大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

恵那山 2191m

2010-08-07 00:00:00 | ~ 日本百名山 ~

2010年7月24日25日 晴れ メンバー4名


軟弱登山隊 この恵那山に登る

午前零時 某所出発 神坂峠登山口で仮眠
6:00スタートだったかな?
駐車場から先は通行止めの為 それ以上中には車両は入る事は出来なかった
本谷川沿いの舗装道を登山口まで歩いて行く トンネルを抜けると
陥没した道があった そこを過ぎると 恵那山登山口の看板がある

登山口から本谷川を渡ると直ぐに 急勾配の険しい登りが待ち構えていた
2週連チャンの重たいザック おまけに風もなく クソが頭につくくらい蒸し暑い
軟弱登山隊は エッチラ オッチラ 急勾配を上がってゆくと・・・

恵那山は水場がない そして小屋泊りの予定なのでザックの中は食料と2日分の水で
かなりの重さになって居た



恵那山山頂に到着した
第一声 「これが山頂?」噂には聞いていたけど・・・マジ?
展望台からは何も見えない! 少々休憩 


山頂から10分か15分程の場所にある避難小屋でお昼にしましょう、と先を急ぐ
何を企んでいるの?




避難小屋到着 11時前だったような?
避難小屋には誰も居ない 靴を脱いで小屋の中へあがってしまった
これがいけなかったのか? 食事の用意を進める
この先 富士見台高原の方へ抜ける予定 ここからまだ4時間強は歩かなくてはならない
 この暑さと重いザックを担いで 後4時間?

軟弱登山隊は 既に動く気がない・・・
リーダーさんのOKが出た 「今日は この小屋泊にしよう!」 
その声を聞いた 軟弱登山隊はザックから持って来たアルコールを出して
まだ11時だと云うのに宴会が始まってしまった・・・

そして小屋でお昼寝 
夕方起きて また食事しながら乾杯 7時には既に夢の中
一体・・・何しに来たんだぁ~って言われそうだけど
たまには いいよね こんなまったり のんびり山行も・・・?
ダメ?


避難小屋裏手の小高い場所から ご来光


下山途中に見た御嶽山




帰りの渋滞に巻き込まれたくなかったので 温泉はパス
駐車場下の本谷川で それぞれが それぞれの場所で行水して着替える
川の水が冷たくて気持ちが良かった こんな所で行水して着替えたのは初めてだった

お蕎麦やさんに寄り お疲れさま・・・

 


燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳

2010-08-06 12:45:06 | 北アルプス縦走

2010年7月19日 縦走 3日目 晴れ

【蝶ヶ岳 ~ 徳沢 ~ 上高地 ~ タクシー 沢渡駐車場 ~ 中房温泉駐車場】

山の朝は早い しかし!


昨夜はテントを飛ばされるのではないかと思うほど 風が強い夜だった
何度も風の音とテントのバサバサ云う音で目が覚めてしまった

朝になっても風が強かったので さっさとテントを撤収してヒュッテの裏手で
朝食を摂った 今朝 登って来たと云う方からトマトを頂く

6:30スタート テント場から直ぐの蝶ヶ岳へ

蝶ヶ岳 2677m 

蝶ヶ岳から御嶽山

蝶ヶ岳から乗鞍岳

蝶ヶ岳から焼岳

蝶ヶ岳からヒュッテとテント場

この山並を脳裏に焼き付け これでさらばじゃ・・・
(ちょっと寂しい )

今日は縦走最終日 下界に下りれば温泉に入れる喜びと
この大自然の中に身を置いていた丸2日間の
夢の様な現実が交差して複雑な心境

長塀尾根で徳沢まで下山です
蝶ヶ岳から徳沢までは 丸っきり視界がない 
背丈程のハイマツの中の藪漕ぎ こりゃぁ~ 凄い!やっと正規のコースに出ると
妖精の池が登山道の脇にあった 妖精が居る様には思えなかったが?
高山植物が沢山 咲き誇っていた 

