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★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2008-12-12 10:59:13 | コンサート情報

ハイドン:変奏曲へ単調
ベートーベン:ピアノソナタ第17番
ショパン:ピアノソナタ第3番

ピアノ:長岡純子

会場:津田ホール(東京)

日時:08年12月14日(日) 午後3時

主催:津田塾大学

 ピアノの長岡純子は、東京音楽学校(現東京芸術大学)入学後、レオニード・クロイツァーに師事。1949年卒業の秋、N響とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番でデビュー。1968年からオランダを中心に演奏活動を展開。1978年にN響との共演で日本に再登場する。1998年ユトレヒト音楽院教授の職を辞し演奏活動に専念し、日本に戻り定期的に演奏会を開催し、好評を博している。

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◇クラシック音楽◇スゼーのシューベルト:歌曲集「白鳥の歌」

2008-12-11 10:06:14 | 歌曲(男声)

シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」

バリトン:ジェラール・スゼー

ピアノ:ダルトン・ボールドウィン

CD:東芝EMI TOCE-7180

 シューベルトの歌曲集は「美しい水車屋の娘」「冬の旅」それにこの「白鳥の歌」が三大歌曲集として昔から親しまれている。「美しい水車屋の娘」は青年の青春の思いが歌に存分に込められ、聴くものを魅了してやまない。これはシューベルトの青春の思いであると同時に、年配のリスナーのほろ苦い青春の思い出にも通じる。これに対し「冬の旅」は実に重々しい。聴いていて息が詰まりそうになり、最後まで聴き通せない。シューベルトは死と常に直面して生きていたわけであるが、誰一人いない寒い寒い冬の道をとぼとぼと歩いていき、このままでは死しかありえないような、壮絶な思いを「冬の旅」は語りかけてくる。

 そして今回の「白鳥の歌」である。「白鳥の歌」はシューベルトの死の年に作曲された単独のリートを集めて、一つの歌曲集にしたものであるが、最初から歌曲集として作曲したかのような統一性のある、見事な仕上がりとなっている。シューベルトはもう死の恐怖を通り過ぎて、悟りのような境地にたどり着いたような感じすら受ける。そこには、昔の明るさが戻っており、静かな静かな精神が広がっている。シューベルトは我々に「人生なんて所詮ちっぽけな人間の思い込みに過ぎない。肩の力を抜けばもっと豊かな世界が見えてくる」とでも言ってるようだ。そんなわけで今の私には三大歌曲集の中で一番身近な存在なのが「白鳥の歌」だ。今、手元において繰り返し聴ている。

 このCDはスゼーのバリトン、ボールドウィンのピアノというゴールデンコンビによる「白鳥の歌」のCDで、私にとってはお宝CDなのだ。スゼーはフランス人なのにドイツ・リートを歌わせるとドイツ人以上に旨い。“ビロードのような音質を持つバリトン”と謳われたスゼーの歌声は魅力的だ。そして何よりもスゼーの声は「白鳥の歌」に素晴らしくよく調和する。ところで、このCDのライナーノートには「録音:1970年頃」と記載されているが、何故「頃」となったのか不思議だ。スゼー(1918-2004年)52歳頃の録音ということになる。(蔵 志津久)

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2008-12-10 08:54:39 | コンサート情報

 

                      <コンサート情報>


アルゲリッチ 室内楽の夕べ

シューマン:バイオリンソナタ 第2番/幻想小曲集
ベートーベン:ピアノ四重奏曲
ショスタコーヴィッチ:ピアノ三重奏曲

ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

バイオリン:ルノー・カプソン
ビオラ:リダ・チェン
チェロ:ゴーティエ・カプソン

会場:すみだトリフォニーホール(東京)

日時:08年12月16日(火) 午後7時

 このコンサートはいわく因縁があるようだ。08年のウィーン芸術週間は6月1日、ウィーン・ジークフェライン大ホールにマルタ・アルゲリッチと長女のリダ・チェン、カプソン兄弟を招いて行われる予定だったが、アルゲリッチに孫が生まれるという事情があり、急遽取りやめとなった。そこでキャンセルになったウィーンでのコンサートを東京で再現することになったのが、今回のコンサート。アルゲリッチはすみだトリフォニーホールがある街の情緒がお気に入りだそうだ。

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◇クラシック音楽◇ミッシャ・エルマンのハチャトゥリアン:バイオリン協奏曲

2008-12-09 09:14:30 | 協奏曲(ヴァイオリン)

