★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

●クラシック音楽●コンサート情報

2024-03-04 09:40:02 | コンサート情報



<コンサート情報>



~金川真弓(ヴァイオリン)&小菅優(ピアノ) デュオ・リサイタル~

モーツァルト:きらきら星変奏曲 KV 265(ピアノ・ソロ)
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 作品30-2
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 ホ短調 作品27-4(ヴァイオリン・ソロ)
ファリャ:7つのスペイン民謡
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ

ヴァイオリン:金川真弓

ピアノ:小菅 優

会場:彩の国さいたま芸術劇場

日時:2024年3月16日(土)午後3時

 彩の国さいたま芸術劇場は1年半の大規模改修を終え、2024年3月にリニューアル・オープンした。装いも新たにした音楽ホールに、日本に留まらず国際的に大きな注目を集める2人の実力派音楽家が登場。

 ヴァイオリンの金川真弓は、ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始め、その後ニューヨークを経て12歳でロサンゼルスに移る。ハンス・アイスラー音楽大学で学ぶ。2018年「ロン=ティボー国際音楽コンクール」第2位および最優秀協奏曲賞を受賞、2019年「チャイコフスキー国際コンクール」第4位入賞で、一躍注目を集める。これまでプラハ放送交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団などと共演。現在はベルリンを拠点に演奏活動を展開。

 ピアノの小菅 優(1983年生れ)は、東京都出身。東京音楽大学付属音楽教室を経たのち、1993年よりヨーロッパに在住。現在はヨーロッパを中心に世界各地で活動している。ベルリン交響楽団、フィンランド放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、フランス国立管弦楽団など、ヨーロッパ一流のオーケストラとの共演を果たしている。小菅の場合コンクール歴はなく、演奏活動のみで国際的な舞台まで登りつめた、めずらしいタイプのピアニスト。2006年ザルツブルク音楽祭で日本人ピアニストとして2人目となるリサイタル・デビューを果たした。2014年「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズ」により「芸術選奨新人賞」音楽部門受賞。
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