大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

富士山は眺められず!御正橋~御正体山~高指山

2022-11-30 09:48:49 | 日本二百名山

2022年10月30日(日)

御正橋~御正体山~高指山へ。

 

今回は周回ではないので、車は下山場所近くの山中湖湖畔に駐車です。

湖畔から山中湖バスターミナルまで歩き、タクシーに乗車して登山口である御正橋へと向かいました。

湖畔からターミナルに向かう途中では、朝霧にぼんやり浮かぶ富士山。

朝の山中湖湖畔は霧で真っ白で幻想的でした。

霧の白い虹が薄っすら掛かり、

白い虹って、滅多に見られないらしくラッキーな一瞬の出来事です。

霧で湿り気もあるせいか、紅葉も鮮やかさが増していました。

御正橋から身支度を整えGO。

御正体山はあまり知名度は高くないかもしれませんが、

道志山塊の最高峰に君臨する標高1682mの山で、日本二百名山にも選ばれています。

まず稜線に出るまでは登り坂が続きますが、開始早々いきなりこの紅葉風景!

道坂峠と御正橋からの分岐である白井平分岐

まだ登山者とは誰とも会っていません。

地味な山というイメージですが、なかなかの紅葉でした。

白井平分岐から急登を60分程登ると、

展望のない御正体山山頂に到着。

先行者も居なく久しぶりのゼリーでお疲れ様。

石割山方面へ。

色付き始めたブナ林の中を落ち葉を踏みしめ、

前ノ岳・中ノ岳と踏み

この縦走路で唯一展望の開けた送電鉄塔下で

丹沢山塊を眺めながらランチタイムとなりました。

下を向いて歩いていると、木に付けられている山頂標識を、

ついうっかり見落としがちになり、戻って山頂標識を確認したり・・・。

かなり斜めになっている標識

山伏峠手前で山中湖を眺め、長い道のりもあとわずかかな?

やっと山伏峠まで来ました。この下は山伏トンネルで朝タクシーで通った道です。

静かな山、会った登山者は数名。あとはクマの糞?

出会った登山者より熊の糞の方が多かった気がします。

やはりこの山塊は熊さんも多く生息している模様。

山伏峠分岐

t

山伏峠分岐から少し下ると、東海自然歩道となり登山道も緩やかで、

尾根道も明るくなり、富士山の雄大な眺めもまじかに迫ってきています。

高指山に到着

高指山から雄大な富士山の眺めを期待し、頑張って歩いてきましたが、

残念ながら富士山は雲の中。

期待は裏切られました😥

この日は、この山頂からダイヤモンド富士が眺められる日だった様で、

カメラマンも数人場所取りをしていたけど、

見られたのでしょうか・・・?

 

 


鈴鹿セブン・御在所山

2022-11-08 22:54:52 | 日本二百名山

2022年10月22日(土)

鈴鹿セブンの1つであり、日本200名山でもある御在所山へ。

高速道路のIC手前から眺めた鈴鹿セブンの山々。

御在所岳は滋賀県と三重県の県境にある山。

ICを下り鈴鹿スカイラインの途中にある中登山道口から登ります。

登山日和の為か?紅葉の時期だからか?登山口近くの狭い駐車場スペースは満車。

空きスペースを探して路肩に駐車。

人気コースである、おばれ岩や地蔵岩なのど奇岩・巨岩など、

アスレチック要素満載の中登山道から登山開始。

4合目

御在所岳を代表する奇岩の一つで、御在所岳の観光名所「おばれ岩」。

御在所岳はこんな石や岩がたくさんあるのでこの先も楽しみです。

花崗岩で出来た山であり、

奇岩・巨岩等の見所の他にも、岩が雨風によって浸食されU字型に窪んでいるのが特徴的な山で、

想像していたより遥かに楽しく登る事が出来ました。

御在所岳名物白い鉄塔。

紅葉にはちょっと早かったようです。

五合目です。ここには大きな岩の上の展望台みたいになってあり、

大勢の人が休憩したり、染まり始めた紅葉を楽しんでいました。

あまり広い場所ではないので譲り合って!

