大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

中国/上海・無錫・蘇州 ♯3

2016-09-24 23:24:24 | 中国・上海・無錫・蘇州

 平成28年8月20日(土)

 

無錫・蘇州から再び上海に戻って来ました。

 

上海は、日本からも近く身近な存在でしたが、

色々な感覚が入りまじり、自分自身の中では遠い異国、上海でもありました。

朝の高速道路は、通勤ラッシュの為 渋滞が続きます。

朝のラッシュ帯の高速道路は、上海ナンバーでなければ 通行できません。

まず最初に行った場所は、上海美術館。

中国の長い歴史を物語る数々の貴重なコレクションが展示されている博物館です。

 

まったく興味のない場所なのに、ジリジリとした直射日光を浴びながら、

長い列に並ばなくてはなりません。 勘弁してくださいよ!

そんな中、決して割り込みとかしてこなかった中国人達。 ちょっと見直しましたよ。

 

 

そう上海に住む富裕層達は、日本に旅行に行っている人が多く

日本の文化・マナーを体験し、きちんと整列して順番を待つ、って事を学んでいる人が多くなって来ているそうです。

・・・が! 美術館の中のトイレは、並んでいてもスキあれば、先に入られてしまいました。

まだまだ、この様な人も沢山いると云う事です。

新天地、モダンでおしゃれな雰囲気が楽しめるエリア。

旧フランス租界の建物を修復し,当時の街並みを再現したおしゃれな場所。

新天地は、欧米人や日本の駐在員が休みの日によく来る場所だそうです。

ここは観光客向けというより、上海在住者の憩いの場となっています。

日本人にも、とても馴染みやすく、一昔前の中国とはとても思えません。

お洒落なカフェやブティック、ヨーロッパ的な感覚もあったり、

日本で言えば、日比谷や原宿って言った感じでしょうかね。

今、日比谷・原宿なんて、殆ど行きませんが・・・。

外灘遊歩道のデッキから。

テレビの映像で良く観る上海。

黄浦江の向こう岸は、アジアで一番背の高い東方明珠塔というテレビ塔のある浦東新区です。

今まで中国人・国に対して、物凄い偏見があったけど、やっぱり来て色々な意味で

偏見という感覚的なものが、みるみる変わってきていた。

やっぱり、来てよかった。

ちょっと、遊んでみたり・・・。

ヨーロッパ的な建物。

上海市を南北に流れる黄浦江の川伝いに立ち並ぶ高層ビル群

遊覧船がかなり多く出ていました。

休日と夏休みが重なり、多くの人で賑わっていた外灘

これは、まだ序の口 夜は夜景見物の人で大変な人混みでした。

森ビルの展望台からの夜景

上海タワーに森ビル。

上海に来たかった理由の一つに、

日本の森ビルが開発した,地上101階建て、高さ492mという超高層ビルが見たかったのです。

海底トンネルで対岸へ行きます。片道50元なので、安くないですよね・・・

モノレールのような乗り物です。

外灘から西方向にある静安寺まで、5キロメートル以上に渡ってある、上海随一の繁華街が南京路です。

南京路は、高級ブティックが建ち並ぶ日本の銀座に似ていて、上海の中心エリアです。

中国の夏休みと休日が重なり、物凄い人・人・人・・・

日本で言うと、まさに花火帰りの人混み、くっついて歩いてないと迷子になってしまいます。

パワードジョンソン虹橋エアポートホテル

中国最後の夜のホテルは、超豪華なホテル

現地の添乗員さんが、このホテルは超豪華ですよ!って、自慢していただけあります。

お決まりの如く、ビール飲んで おやすみなさい!

 

翌21日(日)

経済成長が著しく早い上海ですが、ホテルの部屋の窓を眺めてみると、

これから発展するであろう、未開拓地もある。

数年先 この場所にも高層ビルがぎっしり建設されているのだろう。

また、そんな違いを観に来ても楽しいだろうな。

空港へ

上海虹橋国際空港到着

30分遅れで離陸。

帰りは偏西風に乗る為にあっと云う間に日本へ。

 

中国人は声が大きい!うるさい!とかエネルギッシュだなとか、マナーが悪いとか、

日本人が、おもうようなことを私も一通り思っていた。

でも今思えば実は日本的な見方に偏っていたのかもしれない。

中国を旅行して、そんな気になってきた。

 

今回の旅行で、一番 気になり心配だったトイレ事情。

上海・無錫・蘇州では、汚くて入れない場所はなっかったので、救いであった。

観光場所では、添乗員さんが「ここの公衆トイレは日本人にも入れます。」って、教えてくれたので。

 

