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★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇新刊情報

2016-09-13 17:03:07 | 新刊情報

 

<新刊情報>

 

書名:ウィーン・フィルとともに45年間~名コンサートマスター、キュッヒルの音楽手帳~

著者:ライナー・キュッヒル、野村三郎

発行:音楽之友社

 2016年8月末、45年間務めたウィーン・フィルのコンサートマスターを退任したライナー・キュッヒルの魅力を1冊にまとめた退任記念本。キュッヒル自身が語る生い立ち、学生時代、プライドと自負心、夫人との出会い、指揮者について―「音楽の友」誌で2008年4月号~2010年3月の2年間にわたって連載、自らの人生と音楽論テーマごとに語り大人気を博した「キュッヒルの音楽手帳」からの抜粋記事のほか、ウィーンやザルツブルクの街を案内する特集記事、同書発行のために楽友協会で新たに撮影した最新の写真などを収載。
 


 

書名:古楽でめぐるヨーロッパの古都

著者:渡邊温子

発行:アルテスパブリッシング(Booksウト)

 西洋音楽が生まれた中世から18世紀末まで、ヨーロッパの街と人と音楽とのつながりをたどる紀行エッセイ。訪れるのは、ヴェネツィア(イタリア)やアントウェルペン(ベルギー)といった有名都市から、ザンクト・ガレン(スイス)、クレモナ(イタリア)、ツェルプスト(ドイツ)などの隠れた名都、さらにはキプロス島や中南米まで足を伸ばす。歴史と旅をこよなく愛するチェンバロ奏者が案内するひと味違った音楽旅行へようこそ。

 

 

書名:楽器万華鏡~世界の美しき音の器たち~

編者:武蔵野音楽大学楽器博物館

発行:時事通信社

 日本初の楽器博物館として、世界中から集められた5000点を超える膨大な楽器を所蔵する武蔵野音楽大学楽器博物館。世界に一台しかないピアノから、西洋音楽の歴史を辿ることができる弦楽器や管楽器のコレクション、貴重な邦楽器の名品、原始的な民族楽器まで、選りすぐりの183点を一挙大公開。<掲載楽器例>・世界に1台!ナポレオン3世が所有した「ナポレオン帽子形ピアノ」・作曲家シューマンの妻、クララ・シューマンが所有奏した「クララのピアノ」ほか。

 

 


書名:親子で学ぶ音楽図鑑~基礎からわかるビジュアルガイド~
 
著者:キャロル・ヴォーダマンほか

訳者:山崎正浩

 音楽のしくみや成り立ち、楽譜の読み方や書き方、音楽理論、楽器の構造から音楽の歴史といった幅広いテーマについてポイントをギュッとまとめてわかりやすく解説。豊富な曲例、バッハからマイケル・ジャクソンまで時代を超えた作曲家やアーティスト、音楽にまつわる雑学も満載。親子はもちろん、子供から大人まで独習用にも最適な参考書。耳から学ぶ「97の音源サンプル」付き(創元社「親子で学ぶ音楽図鑑」特設ウェブサイトからダウンロード)。

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-12 10:33:14 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~ピアノ:チョ・ソンジン&チョン・ミョンフン指揮東京フィルによるベートーヴェン「皇帝」/「田園」~

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
                    交響曲第6番「田園」

ピアノ:チョ・ソンジン

指揮:チョン・ミョンフン

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

会場:東京オペラシティ コンサートホール

日時:2016年9月21日(水) 午後7時

 ピアノのチョ・ソンジン(1994年生まれ)は、韓国・ソウル出身。2015年10月に行われた第17回「ショパン国際ピアノ・コンクール」で優勝、ポロネーズ賞も同時受賞し、国際的な脚光を浴びる。指揮のチョン・ミョンフン(1953年生まれ)は韓国・ソウル出身。2006年~2015年ソウル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督。2000年~2015年フランス国立放送フィルの音楽監督(現在名誉音楽監督)。2012年からはシュターツカペレ・ドレスデンの首席客演指揮者を務めている。2010年から東京フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉指揮者、そして2016年9月から名誉音楽監督に就任。

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◇クラシック音楽◇新譜CD情報

2016-09-09 11:01:21 | 新譜CD情報

 

<新譜CD情報>

 