5合目辺りから木々も色付き初めています。

この岩も下から見上げると凄い迫力がありました。

こちらも有名な「地蔵岩」

少し上がった場所から見下ろしてみると・・・・!

岩の上にサイコロ状の岩が乗っています。

落ちそうで落ちないことから受験生のパワースポットになっている?とか。

見る角度によって、岩が凄い角度で支えられています。

10月中旬でしたがかなりの湿度を感じ、見通しの良い岩場では鎌ケ岳を眺めながら

気持ちいよい風に体の熱を冷ましていました。

 

この先は鎖場が続き、

いよいよ6合目のキレット核心部です。鎖場の渋滞中。

この後も木の階段があったり、鎖の階段と油断は禁物でした。

8合目、紅葉も綺麗になって来ました。

岩場を登ったり下りたり、木の階段があったり鎖場があったりと、

アスレチック感覚でとても楽しみ、最後の階段を上がると・・・、

見晴らしの良い富士見岩に到着

目の前には鈴鹿のマッターホルンと言われる鎌ヶ岳。

かっこいい山です。次回は鎌ケ岳に登りたいなぁ~。

富士見岩から大黒岩が綺麗に見えます。

よく転がり落ちないものかと不思議。

富士見岩の前の分岐を「御在所岳頂上」方面へ。

ゲレンデを上がり山頂は目の前にあるけど、

最後のひと踏ん張りのこのゲレンデ結構しんどい😥

リフトを利用して山頂へ行く事も出来、楽ちん登山者にはお薦めです。

三角点は記念撮影する人が列をなしているので、

その脇からシャッターチャンス。

伊勢湾は見えません!伊吹山はどの山?分かりません!😂

琵琶湖が望める展望スポット「望湖台」。

残念ながら琵琶湖も見えません!😥

望湖台から少し下がった広場で昼食。

今回は鎌ケ岳の綺麗な山容が気になり、鎌ケ岳の写真が多かったかな?

一の谷新道で下山。

こちらの下山ルートは、少々急で木の根が這い出した場所や岩場も多かったです。

ストックが邪魔になり途中でしまいました。

 

お疲れ様でした。


二百名山の武奈ヶ岳

2021-11-15 06:59:58 | 日本二百名山

2021年11月3日(水)

 

以前から気になっていた、琵琶湖西岸に連なる比良山地の最高峰・武奈ヶ岳に登ってきました。

6:35京都駅発出町柳駅前行のバスに乗車し、7:45発 朽木小学校前行のバスで防村バス停下車。

祝日で人が多く、臨時便も出ていました。

この先の明王院の鳥居をくぐり、

朱塗りの橋を渡ると、

明王院の入り口です。

明王院の先に御殿山コースがあります。

武奈ヶ岳へは、多彩なコースがあるようですが御殿山コースが一般的なようです。

しかし登り始めから植林地帯の急坂が続きます。

だんだん辺りが明るくなると、近隣の山々も見渡せるようになって来ました。

冬道と夏道の分岐点。

この時期は、夏道で。

中腹までくると木々の葉も色付き、紅葉登山の雰囲気がでてきます。

谷あいの山道は歩きやすく、紅葉も綺麗だったので急坂から一旦解放され、

紅葉を楽しむ余裕があります。

ワサビ峠を少し歩くと

尾根に出て視界もよくなり

さえぎる物もなく、抜群な展望を見る事ができます。

尾根沿いは風が強く、ちょっと肌寒かったです。

武奈ヶ岳はもうすぐ。

武奈ヶ岳山頂

360度の大展望

山頂から琵琶湖が見渡せて、気分爽快。

琵琶湖を眺めながら、出町柳駅でバス待ちをしている時に買った、海老カツサンドを頬張る。

気持ちがいい、最高です。

下山は琵琶湖側のイン谷口~バスで比良駅へ。

中腹は紅葉が綺麗でした。

広々とした北比良峠

北比良峠からも琵琶湖が見渡せます。

ここでちょっとのんびり休憩したかったけど、バスの時間が気になるので写真だけ撮って先を急ぐ。

やっとカモシカ台まで下山、舗装道まで出るまで40分もあります。

舗装道からバス停までが20分、後60分頑張れ!

