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突然変異?黒いモンシロチョウを発見=京都のアマチュア・カメラマン

2008年05月07日 | 生きもの色々
 京都府城陽市の会社員林達也さん(46)が、自宅近くの川の土手の草むらで見慣れない黒いチョウを見つけて撮影した。専門家によると、姿や形がモンシロチョウに似ており、突然変異で黒色に変わった非常に珍しいケースとみられるという。

 半年ほど前から趣味で昆虫や鳥を撮り始めた林さんは3月30日午前、翅(はね)の長さが3センチほどの黒いチョウを見つけた。目だけ白っぽい変わったチョウで、インターネットで調べても名前は分からなかった。「まさか黒いモンシロチョウがいるなんて。ビギナーズラックです」と驚く。

 写真を見た大阪市立自然史博物館の金沢至・主任学芸員は「本来は白っぽい翅に黒い斑紋などがあるモンシロチョウの成虫が、突然変異で黒色に変わった『黒化型』と言われるもので、非常に珍しい」と語る。名和昆虫博物館(岐阜市)の名和哲夫館長も「ここまで黒いものは、なかなか見られないのでは」と話す。

[朝日新聞 / 2008年05月07日]
http://www.asahi.com/science/update/0506/OSK200805060019.html


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