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医学研究関連記事の新聞紙面から切り抜き
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バイアグラに恋愛感情を高める働き?=ウィスコンシン大学マディソン校(米国)

2007年08月24日 | 心のしくみ
ワシントン──男性の勃起(ぼっき)不全治療薬「バイアグラ」に、男性の恋愛感情を高める可能性があると、米ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが23日、米生理学会誌に発表した。バイアグラを投与したラットで、恋愛感情に関連するホルモン「オキシトシン」の増加が認められたという。


社会行動を調節するホルモンとして知られる「オキシトシン」には、養育や出産のほか、性的な喜びに関連するとされている。


ウィスコンシン大学のメイヤー・ジャクソン生理学教授が率いる研究チームは、バイアグラの主成分クエン酸シルデナフィルをラットに投与。その結果、オキシトシンのホルモン・レベルが上がったという。


ジャクソン教授は、「バイアグラのような薬には、勃起不全に効く以上の作用があるかもしれない」と話し、「この論文を読んだ人々が、私たちの研究をさらに発展させて、他の動物や人間でも確認してもらいたい」と述べている。

[CNN/ロイター / 2007年08月24日]
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200708240023.html


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