湖西線の比良駅に下山し京都駅に戻りました。

琵琶湖側への下山は長かったです。

京都の宿から東寺の五重塔のライトアップが見えました。


新ルートで経ヶ岳

2021-09-07 21:14:10 | 日本二百名山

2021年8月11日(水)

 

権兵衛峠登山口〜北沢山〜経ヶ岳、日本200名山である、経ヶ岳に登ってきました。

権平衛峠駐車場からは、連なる南アルプスの山々が一望出来ました。

尖った山が塩見岳。

駐車場脇にはトイレもありました。

権兵衛峠登山口からスタート。

登山口には真新しい案内板がありました。この案内板20万円もするんだって。

樹林帯だからと言って涼し訳でもないけど、先週の姫神山より遥かに涼しい。

フカフカで足に優しい登山道です。

長い長い作業用のレールが引かれていました。

何処まで続いていたのだろう?

暫く登って1806mのピークには鉄塔が建っています。

花も徐々に多くなってきます。

切り株に座って水分補給し、

経ヶ岳山頂を眺めまだまだ遠いなぁ〜、ため息が微かに漏れます。

「まっくん岩」の三兄弟だって、何が根拠にこの名前?

ヤナギランが咲く北沢山山頂です。展望も良く爽快でした。

目の前に鎮座する御嶽山に

その横には乗鞍岳。

花も多くなって来ましたよ。

西の空は雲が沸き上がって来ています。

こちら側は木曾駒ケ岳の山々なのかな?

少し近づいてきた経ヶ岳山頂。

このコースは小さなピークが幾つもあり、

登って下って鞍部、そしてまた登って・・・を、繰り返して経ヶ岳山頂へと続きます。

思った以上に長く感じます。

アヤメ山。名前の通りアヤメが咲くのでしょうか?

熊笹が多い山だけど、全て地元の方が歩きやすく整備された山なのです。

コイノコ

ここにも切り株の椅子が沢山設置されています。

展望も良いので、小休止。

コイノコを過ぎると、ちょっと滑りやすい登山道へと変化し、

岩場コースと迂回路の分岐から岩場コースを選択。

展望台からは、槍や西穂も眺められワクワクしちゃいました。

北アルプス行きたいなぁ〜、でも今年は天気に振り回されています。

中央分水嶺の2403mのピーク。

もうひと登りで山頂ですが、山頂までの傾斜は結構きつかったです。

山頂までの道のりでは、地元の方が登山道の整備をされていました。

この新ルートは地元の方々が3年がかりで、歩きやすく整備をしてくれたルートです。

もう感謝の言葉しかありませんよね。

昭文社の地図にもまだ載っていません多分。

経ヶ岳山頂到着

今まで200名山の山だけど山頂からの眺望もないし、あまり興味もなかった山。

でも色々調べてみると、新ルートだと所々で眺めも良いし花も多く、

旧ルートより時間も短縮できるので、登ってみたいと思った山。

地元の方によると以前の山頂は木々に覆われ、ただ薄暗いだけの山頂だったらしいが、

周りの木は全部切って整備し、明るい山頂にしたそうです。

やっぱり山頂からの景色を楽しみたいもんね。

作業中の地元の方も登ってきて、他の登山者とおしゃべりしていました。

お昼を食べ、まったりしてから下山。

下山後、温泉に入って帰宅。

平日だけどもうお盆休みも始まっているようで、中央高速道もいつもの場所で渋滞でした。

途中のSAから見た甲斐駒ヶ岳と真っ赤な夕焼け。

お疲れ様でした(*^^*)