ハチャトゥリアン:バイオリン協奏曲
サンサーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ

ヴァイオリンミッシャ・エルマン

指揮:ウラジミール・ゴルシュマン

管弦楽:Viena State Opera Orchestra

CD:VANGUARD CLASSIC OVC 8035

 このCDの発売は1959年6月で、あの“エルマン・トーン”で一世を風靡した著名なバイオリニストであるミッシャ・エルマンが弾いている。スキンヘッドの独特な容貌がこれまたなんとなく親しみが持て、スター的な要素にこと欠かないバイオリニストではあった。バイオリンの音そのものが聴くものにはっきりとアピールし、少しもあいまいなところがない。それでいて、独特の甘い香りが漂ってきそうな弓使いが、魅力をたっぷり含んでいた。

 エルマンが「どうだ、いい音だろう」とでも言っているような音づくりは、ショウマンシップたっぷりで、聴いていると精神が自然に高揚してくる。クラシック音楽なのに、何故かロックコンサートで会場が盛り上がったような感覚すら受ける。これからのクラシック音楽が発展を考えると、今後いい意味でのショウマンシップを持ったエルマンみたいな演奏家がたくさん出てきてほしいものだ。

 ところで、このハチャトゥリアンのバイオリン協奏曲を改めて聴いてみると、なかなかいい曲であることに気づく。親しみやすいメロディー、リズムが織りなす第一楽章、ロマンティックな香りが魅力的な第二楽章、そして軽快なバイオリンの音色が印象的な第三楽章。どれをとっても魅力たっぷりだ。バイオリン協奏曲というとモーツアルト、ベートーベン、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキーばかりが繰り返し演奏されるが、このハチャトゥリアンのバイオリン協奏曲はもっと演奏会で取り上げられてもいいのではと思う。バイオリンの音そのものを楽しもうとするなら、一番に挙げてもいいバイオリン協奏曲でなかろうかとさえ思えてくる。

 このCDには、サンサーンスの序奏とロンド・カプリチオーソがカップリングされているが、これはまさに“エルマン節”全開といった趣で、甘いバイオリンの音色に全曲が覆われ、しばし、現実の生活を忘れ、音楽の夢の世界に迷い込んでしまう感覚が堪らない。それに、このCDは50年ほど昔の録音であるにもかかわらず、音質が素晴らしく良く、現役盤としても十分に通用しそうだ。(蔵 志津久)

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2008-12-08 10:19:17 | コンサート情報

 

                     <コンサート情報>

シューマン・プラス~ロマン派の音物語

シューマン:幻想曲
リスト:ピアノソナタロ短調

ピアノ:田部京子

会場:浜離宮朝日ホール

日時:08年12月10日(水) 午後7時

主催:朝日新聞社/梶本音楽事務所

 ピアノの田部京子は、日本音楽コンクールで最年少で第1位に輝き一躍脚光を浴びる。東京藝術大学に進学後、文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルリン芸術大学に留学。ショパン国際ピアノコンクールで最優秀演奏賞など多くの受賞を得る。また、村松賞(音楽部門大賞)、新日鉄音楽賞など受賞。06年より上野学園大学教授(演奏家コース)も務める。

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2008-12-05 08:47:49 | コンサート情報

 

                     <コンサート情報>

東京オペラシティ+バッハ・コレギュウム・ジャパン 2007→2009ヘンデル・プロジェクトⅡ

ヘンデル:オラトリオ「ユダス・マカベウス」

指揮:鈴木雅明

テノール:櫻田 亮/ソプラノ:柏原奈穂/メゾソプラノ:マリアンネ・ベアーテ・キーラント/バス:萩原 潤

合唱と管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

会場:東京オペラシティコンサートホール

日時:08年12月7日(日) 午後3時

主催:東京オペラシティ文化財団

 題材は紀元前167年に起こったユダスの反乱で、異教徒の圧制に苦しむイスラエルの民が勇者ユダスに率いられ、異教徒を倒して自由と平和を回復するという内容となっている。ヘンデル61歳の傑作オラトリオで、当時から「メサイア」「サムソン」と並ぶ人気を誇っていた。バッハ・コレギウム・ジャパンは、オルガン・チェンバロ奏者の鈴木雅明が、世界の第一線で活躍するオリジナル楽器のスペシャリストを擁して1990年に結成したオーケストラと合唱団。

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◇クラシック音楽◇エリー・アメリンクの歌曲名曲集

2008-12-04 11:29:55 | 歌曲(女声)

