大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

天草・観海アルプス 鋸岳・白嶽

2015-01-10 15:57:50 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

新しい年が明けて、早10日程経過してしまいましたが

このお話は、2014年の山収めのブログです

お話しと言っても、特に記事にする様な程でもないのですがね

 

前日宿泊した天草市・下田温泉から、上天草市・観海アルプス・白嶽の登山口へのアクセスは

山を越え、街に出て、海を眺め・再び山を越えを繰り返し約3時間

山越えが結構長かった!

ちなみに天草からフェリーで長崎へゆくには、30分

 

やっと白嶽森林公園キャンプ場の駐車場に到着しましたが

問題発生・・・

水も食料も持ってない!どんだけナメた登山者なんだ・・・

3時間程のハイキングなので

バックの中から残ってるお菓子をあさり、車の中から空のペットボトルを探しキャンプ場の水を汲み

さぁ~行こう!

年末とあって歩いてる人は、我々のみ

シダの葉が茂る静かな松林の中を、2人でテクテク・サクサク

Pちゃんは、かったりぃ~って顔、 早く行くよ!

汗が滲んできた頃、鋸岳

八代海に牟田港 霞んで遠くまで見渡せません

海鳥の鳴き声が響き渡り、海風が気持ち良い山頂、東屋で一休み

何とかアルプスって付く山って、どこに行ってもありますよね

この九州にも、観海アルプスって山が天草にあるのです

今回は、そのアルプスの一部を歩いて来ました

もっともっと長い距離の縦走コースもあり

一度、全部歩いてみたいコースでありましたが 願いは叶わずでした

白嶽山頂

3時間程のハイキングでありましたが、楽しい山収めとなりました

八代海を眺め、ドライブしながら帰路へ


熊本県・天草 平目とイルカウォッチング

2015-01-08 15:35:17 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

昨年の暮れから、九州・熊本へ

九州と云っても、もう行きたい場所はないよね

 何処に行こうかぁ~

天草に行って、新鮮な平目が食べたいね、って・・・

うんじゃぁ~、天草に平目食べに行こう!

 

1泊目は、上天草市・松島温泉へ

宿の近くの千巖山公園展望台から、天草・松島を眺る

風もなく海も穏やかで暖かい日和である

贅沢にも平目1匹 チビチビとお酒を呑みながら頂く

美味しいねぇ~

 

翌日は、天草市五和で

イルカウォッチング

天草の観光名所

何百頭と居る、イルカの群れだが

漁船に揺られて、何処から頭を出すか分からないイルカの撮影は

結構難儀でありました

南に車を走らせ、真っ白な大江教会

大江教会のルルド

崎津教会

 天草のサンセット眺め

天草市の下田温泉泊となりました

 


平成26年のGWは・・・♯1 鹿児島県・奄美大島

2014-05-09 23:17:23 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

 平成26年、今年のGWは飽きもせず九州へ

平成26年4月25日(木)-5月7日(水)2週間

これだけ九州に行っていると、既に行きたい場所も、登りたい山もなくなってきたので

GW前半 4月26日~4月29日

奄美大島でダイビングをする事にした

25日 熊本空港に着いた翌日

車で鹿児島空港へゆき、鹿児島空港~奄美大島へ

上空から、日本百名山 別名薩摩富士と言われる

開聞岳

プロペラの近くの席だったので、音がうるさい(´Д`;)

鹿児島空港から約1時間程で、奄美大島に上陸

レンタカーを借りてGO=3

終日、奄美諸島の透き通る海でダイビングを楽しみ

マングローブの中で、カヌーを漕ぐ

奄美大島、最終日

風が強く雨ザーザー最悪の天候 滅茶苦茶寒い!

夕方の飛行機の時間まで、何するベーの状態

仕方なく、島内観光と酒蔵巡り

奄美酒造の黒糖焼酎「じょうご」、癖がなくめっちゃ呑みやすい焼酎でありました

 

奄美大島空港発 18:20~鹿児島空港着 19:15の飛行機で帰る予定でありましたが

奄美諸島上空は、大荒れの天候

離島から着陸する予定の飛行機は、全て欠航

我々は、鹿児島に帰れるのか?