姫神山は暑かった(-_-;)

2021-09-05 05:57:33 | 日本二百名山

2021年8月4日(水)

 

ホテルで美味しい朝食をしっかり頂き、姫神山登山口へと向かう。

岩手山・早池峰山・姫神山の三山が北奥羽三霊山であり、

かつては山岳信仰の中心でした。

 

昔話では、男性的な岩手山と女性的な姫神山とが夫婦でしたが、

やがて早池峰山が側室となり姫神山は追放されてしまった、という伝説が残っているそうです。

姫神山は4つのコースが山頂に向かって伸びています。

その中でも定番の、一本杉コースで登ります。

広々とした駐車場はガラガラ。当然ですが地元のナンバーが多かったです。

東京ナンバーは我々の車だけ。

東北に来たからって涼しい訳ではありません、朝からムンムンとしています。

昨日は秋田駒ケ岳下山後、盛岡のホテルに行く途中にあった温度計は37度を表示していました。

車から降りると、熱風が体にまとわりつきました。

さて定番の一本杉登山口から10分程で、「名所 一本杉」の標識が目に付きました。

特になんて事もない杉でした(笑)

樹林帯の中を進むと

ざんげ坂!

登山口~五合目までは懺悔したくなるほどの急登が続く「ざんげ坂」をひたすら登ります。

その名の通り、延々と続く急勾配な階段に、息が上がり汗が吹き出します。

登る前は、「今日は樹林帯の中だから涼しいだろう」と思っていましたが、大間違いでした。

樹林帯で風の通りはなく、熱波の中を歩いてるようです。

汗がガンガン噴き出します。

やっと5号目。まだ眺望もありません。

ただただ暑さとの勝負。

ひたすら登って8合目。

5合目からも急坂が続き、さらに滑りやすく登りにくくなってもいます。

山頂直下では視界が開け、風の通り道もあり生き返りました。

気持ち良い風が吹いていました。

岩場をひと登りして山頂に到着。

小さな祠がありました。

雲が沸き上がってきたり、青空になったりと安定しない空模様だったので、

岩手山は眺められませんでした。残念!

青空が見えてきたので、山頂をもう一度シャッターチャンス。

暫く山頂で涼み、

同じコースで下山。

汗でグッチョグチョ、温泉に入りたかったけど、

東京へ帰らなくてはならないので、温泉は却下されてしまい着替えて東京へ。

帰り道に冷やし中華食べて、高速へと入りました。

お疲れ様でした。


秋田駒ケ岳 男岳~横岳~ムーミン谷〜男女岳

2021-08-18 19:52:37 | 日本二百名山

2021年8月3日(火)

 

山を始めた頃に登った秋田駒ケ岳。

10数年振りの再訪です。

10年前の秋田駒ケ岳は秋、その時は男女岳でひょうが降って来て辺りは真っ白になってしまい、

景色が楽しめなかったので、今回はそのリベンジでもありました。

5合目の「アルパこまくさ」のバス乗り場。

駐車場はとっても広く、平日なのに結構人が居ました。

バスは車1台がやっと通れる道を20分程かけてゆっくり上がり、

8合目の登山口に到着。8合目には避難小屋もあり、水場もありました。

 登ってすぐ眼下には8合目の避難小屋が見えました。

最高の天気です(^^♪

岩シャジンとウメバチソウ

乳頭山も見えて来ました。

片倉岳で少々休憩 目の前には男岳。

眼下には田沢湖

片倉岳からひと登りすると、阿弥陀池に繋がる木道が設置されていて足に優しいです。

阿弥陀池分岐から男岳へ

ゴツゴツした岩場を登ると山頂はもう直ぐ。

阿弥陀池が見えます。

男岳山頂に到着、遮る物がないのでビュースポットです。

男岳から馬の背を通って横岳へ。

馬の背はあまり歩かれていないようで、ちょっと歩きにくかったですが、

これから歩くムーミン谷を見下ろす事が出来るのがポイントですね。

横岳到着

横岳分岐から

大焼砂へ下ります。

この時期は岩シャジンが多く咲いています。

大焼砂 

ザクザクの火山灰で歩きにくく、雲が沸き上がってきました。

大焼砂の両サイドはコマクサの群生地。写真では群生がうまく写れません(-_-;)