メンデルスゾーン:歌の翼に
ベートーベン:君を愛す
R・シュトラウス:セレナード
マスネ:エレジー
シューベルト:野ばら

ソプラノ:エリー・アメリンク

ピアノ:ルドルフ・ヤンセン

 エリー・アメリンクは、我々の世代にとってはクラシック音楽のアイドル的存在であった。気品のある例えようもない美しい歌声を聴くと“クラシック音楽ってほんとにいいですね”という思いが自然に沸き起こってきてしまうほどだ。ここに収められている曲は、みな寛いで聴くことができる名小品ばかりで、理屈なく楽しめる。音楽はある意味で数学的な理屈の芸術かもしれないが、それを超えた自然な感情を思い起こしてくれるのがこのCDである。アメリンクはこれらの有名な小品を完璧なほどの歌唱力で歌いきっているが、リスナーにとってはそれが押し付けに聴こえず、何か安らぎを醸してくれるところに、このCDの不滅の存在価値がある。「もうこれ以上の歌い方ってあるのかな」という思いもするほどの素晴らしい出来栄えだ。

 このCDの終わりの方に、山田耕作の「からたちの花」が収められている。それもアメリンクがピアノ伴奏なしで、しかも日本語で(!)で歌っている。聴いてみるとこれもなかなかいい。我々日本人が子供のころから聴いてきたあの「からたちの花」そのままなのである。よく考えてみると山田耕作は“洋行帰り”の最初の日本人で、100%日本の土壌から生み出された曲とはいえないので、アメリンクが「からたちの花」をアカペラで歌ったからといって格段驚くことではないかもしれない。ただもっと考えてみたいのが、この西洋音楽の小品歌曲の傑作が収められているCDの中で、山田耕作の「からたちの花」は決して他の曲に比べ劣っていないし、肩を並べていることだ。クラシック音楽というと、日本の演奏家や作曲家は“亜流”と見られがちであるが、もうこの考え方は捨てた方がいい。

 このCDのライナーノートをみていたら、石井宏氏が次のようなことを書いていた。「たとえば“赤とんぼ”のメロディであるが、あれはシューマンの“序曲とアレグロ”の中の一節から取っている。だが、多くの日本人にとって“赤とんぼ”は決してドイツ・ロマン派の音楽には聞こえず、むしろ子供の時代への郷愁をそそる音楽として聞こえるはずである」と。あの「赤とんぼ」がシューマン原曲とはつゆ知らなかったが、もともと、芸術にしろ技術にしろまったくのオリジナルなどというのは、実のところほとんどない。子供は学校で模倣することで知識を得る。それが大人になったからといって、がらりと変わるはずがない。数年前ある日本の画家が、外人の画家の絵を模写したということで槍玉に挙げられたが、私には少々かわいそうに思えた。なにしろゴッホも広重の絵をモチーフにして作品を描き、今では世界的名画として通っているほどだから(実はその広重も模写をして有名になったのだ)。

 もうこの辺で、日本も“日本発クラシック音楽”を世界に向けて堂々と発信した方がいい。例えば、日本の合唱界では有名な「落葉松」(野上彰作詞、小林秀雄作曲)などは、世界の著名な歌手に歌ってもらえば、世界中で高く評価してもらえるはずだ。ただ、受身で待っていては誰からも評価されない。積極的に世界に紹介する努力をしないと。今年9月に日本人として初めてフランス国立リヨン歌劇場首席指揮者に就任した大野和士は、以前から自ら演歌好きといっており(私もそうであるが)、この前テレビで「矢切の渡しがあるオペラの一節とそっくりなことを発見した。これはノーベル賞ものですよ」と言っていたが、将来、演歌が世界中で歌われることだってあるかも・・・。(蔵 志津久)

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2008-12-03 08:55:30 | コンサート情報

 

                       <コンサート情報>

ベートーベン:ピアノソナタ第23番“情熱”
リスト:パガニーニ大練習曲
    ハンガリー狂詩曲第2番

ピアノ:アリス=紗良・オット

会場:浜離宮朝日ホール(東京)

日時:08年12月5日(金) 午後7時

主催:朝日新聞

 ピアノのアリス=紗良・オットは、ミュンヘン生まれ。4歳から本格的にピアノを学ぶ。1995年ドイツ連邦青少年音楽コンクールで優勝後、毎年のように権威ある音楽コンクール優勝を飾る。03年からバイロイト音楽祭に招かれ、ワグナー愛用のピアノでリサイタルを開催。現在ウィーン、ミュンヘン、ドレスデン、アムステルダムと日本を結びコンサートを行う。ミュンヘン在住。今回のコンサートは“ドイツ・グラモフォンCDリリース記念”として行われる。

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◇クラシック音楽◇フリッツ・クライスラーのバイオリン協奏曲集

2008-12-02 11:21:42 | 協奏曲(ヴァイオリン)

メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲
ブラームス:バイオリン協奏曲
ベートーベン:バイオリン協奏曲
パガニーニ:バイオリン協奏曲第1番

バイオリン:フリッツ・クライスラー

指揮:サー・ランドン・ロナルド(メンデルスゾーン)
   ジョン・バルビノーニ(ブラームス/ベートーベン)
   ユージン・オーマンディ(パガニーニ)

