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ES細胞で新薬安全確認 サルの心筋細胞=リプロセル社

2007年06月14日 | 創薬
 新しい薬が不整脈を起こさないかどうかを調べる開発段階で欠かせない確認試験に、サルの胚性幹細胞(ES細胞)から分化させた心筋細胞を使う事業を始めると、バイオベンチャー企業「リプロセル」(東京都港区)が14日、京都市内で発表した。

 同社によると、新薬候補の化合物が不整脈を起こさないかどうかを調べる試験を製薬会社から請け負い、カニクイザルのES細胞から分化させた心筋細胞に化合物を投与、電気信号を調べる。

 これまでは遺伝子操作でつくった細胞を使っていたが、ES細胞を分化させた心筋細胞は拍動するなど本物に近く、より正確で費用は従来の半額で済むという。

 京都大と共同研究している特定非営利活動法人(NPO法人)「幹細胞創薬研究所」(京都市)が、サルES細胞から心筋細胞を効率的に分化させることに成功。リプロセルは同研究所から技術の使用許可を得た。

[共同通信 / 2007年06月14日]
http://www.47news.jp/CN/200706/CN2007061401000807.html

新薬安全確認にサルの心筋細胞 本物に近く、ES細胞から分化(共同通信) - goo ニュース

株式会社リプロセル ホームページ
http://www.reprocell.com/


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