中国って、じっくり見ると意外と面白い国かもしれない。

そんな印象の中国でした。

 

 


中国/上海・無錫・蘇州 ♯2

2016-09-23 23:23:23 | 中国・上海・無錫・蘇州

 平成28年8月19日(金)

無錫から蘇州へ。

 

朝からクソ暑い! 前日より蒸し暑く感じます。

本日も、灼熱地獄となりそうなので、日本では二の腕 丸出しのノースリーブは流石に着れませんが、

この灼熱地獄の蒸し暑さには、もう耐えられません。

4月に行ったカンボジアも暑かったですが、カンボジアは未舗装の道路とジャングルに覆われている場所なので、

中国ほど湿気がなかったように感じましたが、中国の湿気は日本の湿気よりも手強い気がします。

 惠山古镇

石畳をぶらぶらと散策、ここは40分程のフリータイム。

ブラブラ歩きしていたら、ポスト発見! 中国のポストは緑なのです。

日本の赤いポストのパクリか?

池には蓮の花が咲き、上野不忍池を思わせる風景である、太湖湖畔散策。

蓮の花が咲き綺麗な雰囲気の庭園。

無錫は演歌歌手 尾形大作が“無錫旅情”

「上海蘇州と 汽車に乗り太湖のほとり 無錫の街へ・・・」と、唄い

無錫の街が有名になったとか。

作詞・作曲した中山大三郎が、実際に上海・蘇州・無錫と旅をして作詞した唄だそうで、

歌詞にもある太湖の畔で、現地ガイドのリーさんが歌って披露してくれました。

このガイドさん18歳から日本語の勉強しているだけあって、

日本語がとてもお上手、歌も上手でした。

私と同年代です。私も18歳の時から異国の言葉を習っていたら・・・と、後悔!

昔、職場に数ヶ月、上海娘が居た時があったけど、その彼女も 凄い勉強家だった事を思い出し、

中国人女性は、勉強家で負けず嫌いな人が多いのかな?

私、素足でこんなミニスカート履けません!若いっす!

 

 

このガイドさん、バスで移動中 愉快なお話しをしてくれました。

中国のある漫才師のお話しです。

中国人女性の理想の結婚相手は、美男子ではありません!って事。

1.牛の様に良く働き 2・犬の様に忠実で 3.羊の様に大人しく 4.豚の様に文句を言わず食べ  

後1つあったのですが、忘れました。

この話しを聞いていたツアーの男性、「家と一緒だぁ~」って声を張り上げておっしゃっていました。笑い

 

愉快なガイドさんとは、ここでお別れ。

無錫市の市中心部には古い歴史をもつ南禅寺という寺院がある。

多くの観光客が訪れる観光スポットのひとつになっています。

南禅寺と聞くと京都を思い浮かべてしまうが、ここは中国・無錫。

街中もとても清潔感があり、とても綺麗です。

中国のイメージが徐々に変わってきています。

この真っ赤な提灯を観ると、思いつくのが長崎です。

南禅寺の境内。日本のお寺とまったく変わりありません。

南禅寺で有名なのが、高さ43メートルの妙光塔。

特別、これっ!ってものもありません。

山塘街

白壁に黒屋根、山塘街は蘇州旧市街でも昔ながらの水郷の風情が残っています。

流れている水は濁って汚いけど、こんな風景とっても好きです。 

この運河から一歩、道に入ると飲食店を中心に商業街が展開されているが、

また、昔ながらのひなびた建物や橋が残る場所もある、こちらもそろそろ整備の手が入るそうで、

昔ながらの風情を見ておきたいなら今!です。

この方、現地添乗員のリーさん。

最終日までお世話になりました。

虎丘

虎丘は、蘇州の城外西北に位置する標高30メートルあまりの小高い丘。

太古の時代には海中の小島であった場所。

丘の上には蘇州のシンボルである雲岩寺塔(別名 虎丘塔)、聳え立っている。

高さ48メートル、八角七層の古塔は中国で最も古い塔の一つで、中国のピサの斜塔とも言われている。

この狭い道を、画像の3輪車がもの凄いスピードで飛ばして来ます。

ぼっーとして歩いてると、けたたましい音のクラクションを鳴らされちゃいます。 

 

 

ひやぁ~、もう暑くて耐えられん!

バスの中でいつでも買えるようにと、クラーボックスの中に水とビールが用意してあります。

次の移動中の間、バスの中でビールを買い グビグビと一気に飲み干す。

うめぇ~、たまらん!

蘇州・耦園

耦園は夫婦の隠居所的な場所なのかな?