~アルト小川明子とギター荘村清志で紡ぐ 日本の歌~

落葉松

初恋
ふるさとの
出船
宵待草
浜千鳥
椰子の実
箱根八里は
かごかき
かんぴょう
嫌な甚太
叱られて
赤とんぼ
この道
早春賦

夏の思い出
小さい秋みつけた
雪の降るまちを
野の羊
さくら横ちょう
ねむの木の子守歌
落葉松

小さな空

アルト:小川明子

ギター:荘村清志

CD:ナミレコード WWCC7813

 アルトの小川明子は、埼玉県熊谷市出身。東京芸術大学音楽学部声楽科卒業。東京芸術大学大学院修士課程音楽研究科独唱専攻修了。1992年第61回日本音楽コンクール声楽(歌曲)部門第2位入賞。第4回日本声楽コンクール第3位入賞。1993年第4回演奏楽堂日本歌曲コンクール第1位、並びに山田耕筰賞受賞。第10回ニッカ・カルメンシータ新人賞第2位入賞。1997年11月より文化庁派遣芸術家在外研修員として1年間ウィーンに留学。このCDは、小川明子がライフワークとする日本歌曲の7枚目で、ギターの名匠、荘村清志を迎えてのコラボ。

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-08 06:09:35 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~チェロの新倉瞳 デビュー10周年記念コンサート~

バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007
フォーレ:パヴァーヌ
シューベルト:弦楽五重奏曲 ハ長調 D956 から第1楽章
パガニーニ:ロッシーニの「モーゼ」の主題による幻想曲
ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲 ト短調 RV531

チェロ:新倉瞳
     堤剛 ほか

会場:サントリーホール ブルーローズ

日時:2016年9月16日(金)  午後7時

  チェロの新倉 瞳は、ドイツ・デュッセルドルフ在住の8歳のときからチェロを始め、11歳で帰国し、桐朋女子高等学校音楽科卒業。2006年8月デビューアルバム「鳥の歌」をリリース。同年12月紀尾井ホールにてデビューリサイタルを行う。2008年桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業。2009年第5回「ルーマニア国際音楽コンクール」室内楽部門第1位。2010年3月桐朋学園大学の研究生を終了。同年9月よりスイスのバーゼル音楽院に留学。2007年横坂源、堀内詩織、宮田大らの桐朋学園大学の同期生とチェロ四重奏団「チェリステン桐」を結成。2009年第5回「ルーマニア国際音楽コンクール」室内楽部門第1位。2010年には崎谷直人(バイオリン)、沼沢淑音(ピアノ)とピアノ三重奏団「ピアノ・トリオ」を結成。2015年「インターナショナル・ヴェラン・クラシコ」チェロ部門第1位入賞。2021年第19回(2020年度)「 齋藤秀雄メモリアル基金賞」チェロ部門受賞。

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◇クラシック音楽CD◇ベルリン・フィルハーモニー八重奏団のベートーヴェン:七重奏曲/シューベルト:八重奏曲

2016-09-06 17:20:34 | 室内楽曲

<DISC1>

ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 作品20

<DISC2>

シューベルト:八重奏曲 ヘ長調 D803

演奏:ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
           
      ヘルベルト・シュテール(クラリネット)
      ゲルト・ザイフェルト(ホルン)
      ハンス・レムケ(ファゴット)
      アルフレート・マレチェク(ヴァイオリン)
      フェルディナント・メツガー(ヴァイオリン)(2)
      土屋邦雄(ヴィオラ)
      ペーター・シュタイナー(チェロ)
      ライナー・ツェペリッツ(コントラバス)

録音:1972年11月(ベートーヴェン)/1971年4月(シューベルト) 、ベルリン、ヨハネススティフト聖堂

CD:ユニバーサルミュージック(DECCA) PROC‐1650~6

 このCDには、ベルリン・フィルハーモニー八重奏団が1970年代に録音したベートーヴェン:七重奏曲とシューベルト:八重奏曲が収められている。当時、ベルリン・フィルハーモニー八重奏団にはヴィオラ奏者として土屋邦雄在籍していた。現在でもその伝統が引き継がれ、活発な演奏活動を続けている。同CDは1971&72年というカラヤン&ベルリン・フィルの黄金期に録音されたものであり、このためか輝かしい音色が魅力たっぷりに詰め込まれていることが聴き取れる。ベートーヴェン:七重奏曲は、今回が日本初CD化であり、シューベルト:八重奏曲 は世界初CD化となるもの。CDのジャケットも凝っていて、フィリップス原盤のLPレコードのジャケットをそのまま使っている。ベートーヴェン:七重奏曲のジャケットは、7つの使用楽器を整然と配置したものであるのに対して、シューベルト:八重奏曲の方は、絵画を使用している。そして、2曲を聴き比べてみると、演奏間隔が1年であるのに、印象がだいぶ違うのに気付く。ベートーヴェン:七重奏曲の方は、現代感覚に溢れ、各楽器の個性が如何なく発揮されている一方、シューベルト:八重奏曲の方は、ロマンの色が濃く反映されて、各楽器の協調性が強調された演奏になっている。