長塀山 7:30 休憩

展望のない急勾配の樹林帯をジグザグに黙々と下る  
このコースは長い!段々 飽きてくる 登りは結構大変そうだ・・・

遠くで川の流れる音がしてきた・・・
徳沢園の屋根が見えてきた・・・ 


やったぁ~ 着いた! 
徳沢 9:30着 お疲れ様・・・
徳沢園で食事をして休憩 ホットする

2泊3日ですべてのパワーを出し尽くした
この冷たい川の水と緑に 次へのパワーを貰った

梓川のほとりを縦走の疲れを癒しながら ゆっくり歩きたかったが・・・

今度は ゆっくり写真撮りながら 歩こうね・・・

合羽橋から

三連休とあって 合羽橋は凄い人・人・人・・・だった
観光客を掻きわけながら 明神 上高地と歩いて行った

上高地からタクシーに乗り沢渡駐車場まで 沢渡で温泉に入り サッパリ
中房温泉まで行き お疲れ様 解散

高速に乗る手前で 天ざる定食を食べた
海老が大きくて 美味しかった


5:30 この辺り 何処の辺りだろう?  まだ流れていましたが
その後・・・
中央高速 35キロの大渋滞に嵌ってしまった
縦走帰りのお疲れのところ 大渋滞に嵌り 運転お疲れさまでした 

          
                                           
                                        ・・・  完  ・・・


燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳

2010-08-05 20:47:02 | 北アルプス縦走

2010年7月18日 縦走2日目 晴れ

【大天井岳 ~ 常念岳 ~ 蝶ヶ岳】

6:15スタート 重たいザックを担ぎ 今日も一日 頑張りましょう ♪

遠くに富士山を望む
朝のスガスガしい冷たい空気に触れながら 東大天井岳までの緩やかな稜線をゆく

スタートして1時間程 雪渓が出現し

西を見れば槍ヶ岳


ほんの少しだけの雪渓歩き 下からあがってくる冷気が気持ち良い 

涸沢カールに穂高
今年はカールの所の雪が多いねって誰かが言ってたけど
「ふぅ~ん、そうなの?」って感じ だって去年は知らないし

7:30 東大天井岳へ登る手前 絶景のパノラマに圧巻 アァ~ングリ ポッカ~ン

東大天井岳の登り 左右はハイマツの海 
関西からバスで来た単独の女性とお話


横通岳を過ぎると 遠くに赤い屋根の常念小屋が眼下に見え ホットする 休憩が出来るぞぉ
四国から来た団体さん達とすれ違う


 常念小屋で小休止 岩だらけの道を上る為 小屋で極冷えの「なっちゃん」を買って
水分・糖分を補う ゴクゴクゴク 冷たくて美味しくて顔が緩む 

9:00スタート ザックを背負いながら 石コロだらけの急な登りを見上げ・・・ 
これ登るのねぇ~ サッサと登り上がってしまいたい そんな衝動でした

1/3程登ったところで後ろを振り返り そして上を見上げ まだまだねぇ~と、心で思うが
まだ元気です


常念小屋まで下りてきた尾根道


後 少しだ頑張れ・・・


小さな祠がある 常念岳 2857m 10:30着
山頂は狭い 人がウジャウジャしていたので 少し下がった場所で休憩
この日の目的を1つ達成 これから先もまだ長いが ここち良い疲労感を味わう


この稜線を歩き蝶ヶ岳へ 後ひと踏ん張り? イエイエ違います まだまだです

途中 常念岳を見上げた瞬間 威圧された この山を上って下りたんだと仰天! 

そして・・・

蝶槍までの試練が待ち構えていた・・・ 


時は正午過ぎ 上からは容赦なく太陽が照りつけ とにかく暑い!
水分を摂り過ぎて食欲もあまりない
蝶槍までは樹林帯の中 風通しもあまりなくアップダウンを繰り返す
足が徐々に重たくなってきた 前の人から遅れてくる ヤバイ!バテテ来た
ウェストポーチに忍ばせて置いた ゼリー状のアミノバイタルを口にくわえ呑みながら上がる
無性にホットコーヒーが呑みたくてたまらなくなる
途中で無理やり胃に物を流し込み ホットコーヒーを呑む

どうにか乗り越え 辛い登りのピークを越した所で 前日の夜テント場で一緒になった
ギャルと遭遇し ヒュッテでまた会おうね・・・と挨拶して別れる


眼下に梓川が見える 広々とした場所に出た瞬間 
あの樹林帯の中の登りから やっと解放された! 
手を広げ解放された喜びを叫びたかった
写真を撮る余裕も出た  
あの辛い登りは 一体なんだったのかぁ~ 


ヒュッテまで 後少しだよ・・・
でも・・・
テント場は 凄い混雑らしいです 張る場所があるのかな?