大きな庭園ではないですが,西と東に分かれていて,しかも細かく仕切られているので,ぐるぐる回って見るところが多かったです。

水郷の街だけあって、何処に行っても良い雰囲気があります。

飾り窓が面白いですね。

蘇州・京杭運河

世界で一番古く長い人工運河、万里の長城に並べ、中国民族の文化を象徴するものです。

こう運河に着いたのが日差しも落ち着いてきた夕方、この周辺で暮らしている人々の夕涼みの時間帯であり、

お孫さんを連れて散歩してたり、犬の散歩であったりと、人々の生活の一部が見られた場所。

とても、ゆったりと散策が出来、気に入った場所でした。

 

この後、近くのレストランで夕食、その後はOPの蘇州運河ナイトクルーズ。

我々は、ナイトクルーズのOPには申し込みしなかったので、ツアーの人達と別れタクシーでホテルへ。


 

 本当に、ちゃんとタクシーでホテルまで辿り着くのか心配だったけど、

40分程で無事、天平大酒店に到着。 凄い綺麗で豪華なホテルでビックリ!

中国のホテルに宿泊する外国人は、フロントでパスポートを提示しなければならないので、

フロントでパスポートを出し、お部屋へ。

このホテルのフロントの方、営業とはいえ、メチャクチャ感じのよい方で、

単純な私は、再び高感度アップ!

 

シャワーを浴びる前に、まずはビール!ビール!

そしてお疲れ様・・・。

 

灼熱地獄の一日は、無事終わりました。

 

 

 


中国/上海・無錫・蘇州 ♯1

2016-09-22 22:22:22 | 中国・上海・無錫・蘇州

 

平成28年8月18日(木)-21日(日)

中国/上海・無錫・蘇州へ。

中国・上海行きなのに成田空港利用です。

しかも集合時間が早かった為、空港近くのホテルに1泊。

自宅から成田空港までは、普通電車で2時間、中国・上海までの時間とほぼ同じです。

羽田発着便の方が、楽でいいですね。

 

特に興味もなかった、中国/上海・無錫・蘇州でしたが、

何しろ燃料サーチャージ込みの参加費用が安く、

航空会社も日本航空利用、各都市の観光及び宿泊と食事まで付いて、4.5日程の日程で行けます。

これほど安価であれば、中国という国を一度見る価値はあるでしょう。

これが1週間から10日以上の日程であれば、また話しは変わってきますけどね。

 「行かなずして、中国を語るべからず」的な感覚で、ツアーに申し込んでみました。

 

数年前、上海経由で中国・海南島に行った時の上海空港の印象はとっても悪かった。

なぜならば、空港ロビーの椅子には、食べた後の紙袋やゴミが散乱し、

読みかけの新聞は、そのまま放置状態、はっきり言ってゴミが散乱していた椅子の上。

こんな状況を考えてしまうと・・・、中国の街中はさぞ汚いのだろうと連想してしまう。

でも、「郷に入れば郷に従え」と、ここは日本とは違うんだ!と、肝に銘じ、いざ出発。

 

成田を飛び立ち数時間後には、中国・上海空港到着。

到着ロビーで中国の添乗員と合流し、上海空港から100キロ程の場所にある

 

「千灯古鎮」へ。

千灯古鎮へ行く途中、まずびっくりした事と言えば、走っている車の多さ、そしてその車を良く見ると

ドイツ車・日本車の高級車ばかり、そして高層ビルに高層マンション群と近代化されている都市にカルチャーショックを受ける。

上海に建つ高層マンションの殆どが、億ション。

その殆どの人が、投資目的で購入している。

上海の街中だけを見ている分には、もう昔の中国ではない!って、事が明らかに分かる光景を目の当たりにし、

おぉ~早速、いい社会勉強になったと自分自身感心してしまった。

そして、中国のイメージが一気に変わった瞬間である。

千灯古鎮

江蘇州昆山市にある水郷です。

千灯は江蘇省の歴史文化的名鎮で、2500年の歴史を持っているそうです。

こじんまりとした古鎮で、観光客もそれほど多くないので

見て歩くだけなら1時間もあれば十分、私は、こんな風景意外と好きですよ。

 落ち着いた雰囲気の水郷古鎮でした。

無錫へ向かうバスの中で、教えてもらった中国式 指で数を表す方法。

1~5までの指で数字の表し方は日本と同じで、6~10までは写真 左から6.7.8.9となります。

9は、日本では万引きの事ですが、中国では数字の9の意味。

そして10は、左右のひとさし指で+にすれば10の意味になる。

これが分かっていれば、お店での値段交渉も楽にすみます。

さて本日 宿泊場所は、無錫にある「美麗都大酒店」

近くのスーパーでビールを買って、お部屋でお疲れ様。