早めに空港に着いた我々は、早めに空港カウンターでチェックインしたのが幸いであり

乗る予定の1本前の飛行機に空席があったのでチェンジしてもらえ

鹿児島空港へ、戻れた・・・

1本前の飛行機に乗れなかったら、もしかして予定の飛行機は欠航になっていたかも?

 

 楽しんだ奄美大島4日間、沖縄の琉球文化が残る島

巨大な亜熱帯植物が茂る原生林の残っている島

マングローブの森が広がる島

 ハブが生息している島・・・

そうそう、奄美大島の最高峰 標高694mの湯湾岳に登ってみたかったのだが

ハブが結構居るらしいので、今回は登山は辞めました

熊とハブ、どっちにも遭遇したくないよね

どちらも怖い(´Д`;)

GW前半、あっと云う間に終了!

 

 


五島列島・新上五島『頭ヶ島教会』

2014-03-03 21:28:18 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

 

今回の旅のクライマックスは、なんといっても

島の北東側にポツンとある「頭ヶ島教会」

 

橋で海を渡り山をまわりこんで急カーブを下ると、

大地に根を下ろす石造りの教会と小さな集落があらわれた

現在は、13戸20人で支えている教会、高齢化で今は維持するだけでも大変だそうです

今まで、木造建築やレンガ造りの教会を見てきたが

この頭ヶ島教会は、目の前の小島や島内、中通島などから、

採石した石で造られている、珍しい教会であり とても風格のある教会であった

1軒をのぞいて皆キリシタンだったという頭ヶ島。

 五島崩れの時、信徒は牢から全員逃げ出して島を離れ、迫害が終わってからこの地に戻ってきた。 

頭ヶ島天主堂は、鉄川与助の設計施工によって建設され、近くの石を切り出して、

1917(大正6)年に完成し、2年後の1919(大正8)年にコンパス司教により祝別・献堂された。 

2001(平成13)年に国指定重要文化財、

更に世界遺産暫定リストに掲載さた「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を構成する教会堂のひとつである。 

『五島列島 教会めぐり』より

中央の扉を開き、中に入ると

外観の厳しい印象とは対照的に

壁や柱、天井の飾りなどは

ピンク、空色、淡いグレーといったパステル調の色合いで

ふんわり、柔らかな印象であり

一気に、冬から春を迎えたような錯覚さえ感じた

柱の各所には、島の花である白い椿の花の装飾があり

この内部は

迫害から逃れてきた者達の、安らぎの空間であった事が良くわかる

多少、歪みのあるステンドグラスも歴史を感じさせる

天井を眺め、物思いにふけていると

大空高く羽ばたいてるトンビの鳴き声が聞こえ

寄せては引く、波の音が聞こえてくる

静かな集落である

 

海を見下ろし、近くにあるキリシタン墓地を見守り

どっしりと構えた、頭ヶ島教会

世界遺産として、是非とも残してもらいたい教会ですね

 

五島列島・新上五島 教会めぐり 

 


五島列島・新上五島 『青砂ヶ浦教会』

2014-03-02 00:24:34 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

青砂ヶ浦教会

国指定重要文化財

青砂ヶ浦にいつごろからキリシタンが住んだか不明だが、1878(明治11)年頃には初代教会堂があったという。 

1899(明治32)年から青砂ヶ浦が上五島の中心の教会となった。 

1910(明治43)年建立の現教会堂は、鉄川与助設計施工によるもので、

信徒が総出で煉瓦を運びあげた3代目の教会となり、

2001(平成13)年に国指定重要文化財、2010(平成22)に献堂100周年を迎えた教会堂です。 

 『五島列島 教会めぐり』より

最初、見学に来たときは

ちょうどミサの最中だったので、中に入ることが出来なくスルーしてしまった

国指定重要文化財だけあって、中の造りは どっしりとした重厚な造り

高い天井を見上げ、Pちゃんとあぁ〜んぐり 「立派だねぇ~」って

教会めぐりのブログも終盤になってきました

Pちゃんとのんびり巡った教会

こんなふうにPちゃんと、のんびり観光したのは久しぶり

ここ数年は、二人で九州の山ばっかりだったよね

東京に居るときは、東北や信州が好きで良く行ってたけど

久しぶりの観光、楽しかったね

巡った先々での色々なパプニング それぞれの教会へ行く道中での楽しい出来事

ナビを設定していたにもかかわらず、2人で話に夢中になり

設定していたナビをまるで無視して、発進=3

「あらっ、 この風景 さっきの場所じゃん!」って(笑)