CD:英PAVILION RECORD LTD.,

 このCDはメンデルスゾーンが1953年、ブラームス、ベートーベンが1936年、パガニーニが1938年とまことに古い録音なのであるが、メンデルスゾーンとパガニーニは奇跡的にノイズが除去され、しかも音の響きに豊かさが残されており、現在のCDコンサートで再生されてもそんなに違和感なく聴くことができる(ブラームスとベートーベンは残念ながらノイズが酷く、現役盤とはいえない)。オーディオ技術が発達し、生の演奏と見まごうばかりのCDが発売されている現在でも、SP盤の愛好家は存在する。これは何故かというと、最新のオーディオよりSP盤のほうがなまなましく聴ける場合があるからだ。

 人間の耳は不思議なもので、自分が聴きたい音だけが大きく聴こえ、聴きたくない音は小さくなる。このことは補聴器を付けてみればすぐ分かる。補聴器はすべての音を拾うので、長時間使用すると苦痛になる。これと今のオーディオは同じことで、正確にすべての音を拾って再現はしているのだが、これが必ずしも心地よいかというとそうでもない。コンサート会場でバイオリン協奏曲を聴く場合、聴衆はバイオリンの演奏に集中し、オーケストラの音は背景にして聴く。SP盤は録音技術が低かったので、バイオリンの音の再現に集中して、オーケストラの音は背景の音として処理されている。これが逆に聴いていて心地よさにつながることがある。このCDのメンデルスゾーンとパガニーニはまさにこの典型的事例といってよい。

 ここでのクライスラーのメンデルスゾーンとパガニーニの演奏は、まさに神業ともいえる名演を聴かせる。ポルタメントの香りがして、なんともチャーミングな演奏に終始している。こんな演奏をするバイオリニストはCDでも生でも聴いたことがない。普通バイオリニストは弦を叩きつけるようにして演奏を行う。多くの場合、弦との格闘といってもいいほどだ。ところが、クライスラーは一切格闘はしない。バイオリンの弦があたかも自然に鳴り出すがごとく演奏を行う。私はクライスラー作曲のバイオリンの小曲が大好きなのであるが、演奏スタイルもまさにこれと同じく、まことに愛らしく、スマートで、セクシーですらある。このような演奏スタイルのバイオリニストは今少なくなっている。ただ、一回だけ久保田巧のコンサートで、彼女がアンコールで弾いたクライスラーのバイオリンの小品を聴いて一瞬“あっ”と感じたことがある。いま思うとクライスラーの奏法とそっくりだ。クライスラーのバイオリン小品を弾かせたら久保田巧は今、世界のトップクラスにあるのではないかと思う。

 ところで現在、バイオリンの国際コンクールとして、1979年から4年ごとにフリッツ・クライスラー国際コンクールが開催されている。これまでの日本人の入賞者を挙げてみると、第1回石川静(第3位)、清水高師(第4位)、小西朝ヤンコフスカ(第5位)、第2回久保田巧(第2位)、第4回樫本大進(第1位)、第5回小野明子(第5位)、石橋幸子(第6位)、第6回米元響子(第3位)となかなか健闘していることが分かる。今後これらに続くバイオリニストが生まれてくることを切に期待したい。(蔵 志津久)

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◇クラシック音楽◇コンサート情報

2008-12-01 08:18:25 | コンサート情報

 

                     <コンサート情報>

クリスマス・コンサート

フランク:天使の糧
ヘンデル:「メサイヤ」より
モーツアルト:「聖職者のための夕べの祈り」より
ブラームス:「2つのモテット」より
バッハ:おお、甘く慈悲深き幼きイエス
グルーバー:きよしこの夜
シュッツ:ドイツ・マニフィカート
ブルックナー:アヴェ・マリアほか

合唱:ドレスデン聖十字架合唱団

ソプラノ:森 麻季

会場:東京オペラシティコンサートホール

日時:08年12月4日 午後7時

主催:ジャパン・アーツ

 ドレスデン聖十字架合唱団は、ドレスデン聖十字架教会直属の組織としてスタートし、800年近い歴史を持つ世界で最も古い少年合唱団の一つ。9歳から19歳までの少年150人が在籍し、ソプラノ、アルト、テノール、バスの声域をそれぞれが担当している。現在の音楽監督(クロイツカントール)は、ローデリッヒ・クライレで、今回はオーケストラを伴わず、40名の来日となる。ソプラノの森麻季は、日本を代表する国際的ソプラノ。東京芸術大学・大学院終了。文化庁オペラ研修後、ミラノとミュンヘンに留学。プラシド・ドミンゴ世界オペラ・コンクール優勝をはじめ、多数の国際コンクールに上位入賞を果たす。

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