地這いゴーヤ

　台風の影響でしょうか。風が強くて、その割りにさっぱり涼しくない。あっつい暑い。早く行ってしまってくれ～～っ。

　盆の提灯を持ってきてくれる人がいるので、野良仕事は休みで静かに家の中に待機しています。でも今日来るとは限らない。おかげさまで堂々とゆっくりできます。「ローマ人の物語」はどんどん読み進めます。地図を探してその土地を見たりしながらですから、さっぱり進まないです。なにせ、いくらネットで調べても当時の詳しい地図などはゼロではないのですが、めったにありゃしない。時間ばかり虚しく暑く過ぎていくのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ローマなんて遠いとおい世界だからと思っていたのですが、ちょっと気になって読み始めてみたら、どんどんどんどん深みにはまっていくのです。塩野七生（ななみ）さんは魔術師ですね。

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　別な本。「剣客商売」というのは藤田まことが出た時代劇テレビドラマなのですが、なかなか面白かったです。衛星放送でも見ました。このドラマは以前にも作られたようです。俳優はだれだったか忘れましたが、たぶん伊藤雄之介だったかと思います。その原作を読む機会がありました。「気晴らしに読んだら。」と息子が持ってきてくれました。

　「テレビで見たから。」と思って保留にしておいたのですが、ちょっと読み始めたら、これもズルズルズルズルと引きずり込まれてしまいました。もっとたくさん後編があるようですが、読むのは一冊だけで終わりましたが、なかなか良かったです。

　その中でちょっと思い出したことがあったのでひと言。息子の大次郎が、まいにち根深汁ばかりたべていたのですが、農家の人がタニシをくれて、それが汁の中に入っていたのでしたが、これが実に美味いという話。当時は田んぼには薬品など使わなかったから、タニシは大切な蛋白源として食べられていたんですね。今はほとんど食べられませんね。食べてみたいです。たぶん、貝の味なんでしょうね。昨夜は久しぶりに、従兄弟が持ってきてくれたドジョウを食べましたよ。懐かしい味でした。

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　野良のことばかりで、話が単純化するのが嫌なので、雑談ばかり多くなっています。

　　

　草むしりをしていたら、こんな芋虫がいました。なるほど、近くの葉っぱが食べられています。これは何になるんでしょうか。きれいな蝶になるのかな。さっそく取って、ポイと投げてやったら鶏がよろこんで食べていました。暇なら虫かごにでもいれて観察すれば良いんでしょうけどね。そんな気持ちのゆとりなんか、この雑草をみたらとてもありません。

　　

　地這いにしたゴーヤです。どうともなれやと思って敷き藁だけは敷いてやりました。勝手に広がって花がさいています。まるで雑草ですね。取らなくて良い雑草のようなものです。

　　

　陰になると、写真の色が変わりますね。トリミングなどの加工はしていませんよ。で、葉っぱの陰でひっそりと実ができつつありますね。今年、これで成功したら、来年からは棚などもう作りません。これが一番楽で～～す。出来たものは、まさにゴーヤにちがいないでしょうから。まさかキュウリになったなんてことはないですよね。ズッキーニなら歓迎ですけど。←調子に乗るなっ。アイーン。