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赤ワインの抗酸化作用、被ばく治療にも効果か=ジョン・ホプキンス大学

2008年09月24日 | 食品・栄養
 [ワシントン 23日 ロイター] 赤ワインやフルーツに含まれている抗酸化物質が、放射線の被ばく治療に役立つかもしれない。米国の研究者が23日に研究結果を報告した。

 マウス実験によると、抗酸化物質のレスベラトロールをアセチルによって変化させたとき、被ばくによる被害を一部で抑制することができたという。

 放射性腫瘍(しゅよう)が専門で、研究のリーダーであるジョン・ホプキンス大学のジョエル・グリーンバーガー医師は、この方法で製造される薬が、大規模な放射能漏れなどの緊急事態に活用できると考えている。

 同医師は「今のところ、被ばくを食い止めたり、中和したりする薬は存在しない。私たちの目標は、有効かつ中毒作用のない、一般向けの治療を開発することだ」と声明の中で語っている。

[ロイター 2008年09月24日]
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-33914020080924


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