でもちょっと時期が遅かったな。

コマクサを楽しんだ後は、ムーミン谷へ。

木道が設置されていて、一面チングルマの穂先の群生は見事でした。

チングルマの咲いている時期だったら、真っ白な世界だったでしょう。

ムーミン谷は深かった!阿弥陀池分岐への登り返しが急で暑く辛かった!

阿弥陀池でお昼を食べて男女岳へ。往復で30分程。

男女岳到着

8合目まで下山してバスで5合目駐車場へ。

下山後は、盛岡に移動してこの日の宿泊場所は「いこいの村 岩手」。

早速温泉に入って、

まずは生ビールでお疲れ様。

そして東北と云えば日本酒でしょ!って事で、利き酒3種を味わい

おやすみなさい♪

 


中央アルプス 南木曾岳

2020-10-10 12:29:41 | 日本二百名山
2020年10月3日(土)
 
南木曾岳へ。
 
最初、この山の名前を聞いた時は、読んで字のごとく「みなみきそだけ」と読んでいました。
その後、どんな山なのか、登山道の状況などを収集している時、
南木曾岳(なぎそだけ)と云う読み方だと知った。
 
 
妻籠宿の近くにある南木曽岳は、木曽山脈(中央アルプス)南西部、長野県南木曽町にある標高1,679 mの山。
 
低山ですが、登山道は急で狭く、木でできたハシゴや階段が数十もある山でした。
 
 
蘭(あららぎ)キャンプ場があり、その林道の先に登山者用の駐車場と、その前には
 
 
南木曽岳山麓避難小屋とトイレがあります。避難小屋の中はすっきり綺麗でした。
 
その登山口近くには、男滝と女滝があり、下山後に寄るつもりでしたが、そのままスルー。
 
 
駐車場の先から整備された自然探勝路の中を歩いて行きます。
 
自然探勝路とあって、木には名札が付けられ興味深く歩くことが出来ました。
 
一旦、林道に出て金時の産湯(池)を過ぎると、
 
 
木の橋を渡って登山口へ。 ここからが本当の登山道?
 
後ろに見える山は、南木曾岳なのか?摩利支天なのか?良く分かりませんでした。
 
 
少し歩くと分岐があり、左登山道・右下山道と書かれた指導標があり、
 
この山は往路と帰路が別々で、一方通行 時計回りに進みます。
分岐を👈左へ。
 
 
登山道が狭いので、すれ違う人を待ってやり過ごす必要がないのは嬉しい配慮ですね
 
 
ここは金時の洞窟 大岩の隙間?どこが洞窟かなぁ???
 
