえなかった。ので、癌患者がどんどこ増えるに当たって、とにかくまずは、抗癌剤の性質から勉強したのよ。で、抗癌剤を自信を持って扱えるようになったのだ。けどさ、こんなのプロなら当然だろうが。ただ、ちょろっとマニュアル読んで治療するなんて、安易に過ぎる。シロートか、あんたらは。でもって将来のある若人を殺しといて「責任なし」なんて主張する、厚顔に過ぎる。
 プールの事故もそうだけど(また、子供が犠牲者だ。じいさんばあさんならまだマシだったのに)、とにかく「何が一番重要か」に対する意識が欠落してるのはどういう訳なんだろうか?ドミニカ移民の方々に小泉さんがお詫びした中でのコメント「真面目で勤勉な日本人」が、他ならぬ本国で消滅し始めているのだ、としか思えない。
コメント
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