 ベートーヴェンの七重奏曲は、全部で6つの楽章からなる。作曲されたのは1799年~1800年で、ベートーヴェン前期の最後の時期に当たる。同時期に作曲された曲にはに交響曲第1番、ピアノ協奏曲第3番、ヴァイオリンソナタ第5番「春」などがある。形式的には娯楽性の高いディヴェルティメントとして書かれているが、内容的には、その後の名作の森を予言するかのように、ベートーヴェン特有の精神の高揚さが顔を覗かせる所も見られ、作曲当時から現在に至るまで人気のある室内楽曲として定着している。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ホルン、ファゴットという楽器編成となっており、その音色を聴くだけでも楽しい雰囲気を漂わせる。初演は、1800年4月2日に、交響曲第1番と共に行われ、好評を博したという。このことがあったためか、後にベートーヴェンは、この曲をピアノ三重奏曲にも編曲している。この頃のベートーヴェンは、リヒノフスキー侯から年金が支給されるようになり、経済的にも安定しちたようで、ピアノの弟子も持つようになった。ただ、当時のウィーンは、ナポレオンのフランス軍に圧迫されており、敗北を喫するなど、ベートヴェンの周囲は政情不安の空気が漂っていた。

 シューベルト:八重奏曲は、トロイヤー伯フェルディナンドの依頼によって、1824年2月~3月に書かれた。フェルディナンドは、ベートーヴェンの友人で弟子であったルドルフ大公の執事長を務めた人物。作曲に際しては、「ベートーヴェンの七重奏曲のような曲」であることが条件として付けられた。このことを見ても当時のベートーヴェン:七重奏曲の人気の高さが窺われる。完成したシューベルト:八重奏曲は、次のような点でベートーヴェン:七重奏曲との類似点が浮かび上がる。①楽器編成がシューベルトの方がヴァイオリンが一つ多いだけで同じ②楽章数は6つで同じ③第2楽章と第4楽章はアダージョ、アンダンテと同じ④第4楽章は、2曲とも主題と変奏⑤第1楽章と第6楽章は、共にゆっくりとした序奏部を持つ⑥第3楽章と第5楽章は、スケルツォとメヌエット。この曲の公式の初演は、1827年4月16日に楽友協会の定期演奏会で行われた。出来上がった作品は、ロマンの色合いが濃い、伸び伸びとした内容を持ち、ベートーヴェン:七重奏曲以上に娯楽性の高いディヴェルティメントとして完成したようだ。シューベルト自身は、この八重奏曲を「大きなシンフォニーの習作」として考えていたことを、手紙に書き残している。

 ベルリン・フィルには、ベルリン・フィルのメンバーによる全部で29の室内楽グループがあるそうであるが、その中でも一番長い伝統を持つのがベルリン・フィルハーモニー八重奏団。その歴史は、1928年に8人の楽員たちがシューベルトの八重奏曲を演奏するために集まったところからスタートした。メンバーは現在に至るまで、ベルリン・フィルのトップ奏者および世界第一級の演奏家によって構成され、世界の諸都市で活発な演奏活動を展開している。日本には1957年の初来日以来、定期的に来日している。2013年には、第1コンサートマスターの樫本大進、首席ホルン奏者のシュテファン・ドール等が新たにメンバーに加わり、新たな活動をスタートさせた。シューベルト:八重奏曲をそのレパートリーの頂点に据え、様々な編成の作品を演奏するスタイルは、今も昔も一貫している。1958年、ヒンデミットがこの八重奏団のために八重奏曲を作曲し、自らヴィオラを担当したほか、ヘンツェ、シュトックハウゼンなど著名な現代作曲家が、彼らのために作品を残している。このCDでは、一人一人の演奏家の高い演奏技術が聴いていてよく分かる演奏内容となっているのに加え、ベートーヴェン:七重奏曲では、奏者一人一人の自由闊達で躍動感溢れる明快さが印象に残り、一方、シューベルト:八重奏曲では、奏者間の緻密な連携が、リスナーを知らず知らずのうちにシューベルトの深いロマンの世界へと導き入れてくれる。(蔵 志津久) 

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-05 10:22:53 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~「ハーゲン・クァルテット」   フーガの芸術 宇宙への旅路~

