<コンサート情報>
~日本シベリウス協会創立40周年記念 シベリウス:オペラ「塔の乙女」(日本初演)~
<第1部>「塔の乙女」由来のコンサート
<第1部>「塔の乙女」由来のコンサート
シベリウス:オペラ「塔の乙女」序曲
シベリウス:歌曲
駒ヶ嶺ゆかり(メゾソプラノ)
シベリウス:歌曲
駒ヶ嶺ゆかり(メゾソプラノ)
・海辺のバルコニーで 作品38-2(編曲 / 山田美穂)
・アリオーソ 作品3
鈴木啓之(バリトン)
・フリッガに 作品13−6(編曲/小沼竜之)
・タイスへの賛歌(編曲/小沼竜之)
<第2部>
シベリウス:オペラ「塔の乙女」コンサート形式(日本初演)
指揮:新田ユリ
・アリオーソ 作品3
鈴木啓之(バリトン)
・フリッガに 作品13−6(編曲/小沼竜之)
・タイスへの賛歌(編曲/小沼竜之)
<第2部>
シベリウス:オペラ「塔の乙女」コンサート形式(日本初演)
指揮:新田ユリ
管弦楽:日本シベリウス協会創立40周年記念オーケストラ
(コンサートミストレス:佐藤まどか)
ソプラノ:前川朋子(乙女)
テノール:北嶋信也(恋人)
バリトン:鈴木啓之(代官)
メゾソプラノ:駒ヶ嶺ゆかり(城の奥方)
合唱:東京混声合唱団
会場:豊洲シビックセンターホール(東京都江東区豊洲2-2-18 豊洲シビックセンター5階)
日時:2024年11月29日(金) 午後7時(プレトーク:午後6時30分)
シベリウスが遺した唯一のオペラ「塔の乙女」は、1896年にヘルシンキで初演された。上演時間は40分弱の1幕ものオペラ。テキストはラファエル・ヘルツベリによるスウェーデン語の物語。代官によって塔に幽閉された乙女は、絶望の中でも恋人との愛を信じ続ける。合唱が神秘的な自然界の代弁者を担う。城の女主人の登場で急展開し、恋人との再会が叶った乙女は、愛の歓びに満ち、民衆と共に幸せな終幕を迎える。
指揮の新田ユリは、国立音楽大学と桐朋学園大学ディプロマコースにおいて尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、小松一彦各氏に師事。1990年「ブザンソン国際指揮者コンクール」ファイナリスト。1991年「東京国際音楽コンクール<指揮>」第2位。東京交響楽団において指揮者デビュー。2000年10月から1年間、文化庁芸術家在外研修生としてフィンランド・ラハティ交響楽団において、当時の音楽監督オスモ・ヴァンスカのもとで研鑽を積む。以後日本とフィンランドを拠点として指揮活動を行う。クオピオ交響楽団、ミッケリ市管弦楽団、ヨエンスー市管弦楽団、クリスチャンサン管弦楽団、南デンマーク・フィルハーモニー管弦楽団等北欧各国のオーケストラに客演。フィランドの歴史ある音楽祭からも招聘、2005年~2007年オウルンサロ音楽祭、2006年・2013年・2019年リエクサ・ブラスウィークで指揮。またゲルハルト・オピッツ、シプリアン・カツァリス等世界的ソリストとも共演。2015年〜2020年愛知室内オーケストラ初代常任指揮者。2017年南デンマーク・フィルハーモニー管弦楽団に客演し、ニルス・ゲーゼ生誕200年を記念したオールデンマークプログラムの定期公演を指揮。フィランドの歴史ある音楽祭からも招聘される。1995年~2020年母校の国立音楽大学において後進の指導にあたる。現在、日本シベリウス協会第3代会長。アイノラ交響楽団正指揮者。さらに桐朋学園大学指揮科特任講師、愛知県立芸術大学非常勤講師、相愛大学非常勤講師を務める。著書に「ポホヨラの調べ」(五月書房新社)。
(コンサートミストレス:佐藤まどか)
ソプラノ:前川朋子(乙女)
テノール:北嶋信也(恋人)
バリトン:鈴木啓之(代官)
メゾソプラノ:駒ヶ嶺ゆかり(城の奥方)
合唱:東京混声合唱団
会場:豊洲シビックセンターホール(東京都江東区豊洲2-2-18 豊洲シビックセンター5階)
日時:2024年11月29日(金) 午後7時(プレトーク:午後6時30分)
シベリウスが遺した唯一のオペラ「塔の乙女」は、1896年にヘルシンキで初演された。上演時間は40分弱の1幕ものオペラ。テキストはラファエル・ヘルツベリによるスウェーデン語の物語。代官によって塔に幽閉された乙女は、絶望の中でも恋人との愛を信じ続ける。合唱が神秘的な自然界の代弁者を担う。城の女主人の登場で急展開し、恋人との再会が叶った乙女は、愛の歓びに満ち、民衆と共に幸せな終幕を迎える。
指揮の新田ユリは、国立音楽大学と桐朋学園大学ディプロマコースにおいて尾高忠明、小澤征爾、秋山和慶、小松一彦各氏に師事。1990年「ブザンソン国際指揮者コンクール」ファイナリスト。1991年「東京国際音楽コンクール<指揮>」第2位。東京交響楽団において指揮者デビュー。2000年10月から1年間、文化庁芸術家在外研修生としてフィンランド・ラハティ交響楽団において、当時の音楽監督オスモ・ヴァンスカのもとで研鑽を積む。以後日本とフィンランドを拠点として指揮活動を行う。クオピオ交響楽団、ミッケリ市管弦楽団、ヨエンスー市管弦楽団、クリスチャンサン管弦楽団、南デンマーク・フィルハーモニー管弦楽団等北欧各国のオーケストラに客演。フィランドの歴史ある音楽祭からも招聘、2005年~2007年オウルンサロ音楽祭、2006年・2013年・2019年リエクサ・ブラスウィークで指揮。またゲルハルト・オピッツ、シプリアン・カツァリス等世界的ソリストとも共演。2015年〜2020年愛知室内オーケストラ初代常任指揮者。2017年南デンマーク・フィルハーモニー管弦楽団に客演し、ニルス・ゲーゼ生誕200年を記念したオールデンマークプログラムの定期公演を指揮。フィランドの歴史ある音楽祭からも招聘される。1995年~2020年母校の国立音楽大学において後進の指導にあたる。現在、日本シベリウス協会第3代会長。アイノラ交響楽団正指揮者。さらに桐朋学園大学指揮科特任講師、愛知県立芸術大学非常勤講師、相愛大学非常勤講師を務める。著書に「ポホヨラの調べ」(五月書房新社)。
ヴァイオリンの佐藤まどかは、北海道、旭川市出身。東京藝術大学附属音楽高校、同大学、同大学院博士後期課程修了。この間イギリス、オーストリア、フィンランドにて研鑽を積み、2005年シベリウスの研究で博士号(音楽)を取得。1992年第44回「プラハの春国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門特別賞、1995年第7回「シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール」第3位をはじめとして受賞多数。ウィーン・コンチェルトハウス、フィンランド・オウルンサロ音楽祭やシベリウス・イ・コルポ音楽祭への出演、2007年にはフィンランド、イギリスへのツアーや「シベリウスの真実」をプロデュースし、ヴァイオリン・コンチェルトの初稿ピアノ編の世界初演やピアノ・トリオの日本初演など、意欲的な演奏活動を展開。2012年北海道文化賞奨励賞受賞。上野学園大学講師。日本シベリウス協会理事。