 
金時の洞窟を過ぎると、噂の階段の連続です。
 
 
途中、こんな息抜き出来る場所もありましたけど、
 
 
また岩の上に木が設置してあります。
 
 
またまた階段、もう階段が多すぎて階段の画像しかありません
 
この辺りから原生林の中のつづら折れの急登が続きます。
 
 
汗ばむころ左右が切れ落ちた岩場に出る、鎖場と階段の分岐。
 
今はあまり鎖場は使われてないようで、安全な木道を登り笹薮を搔き分けながら、
 
カブト岩までの急坂が連続します。
 
 
そして恵那山の展望。
 
 
険しい山の中咲く花を見るとホットしますね。
 
 
この階段、ホント何処までも続いています。
 
でも、この梯子や階段が設置されていなかったら、想像以上の険しい山なのでしょう。
 
階段に悲鳴を上げながらも、有難き階段です。
 
 
山頂まではもう少し、笹をかき分け進むと、
 
 
南木曾岳山頂。山頂は樹林の中で展望はありません。
 
いつもは山頂フルーツゼリーですが、もう少し展望の良い場所で食べましょう♪
 
 
下山道方面に少し進んだ辺りの展望台へ。
 
 
展望台からは、御嶽山、乗鞍岳が望めました。
 
乗鞍岳方面は、先客がいたので写真に収める事は出来きなく残念でした。
 
でも、清々しい景色でした。
 
 
展望台から下りた場所に。
 
そして笹薮を搔き分けながら下ってゆくと、
 
 
避難小屋の赤い屋根が見え、その向こうには中央アルプスの山並が見えてきました。
 
避難小屋の中を覗いてみると、かなり居心地はよさそな空間でした。
 
ここに泊って、ご来光を眺めるのもありかな?なんて、思ったりもしたけど、
 
この山は、多分もう登らないでしょう

隣には真新しい男女別のトイレ付。 
 
 
避難小屋の先へゆくと、開けた展望のいいところへ出た。
 
ベンチもあったのでここでランチタイムと、
 
 
久しぶりの山頂ゼリー。
 
 
笹薮の中に佇む、避難小屋とトイレ。
 
 
展望地から中央アルプス連峰
 
 
木曽駒ケ岳方面
 
 
この山の名前は知りませんでしたが、地元の方には人気の山なのでしょう、
 
お昼を食べていると、続々と人がやって来ていました。
 
さて展望台から下山開始、まずは笹薮に突っ込みます。
 
 
階段の下山に気を取られ、摩利支天が何処にあるのか?そのまま通過してしまった様です。
 
 
ここからも一気に木段を下降する、急峻な階段となっていて先が見えません。
 
下山中の階段で一番長かった階段、後ろ向きで鎖を掴んで一歩一歩慎重に激下りしました。
 
こんな急峻な場所を整備して下さった方々に脱帽です。
 
 
一歩通行だから他の登山者とは すれ違うことは無く安全登山をする事が出来ました。
 
南木曽岳、、頂上まで 2.2kmと書いてあって楽勝だと思ったけど、
 
急登急登そして木のハシゴ(階段?)の連続は大変でした。
 
 
お疲れさまでした。
 
 
 
 

雷鳥沢キャンプ場~奥大日岳 ♯2

2020-09-13 10:34:33 | 日本二百名山
2020年8月28日(金)
 
早朝のテント場。
 
 
立山・雄山は、雲に隠れていますが、
 
朝日が山肌をうっすら紅色に染め、良い感じ。
 
 
雄山にかかっていた雲も取れ、
 
テント場は朝食の準備をしている人、既に山へ登られる方と、
 
皆さん、活動開始です。
 
私は、テントから顔を出して、まったり外を眺めているだけ( ^ω^)・・・。
 
いいね、こんな時間、好きだわぁ~、 みたいな。
 
 
そろそろ、私も活動しましょうか!
 