「ナビ設定した意味ないじゃん!」って・・・(笑)

一緒に旅をした者同士の、語り合い

そして、珍道中・・・ 

気の合う仲間だからこそ、お互いを良くしりつくしているからこそ

楽しい旅が出来るんだよね

 

近頃、寒さのせいなのか 山熱がかなり低迷し

毎週、ガツガツと山に行く気に全くなれなかった私

昔みたいに、まだ行った事のない場所へ カメラを持ってテクテクと旅がしたくなってきていた私

そんな私にとっては、今回の旅はとても刺激のある旅でありました

 

 

 


五島列島・新上五島 『大曽教会』

2014-03-01 00:30:53 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

 大曽教会

世界遺産候補・ 県指定有形文化財

外海地方の出津・黒崎・池島などから移住してきたキリシタンの子孫が住むという。

 1916(大正5)年、鉄川与助の設計施工で現教会堂が建てられた。

 旧教会堂は若松島の土井ノ浦に移築されている。

 現在の教会は、煉瓦造りの重層屋根構造、内部は3廊式でリブヴォールト天井をもち、

外壁には煉瓦の凹凸や色の違いを用いた装飾が行われている。 

『教会めぐり』より

少しだけ、青空が見え

ステンドグラスからも、光が差し込む

この教会も、なぜか2回も足を運んでしまったよね

このステンドグラスが見たくて?

私は、このステンドグラスが、もう一度見たくて・・・

Pちゃんの目的は?

大曽教会に行く道中で開催していた

上五島牡蠣が食べられる「きゃー喰う祭り」に行きたかったから・・・ (´∀`*)ウフフ

 

「もう一度、大曽教会に行きたい!」って言ったとき

すんなり承諾してくれた訳が、この時にわかったよ

牡蠣が大好物のPちゃん、軍手はめて嬉しそうに牡蠣1㌔ペロリと食べてた(*゜∀゜*)

牡蠣が得意ではない私は、サザエを食べて美味しかったネ。

ちょっと、思い出の残った「大曽教会」でした

 

 


五島列島・新上五島 『仲知教会』

2014-02-28 00:09:20 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

島の北側に佇む、仲地教会(ちゅうちきょうかい) 

 

1882(明治15)年に江袋に聖堂が設立され主任教会となっていたが、

1932(昭和7)年ごろ主任座が仲知に移された。 現在ある聖堂は、1978(昭和53)年に建立。 

この地域に住む大部分がカトリック信者で、

信者達の多額の拠出と労働奉仕により作られた聖堂は、一面のステンドグラスが美しい。 

そのステンドグラスには聖書の場面が施され、

イエスが漁師を弟子とする場面では、当時信者の中心として建設に関わった住民も登場している。 

「教会めぐり」より

 

正午の鐘の音が、

「カラァ~ンコロン、カラァ~ンコロン・・・」響き渡り

外からは、全く想像もしていなかった堂内

まるで異空間であり

この教会のステンドグラスを目にしたときは

一瞬言葉を失う程、インパクトの強いものがあった

そして一つ一つが、物語になっていた

教会によって、ステンドグラスがこんなにも違うものなのね・・・って、改めて実感した教会

堂内を見渡して、迫力があるなぁ~って・・・

この教会に入った時、信者さんがお祈りをしていたので写真が撮れなく

ちょっと、外で海を眺めながら待っていたよね

 


五島列島・新上五島 『土井ノ浦教会』

2014-02-27 00:39:27 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

 

 新上五島に来て、一番最初に行った教会は

島の南側にある、土井ノ浦教会

1915(大正4)年に旧大曽教会を買い受け、大規模な修理を行って現在に至っており、

港から見ると天を仰ぐように建っている。 

外見と違って中は極めて重厚な造りである。 

教会の隣には「カリスト記念館」があり、教会や信徒にまつわるものが展示されている。 

「教会めぐり」より

雨上がり、小さな漁村を走り抜け

高台に建つ、真っ白な教会

教会の出入り口にあった、薔薇窓

初めて行った教会、初めて入った堂内

なんだか緊張して、写真撮影をしていた事を思い出す

 みんなの平和を願って・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


長崎県・五島列島 新上五島 教会めぐり

2014-02-26 00:11:27 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

 