バッハ:フーガの技法〜コントラプンクトゥス1〜4
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番ハ短調 op.110
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 op.130/大フーガ op.133

弦楽四重奏:ハーゲン・クァルテット
 
    ルーカス・ハーゲン(ヴァイオリン)
    ライナー・シュミット(ヴァイオリン)
  ヴェロニカ・ハーゲン(ビオラ)
  クレメンス・ハーゲン(チェロ)

会場:東京オペラシティ コンサートホール

日時:2016年9月14日(水) 午後7時

 ハーゲン弦楽四重奏団は、モーツァルテウム管弦楽団の首席ヴィオラ奏者オスカー・ハーゲンを父に持つ4人の兄弟(ルーカス・ハーゲン、アンゲリカ・ハーゲン、ヴェロニカ・ハーゲン、クレメンス・ハーゲン)によってオーストリア・ザルツブルクで結成された弦楽四重奏団。第2ヴァイオリンはアンゲリカから、アネッテ・ビク、そして現在のライナー・シュミットに交替)。1981年にロッケンハウスで審査員賞と観客賞を受賞。その翌年「ポーツマス弦楽四重奏コンクール」で優勝。現在4人はモーツァルテウム音楽大学の教授。

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◇クラシック音楽◇新譜CD情報

2016-09-02 10:36:21 | 新譜CD情報

 

<新譜CD情報>

 

~川本嘉子の “シャコンヌ 無伴奏ヴィオラ作品集”~

川本嘉子

バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV 1004)
無伴奏チェロ組曲 第1番BWV 1007/第5番BWV 1011
ラルゴ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV 1005)
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジー 第7番TWV 40:20
ヴュータン:カプリッチョハ短調作品55

ヴィオラ:川本嘉子

CD:マイスター・ミュージック MM-3080

 ヴィオラの川本嘉子は、名古屋市出身。桐朋学園大学で学ぶ(ヴァイオリン専攻)。1991年東京都交響楽団への入団をきっかけにヴィオラに転向。1999年より2002年の退団まで首席ヴィオラ奏者を務めた。1998年から京都アルティ弦楽四重奏団、2001年からAOIレジデンス・クヮルテットのメンバー。サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団メンバー。東京芸術大学弦楽器科非常勤講師。1989年第6回「東京国際コンクール」室内楽部門優勝、アサヒビール賞、斎藤秀雄賞受賞(イグレック・クァルテットで受賞)。1992年ジュネーヴ国際音楽コンクールヴィオラ部門第2位(1位なし)。1996年 村松賞受賞。1997年第7回「新日鉄音楽賞」フレッシュアーティスト賞受賞。2015年「東燃ゼネラル音楽賞」奨励賞受賞。

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2016-09-01 12:50:50 | コンサート情報

 

<コンサート情報>

 

~13挺のストラディヴァリウスが奏でる ストラディヴァリウス・コンサート2016~

テレマン:4つのヴァイオリンのための協奏曲 ト長調 TWV 40:201
ポッパー:3つのチェロとピアノのためのレクイエム 作品66
ドヴォルザーク:2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲「テルツェット」ハ長調 作品47
ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品
ピアソラ(森孝之編):6つのヴァイオリンとピアノのためのリベルタンゴ
 ヘンデル:2つのヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調 作品2-6 HWV391
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 作品130より「カヴァティーナ」
メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20

弦楽四重奏:ハーゲン・クァルテット

           ルーカス・ハーゲン
           ライナー・シュミット
           ヴェロニカ・ハーゲン
           クレメンス・ハーゲン

ヴァイオリン:ヴェロニカ・エーベルレ
        セルゲイ・ハチャトゥリアン
        スヴェトリン・ルセフ
        諏訪内晶子
         レイ・チェン
        アラベラ・美歩・シュタインバッハー
        有希・マヌエラ・ヤンケ
        パブロ・フェランデス
        石坂団十郎

ピアノ/江口玲

会場:フェスティバルホール

日時:2016年9月9日(金)午後7時

 選ばれた演奏家たちによって、貸与されたストラディヴァリウスの名器を持ち寄り、その真価を発揮するコンサートが大阪のフェスティバルホールで開催される。ハーゲン・クァルテットが所有しているのが、世界で6組しかないと言われるストラディヴァリウスの弦楽四重奏セットの一つ「パガニーニ・クァルテット」。また、諏訪内晶子は、かつて名手ハイフェッツが所有していた、世界三大ストラディヴァリウスと呼ばれる「ドルフィン」で演奏する。

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