なんとなくクラシテル

獣医という仕事をしている人間の生活の例の一。
ほとんどが(多分)しょーもない話。

イタリア

2004年06月02日 | 
でヴァイオリン屋をやってる友人が仕事に来た。遊びじゃないんですよね。あっしのヴァイオリン、なんか不具合があるようなないような、という訳で。 
 な~んか、やっぱし不具合ありまくりだったようだ。ヴァイオリンという楽器、基本的には手入れをしつつ、調整しつつ、ということを繰り返さなけりゃならない、特に古い奴は。あっしのイチロウ(と命名しているのだ、楽器を。ちなみにジロウもある)はかなり古い(多分100年くらい経過してるらしい?)、んで、更に手元に来てから考えてみると早20年経過、あんなにやばくなってるとは知らなんだ。あちこち剥がれかけてるわ、駒がひん曲がってるわ、極めつけは、指板に弦がめり込んだ跡がついてる、弦にそって溝が掘られてしまってたらしい。たまげたなあ。
 ここ数年、というか、なあんか音程が合わない、いつまでも下手だなあ、と思ってたんだが、どうもそうじゃなくて、弦を押さえて音程を創ろうとしても弦が指板の溝にはまり込んじゃってビリつく、で音程が微妙にずれてたらしいのね。
 で、それを平らに直してもらう。本当は鉋で削るらしいのだが、そいつはさすがに持って来なかったんだ~、と言いつつ、鑢でならしてくれた。助かった~それだけでも大違いですわ。

 しかし、指板=黒檀(かなり硬い木だと思う)製、それに溝が掘られてしまうぐらい練習してたっけ?????謎だ。ちょっとウレシイ様な気もするけどね。

 ハハ、なんか大金持ちみたいだよな、それにしても。「イタリアから職人を呼び寄せてヴァイオリンの手入れをしていただきましたの」ってか?実際は駅からの送迎+昼飯のおごり+いくばくかのお金だもんなあ。いいのか?これで?? 
コメント
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