テント場横の沢を渡り、奥大日岳・大日岳へ。
 
 
足元には、チングルマの綿毛がところ狭しと微風に揺られている。
 
花真っ盛りの時だったら、どんなに綺麗な風景だっただろうか。
 
空想するだけでも、心が躍り始めちゃうよ。
 
前日に言われた、「カールで熊の目撃情報あり」の言葉が頭から離れない。
 
沢を渡りテント場から離れた場所で、熊鈴を付けてガンガン鳴らしながら、
 
カールを登ってゆく。テン場がどんどん小さくなってくると、
 
 
煙を上げる地獄谷。
 
 
雄山に龍王岳の山々。
 
昨年は、龍王岳に登って五色ケ原に行ったんだよなぁ~。
 
あの日も天気が良かったんだ。
 
 
新室堂乗越には、大日小屋休業の看板。
 
大日小屋(ランプの宿)は、一度宿泊してみたい山小屋。
 
今年は、称名滝から登り大日小屋に宿泊して大日岳・奥大日岳を計画していたが、
 
大日小屋が休業の為、雷鳥沢キャンプ場に変更したのだった。
 
乗越は剱岳や別山・真砂岳と、奥大日方面へ行く分岐です。
 
 
最高の天気、黒部・立山アルペンルートを眼下に、
 
遠望すると薬師岳・笠ヶ岳、そして画像では良く分からないが、
 
槍ケ岳まではっきりと見渡せた。 
 
うっとりする風景が目の前に佇み、この場所に熊が出現したって人間はかなう訳ないし、 
 
人間ってちっぽけだなぁ~と、この雄大な景色を見ていると思う。
 
もう、これだけでホント満足感たっぷり。
 
 
高山植物も、既に終わっていると思い期待はしていなかったが、
 
結構、咲いていたではないか!(^^)! あっぱれ!
 
 
そして、反対側をみれば、でぇ~と構える剱岳の雄姿。
 
ははぁ~、剱さま・・・って、拝みたくなってしまう。
 
 
ハクサンイチゲがまだ、咲いているのにびっくりし、
 
ウサギギクも可愛い!沢山咲いてました。
 
 
だぁ~れも居ない、奥大日岳山頂
 
山頂独占、心地よい風に吹かれて1時間程、山々を眺め一人 無の状態。
 
 
大日岳まで行く予定だったけど、ピストンで戻らなければならない事、
 
いつの日か、称名滝からこのコースを歩いてみたい事もあり、
 
大日岳は、次回の楽しみにしよう♪
 
そして天気・景色・青空・花、全てに大満足。 お腹いっぱいに。
 
そんな訳で奥大日岳で、まったりした後は下山。
 
 
時間はたっぷりあるので、花を眺めながら、
 
 
至る場所で立ち止まり、
 
 
写真を撮ったり、今回はソロだったので時間を気にする必要もなく、
 
やはり一眼レフ持ってくれば良かったと、後悔したりも。
 
 
登ってる時には気がつかなかった、ツバクロ滝が見えた。
 
 
テン場も見えて来ました。
 
この時期は、あっという間に雲が垂れ込み山頂部分は真っ白に。
 
大日岳に行っても真っ白で何も見えなかったな。
 
 
近くのヒュッテに行って、日帰り入浴後ビール飲みながら、
 
おつまみ件、夕食でした(*^^*)
 
 
下界に戻っても暑いので、翌日に帰宅するか・・・、もう一泊するか?
 
悩みどころです。
 
明日の事は、明日決めましょう♪って、事で
 
バッタンキュー 。
 
 

御岳のレンゲショウマ~大岳山~鋸尾根

2020-08-19 12:29:27 | 日本二百名山
2020年8月13日(木)
 
