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遺伝子操作でガンにかからないマウスの製作に成功=ケンタッキー大学

2007年11月29日 | 遺伝子組替マウス
【Technobahn 2007/11/29 14:33】米ケンタッキー大学の研究グループが遺伝子操作を加えることによりガンにかからないマウスの製作に成功していたことが28日までに学術専門誌「Journal Cancer Research」に掲載された論文により明らかとなった。

 研究グループは「PAR4」受容体に着目。PAR4の活動をより活発化させる遺伝子操作を加えることによって癌に対して抗生があるマウスを製作することに成功した。

 研究グループではPAR4受容体を活性化させる遺伝子操作を加えたマウスは癌にかかることなしに、また、遺伝子操作を加えない通常のマウスに比べて長く生存したと述べている。

 癌治療の画期的な成果となる可能性も秘めているこの研究、ケンタッキー大学の研究グループでは、この遺伝子操作の方法をヒトに応用することも十分に可能だと述べているが、PAR4受容体が癌細胞に与える影響を調べるためには今後、更に多くの研究調査が必要だとも述べている。

[technobahn / 2007年11月29日]
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200711291433


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