瞑想の丘を通り抜けると・・・


遂に!とうとう やったぁ~ \(◎o◎)/
ヒュッテ到着です 生き延びた・・・

テント場は 超満員 張る場所があまり残ってない
テント場から少し下がった場所に設営して
小屋の中の小さなスペースのテーブルでお疲れ様
近くには大天井岳テント場で会ったギャルも居た 
2日目と云う事もあって話が盛り上り賑やかな宴会となった



   
                                         ・・・ 続く ・・・
                


燕岳~大天井岳~常念岳~蝶ヶ岳

2010-08-04 21:31:47 | 北アルプス縦走

2010年7月18日 縦走2日目 

前日の疲れもなく 大天井岳テント場での夜明けを迎えた


夜明けのシンフォニー

ファインダーの中から雲上散歩に出てみると

雲の上から顔を出してる 山々が真っ赤に燃えてきた  



朝もやにかかる安曇野

槍が岳

さて・・・
そろそろ 本日のテント場 蝶ヶ岳へ向かって出発しますかぁ~

                                          ・・・ まだ 続きます ・・・

燕岳(二百名山)~大天井岳(二百名山)~常念岳~蝶ヶ岳

2010-08-03 01:55:55 | 日本二百名山

2010年7月17日 縦走1日目 
燕岳 ~ 大天井岳編

空は青く 真っ白な登山道 何かを奏でる様な軽やかな足取り


燕山荘から10分程で有名なイルカに出会えた・・・ 
青空に向かって 今 飛び出してきたかの様なイルカ 何を訴えているのであろうか?


メガネ岩  雲がなければ メガネ岩から槍ヶ岳が覗けたのに・・・

 
南国の白い砂浜を歩いてる様な錯覚に一瞬陥った
凄い綺麗 こんな白い山を見たのは初めてだ 感激しながら歩を進めた
背には重たいザックもない 解放感に満ちていた


燕岳 2763m すがすがしく爽快な気分
狭い山頂は 人のラッシュ状態 写真を撮って直ぐに退散 
この山頂で もう少しゆっくりしたかった

燕岳から下りて 燕山荘から写した槍ヶ岳
雄大な山並みを眼前に望み 昼食を摂りながら贅沢な時間を過ごした

前方に槍ヶ岳を見ながら 憧れの表銀座の稜線を歩む
途中 大きな岩と岩の隙間を通る 今思えばあれがカエルに見えると言われている蛙岩だったのか・・・ 


12:30 大下りの頭 休憩


ハイ松の中を 石で滑りやすい下り坂を下りると 岩場の登りの連続になった フゥ・・・

切通岩までは緩やかな稜線が続く 遠くで雷が聞こえてきた 前方も霧で視界が悪くなる
早く大天井まで行かなければ・・・と焦る


鎖場を下り 階段を上がる この辺りに「喜作レリーフ」の碑があったらしいが気が付かなかった

大天井岳の登りが始まるので 階段を上がったところで少々休憩 薄ら街並みが見えた


歩いてきた稜線 良くこんなに歩いたものか・・・と感心するが
山頂はまだなのよねぇ~ 

大天井岳 2922m
やっと着いた 燕岳~大天井岳までは結構距離があり 長かった


大天井岳から小屋とテント場



そして この日の寝床
テント設営中 雨が降ってきて一瞬焦った!が直ぐに雨もあがり
夕食にしましょうか・・・?
しかし! あまり食欲がない 缶チュウハイを1本買って 皆のおつまみを出し合いそれを摘まみながら プチ宴会
誰かが 何処かで声を掛けたのか 若いギャルが1名加わり 4人でワイワイ語りあった
この彼女とは 翌日も一緒 約1名 喜ぶ人がおったとさぁ~

おやすみなさぁ~ぃ

                                          ・・・ 続く ・・・