今年こそは、御岳のレンゲショウマが観たかったので、
 
暑かったが、頑張って御岳山へ行く事にした。
 
最初の予定は、奥多摩駅から鋸尾根を登って大岳山~御岳山と考えていたが、
 
何故か、御岳駅で下車してケーブルカーで御岳山へ。
 
バスを下車してケーブルカー乗り場へと続く坂道に喘ぐ。
 
 
そして、レンゲショウマの群生地へ。
 
 
まだまだ、蕾も多かったけど沢山の花が咲いてました。
 
 
御岳のレンゲショウマは、鹿の被害がなく守られています。
 
 
後ろ向きのレンゲショウマ、踊っているようです。
 
 
ホトトギスも咲いてました。
 
 
御岳神社を経由して、
 
 
大岳山へ。
 
大岳山へゆく人は、殆どいなく静かな山でした。
 
 
大岳山直下の鳥居の前で少々休憩しましたが、
 
アブが多くゆっくりしている事もままならず、先に進む事にしました。
 
 
大岳山山頂。
 
山頂は思っていた程、人が居なくてビックリしました。
 
 
まだ霞もなく、山々が遠望できたのはラッキーでした。
 
山頂でちょっとのんびりして、
 
 
地図上で大岳山~鋸山へのルートが繋がってないので、
 
今回は、このルートを繋げましょう♪って、事で鋸山方面へ。
 
 
鋸山方面は、殆ど歩いている人も居なく、
 
ソロの私は途中で熊鈴を取り出し、ザックに付ける。
 
 
御前山との分岐で、鋸山を巻かないで山頂へ。
 
 
だぁ~れも居ない、鋸山山頂。
 
 
あぁ~疲れました。
 
山頂で休んで、鋸尾根を下山。
 
 
鋸尾根を下山に使うのは2回目でしたが、
 
途中で「こんなに長かったけ?」と、自問自答しながら下山する。
 
えらく長く感じられた鋸尾根でした。
 
鋸尾根を登りに使っていたら、間違いなく途中で帰ってましたね。
 
下山途中は、誰一人と出会う事もなく、途中雨がポツポツと降ったり止んだり、
 
下山するまで降らないでぇ~と、お願いしながらの孤独な下山でした。
 
 
愛宕山神社を経由して、
 
 
長い長い階段を下りちょっと山道に入ってのちに、昭和橋を渡って、
 
 
やっと奥多摩駅に到着!
 
久しぶり大汗掻いて歩いた!って感じでした。
 
駅に着いてホットすると、雷雨。
 
下山途中にこの雷雨にならなくて良かったと安堵しました。
 
やれやれの一日でしたが、大汗掻いてスッキリした気分で帰宅。
 

日本二百名山&山梨百名山 毛無山

2019-06-02 15:32:57 | 日本二百名山

2019年6月1日(土)

 

二百名山&山梨百名山である、毛無山へ。

毛無山のコースはそれぞれ東の朝霧高原から登るコースと、

西の下部温泉(しもべおんせん)から登るコースの2つある。

今回は、朝霧高原の登山口から。

登山口にある有料の駐車場は、車10台程停められる。

7時過ぎに駐車場に着いたが、既に5~6台の車が停まっていた。

駐車場から直ぐの登山口入り口は、ふたてに分かれていて通行止めの看板がある方の林道を歩く。

林道を歩いてすぐに麓宮。

その先には麓金山精錬所跡と、その名残の粉砕機。

ここで金が採掘されていたのですね。

こんな場所で金が採掘されていたとは。

さらに進むと、またふたてに分かれる道があり、手書きの小さな標識通り右へと進む。

15分程歩くと、地蔵峠分岐。

ここにも通行止めの標識がありました。

樹林帯を上がってゆくと、「はさみ石」

岩と岩の間を通り抜けるのだが、余裕で人一人が通れる幅。

不動滝が見えて来た。

かなりの落差がある滝で、私のカメラでは上から滝つぼまでを写す事が出来なかった。

この時期は、葉が茂り写真は写しにくかったです。

新緑に山ツツジ。

ちょっとした岩登りの場所も数か所あり、単調な山登りだけではなくアスレチック感覚で、

楽しめる山でした。

大きな石の上に根を張っていた倒木。

大きな口を開けた怪物の様であり、飲み込まれてしまいそうな雰囲気がありました。

レスキューポイント。

 この山は、一合目から順次標識があり、六合目・七合目付近のブナ林の新緑がとても綺麗でした。

ミツバツツジもまだ頑張って咲いていましたが、

この木のミツバツツジが一番綺麗でした。

そしてカエデの新緑も。

途中、何鳥か良く分からないが、

くちばしでロープの端をほどき、巣づくりの準備らしき事を、

人が居ても気がつかない様子で?一心不乱、無我夢中で突っついて解いていました。

期待していた、富士山展望台から眺める富士山は、

ほぼ雲の中。

あらら・・・!

北アルプス展望台からの眺めもなさそうなのでスルー。

コメヅカの木の中を登ってゆくと、

二百名山&山梨百名山の毛無山山頂。

富士山は姿現さず、一瞬霧がたちこめ寒い。

久しぶりの山頂フルーツゼリー。

昼食をとり、ゆっくり下山しました。