 教会とツバキ

「東の大島・西の五島」と言われるように、

椿の代表的な地域であるが、日本一密度の濃いカトリック教会群の聖堂にも椿が非常に多く活用されている。

特に隠れキリシタンの時代には、大きな椿の下で会合が行われていたと言われ、

五島でも葬送の際には、バスチャンの椿といわれる霊木の小片を死者の額に白布で巻いて、

天国へのお土産としていた事など、つながりが深い。

花の殿堂とまで言われる頭ヶ島教会は、

有名な鉄川興助による石造りの天主堂であるが、白椿が随所にちりばめられている。

また同氏作の、中ノ浦教会や、崩壊してしまったが細々流教会の壁面は、大きく赤椿の花柄で装飾されている。

そして、ステンドグラスには、十字架のイメージとして、4枚の花びらにした椿模様が、福見教会など

多くの教会で多数見つけられるし、祭壇やマリア像台座の彫り物などにも見受けられ、

五島の教会は、椿とは切っても切れない関係にあると言って良い。


『五島列島教会めぐり』より

 

江袋教会

とっても、質素な小さな教会だったけど

とっても、印象深い教会でもありました

中に入ると、煌びやかなステントグラスに目を奪われ

静かな堂内で、佇む

外は、穏やかな海が広がり

心も、穏やか静寂なときが流れる

 

冷水教会

この教会も、可愛い教会だったぁ~ 

印象的な、椿の花のステンドグラス

可愛いね

堂内の造りも、素敵でした

 

旧鯛ノ浦教会

古い教会でしたが、中はピカピカ

歴史を感じた教会

2回も、行ってしまったネ・・・

鯛ノ浦教会

美しい姿ですねぇ~

 

 

 


長崎県・五島列島 新上五島 教会めぐり

2014-02-25 00:10:50 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

 

 「五島へ五島へと皆ゆきたがる 五島はやさしや土地までも 五島は極楽 行ってみりゃ地獄…」

五島キリシタン唄の哀しい一節です。

1797年、大村領の外海から、故郷を棄て信仰の新天地を求めて海を渡りはじめ、

最終的には3000人ものキリシタンが五島の島の津々浦々に散っていきました。

彼らを待っていたのは僻地の荒れ野と赤貧の日々、そして1868(明治元)年におきた「五島崩れ」と呼ばれる再度の迫害。

それでも地を這うように土地を耕し、辛抱づよく信仰という一粒の種を播きつづけました。

そして1873(明治6)年、禁教が解かれ、やがてその種は島々の津々浦々に五十もの美しい教会となって珠玉の実を結んだのです。


 青くキラキラと眩しい海が、かぎりなく優しく見えてしまうのは、教会にある聖母マリアのプルシアンブルーの色のせい??。

「五島列島教会めぐり」より

 

丸尾教会

1899(明治32)年頃まで『家聖堂』と呼ばれる信徒集会所があり、礼拝堂を兼ねていた。 

約20戸の信徒の司牧にあたっていたが、青砂ヶ浦教会主任大崎八重師の時、丸尾の丘の上に白亜の教会が建立され、

正式な巡回教会として歩み始めた。

1972(昭和47)年改築、1975(昭和50)年に青砂ヶ浦小教区から丸尾小教区へ独立した。

 信徒には外海地方から移住したキリシタンの子孫で漁業者が多い。 

「五島列島教会めぐり」より

桐教会

寛政年間、大村藩外海地区から桐と古里への移住が伝えられる。 

五島では、桐古里郷のガスパル与作が治療のために長崎に行き、偶然、大浦天主堂に入ってプチジャン神父を訪ね

五島キリシタンのカトリックへの復活を導いた。 

このガスパル与作とその父パウロ善七、ミカエル清川沢次郎を顕彰する「信仰の先駆者顕彰碑」が教会堂入口横に建立されている。 

教会堂のある高台からは、美しい瀬戸を望むことができる

「五島列島教会めぐり」より

青方教会

1960年代から1970年代にかけて近隣の信徒達が集団移転により、

上五島の中心である青方地区に転居移住を始めたため信徒数が急増、

1975(昭和50)年に聖堂が建立された。 

2000(平成12)年に現在の教会堂に建て替えられ、上五島地区カトリックセンターとしても機能している。 

 「五島列島教会めぐり」より