大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

八ヶ岳・観音平~編笠山~権現岳~三ツ頭縦走 ①

2013-05-31 06:08:58 | 山 行・ハイキング

 

2013年5月25日(土)

今年の積雪期である3月 天女山~前三ツ頭~三ツ頭~権現岳の予定で登ったが

ズボズボの雪と急坂に泣かされ体力は消耗し 前三ツ頭で断念

それからと言うもの 頭の片隅にこの権現岳に登りたいとずっと思っていた山である

雪融けもすすみ 今がチャンス!と

観音平~編笠山~ギボシ~権現岳~三ツ頭~観音平と縦走する事にした

 

観音平 標高1580m 5:30スタート

駐車場からはまだまだ雪をかぶった 中央アルプスの山並みがチラッと見える

標高1700m付近まで ピンク色の可愛いミツバツツジが点々と姿を現し

樹林帯の中で目立つ存在であった

標高1800m付近 雲海展望台を過ぎると

針葉樹林帯の八ヶ岳らしい森とゴツゴツとした岩場があり 徐々に高度を上げ

 

小広い平地に出ると押手川分岐

小さな沢の流れを見ながら 体の火照りを沈め ホット一息

この分岐は 青年小屋を経て編笠山への巻き道ルートと

編笠山への直登ルートとの分岐 直登ルートへ

若葉の芽吹くシラビソの樹林帯は気持ちが良いが 

道の険しさが本格的になってきます

 ひとつひとつの岩が大きさを増し 勾配もかなりきつくなり

立ち止まり フット後ろを振り向くと中央アルプスの山々が

青空の下 連なりあってこちらを向いてます

山頂からの眺めが楽しみになり 足は上へとグングン進んでいきます

容赦ない急斜面が目の前に現れた時 そろそろ山頂かな?って思っていると

「山頂まで 後 ちょっと」の看板 一気に山頂を目指し

360度の大パノラマが広がる

8:40 編笠山山頂到着

気持ちの良い爽やかな風が 頬をなでる

ギボシ~権現岳へ続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


丹沢・檜洞丸

2013-05-22 06:08:00 | 山 行・ハイキング

 

5月19日 山仲間数人との山行予定だったが

天気が思わしくない為 早い時点で中止が決定してしまったので

 

5月18日 シロヤシオの花がちょうど見頃らしい、との事で

 丹沢・桧洞丸へ登ることになった

 

西丹沢自然教室の駐車場に車を停め

車から外に出てみると ヒンヤリとした冷たい空気が流れる

晴れの予報にしては ぱっとしない雲ゆき 空を見上げると真っ白

こんな天気じゃ もちろん富士山は期待出来ないし 山頂はもしかしたら雨かも???

そんな不安を抱えながら 

桧洞丸に登るのに最短のルートである つつじ新道 7:00スタート

 

ゴーラ沢出合までは穏やかな登山道が続き 新緑の中のハイキング気分が味わえる

時折 太い木が倒れていたりと 障害物に出くわす

駐車場はいっぱいであったが山へ入ってしまうと 

さほど人の気配を感じさせない静かな山だ 

時期が終わってしまった ミツマタの枯れ落ちた姿があちこちに見受けら

ミツマタの時期も この山は楽しめるのだな?って歩きながら思っていると

木々の間からは 純白なシロヤシオの花が所々に顔を出し主張しているが

やっぱり今年は 少ない気がする

 

「ゴーラ沢出合」の河原で 水を補給しながら一休み

広々としたゴーラ沢出合 

一瞬BBQしながらビールでも飲みたいと思う誘惑に襲われるが

グットとこらえて

 

休憩もしたことだし さて登りますかぁ~

ここから鎖があったりと登り一辺倒になり

曇り空にもかかわらず 一気に汗が噴き出すが なかなか楽しめるコースである

休憩しながらゆっくり登り さらにベンチがある展望台で休憩 

晴れていれば この場所から富士山が綺麗に望めるらしいのですが

この曇り空では まるっきり視界はゼロ

 

尾根に差し掛かる手前で、ようやく丹沢らしい舗装された階段が出てきた

やれやれ・・・と思っていると

 

整備された木道の脇にはコバイケソウの葉が 群生している

開花頃には 風にたなびく白い花が登山者を楽しませてくれるのであろう

 

石棚山との分岐から先は 尾根沿いに山頂を目指すだけ 急な登りもない

そして我々は

どうやら仙人になり 雲上へと上がったようです

空を見上げると 曇り空から一転して青空になり 日差しもきつく 後ろを振り返れば

雲の上から富士山が ひょっこりお目見え どうでしょう 日頃の行いがやっぱり肝心って事ですかね?

 

山頂到着 小さなマメサクラが咲いてました

お昼を食べ 重い腰がさらに重くなり

犬越路を経由して下山予定であったが・・・ 

コースタイムを眺め 同行者と顔を合わせ・・・ニヤリ  「どうする?」

うぅ~ん あっさりピストンで下山する事に決定 アハッ!

 

時間があったので気持ちの良いゴーラ沢でお湯を沸かし まったりコーヒータイムし

下山しました

 

 


奥多摩・笠取山

2013-05-14 23:52:39 | 山 行・ハイキング

 

週間天気予報見ていたら 今週末の天気は土・日両日共 傘マークであったが

木曜日辺りから 日曜日の傘マークが取れてきた

ならば!やっぱり山でしょう・・・と急遽決った笠取山 

笠取山は雲取山の西にあり 中央分水嶺のある山で 前から行きたいと思っていた山である

多摩川に流れ込む 一滴の雫を求めて・・・

 

作場の駐車場に車を停め 7:00スタート

雨上がりの為か 辺りの木々の新芽が 重なりあって透けて見える程

透明感ある若葉がとっても綺麗だ 登山道の脇には沢が流れ

沢の流れの音を聞きながら歩を進めてゆき 何度も何度も沢を渡り  

空気は澄みきっていて気持ちがよく 清涼感タップリの山登りだ

一休坂分岐で 緩やかな沢沿いのコースを選択

ほどなく笠取小屋に到着

テン場に1張り 昨晩の雨にも負けずにテン泊したらしい人が一人

テントを干していました

良く整備された広大な公園のような広場を上がってゆくと

小さな分水嶺に到着

ここに降った東側の雨は 荒川に注ぎ込み 西側に降った雨は 富士川へ

そして南側に降った雨は 多摩川へと注ぎこんでいるそうです

へぇ~ なんとも不思議な自然の摂理なのでしょう

笠取山 西側の斜面を巻き込み 

水干へ 

この一滴の雫が多摩川へと流れこむ源流です

東の埼玉県側の山頂

笠取山の山頂は埼玉県側と山梨県側に2つあり

埼玉県側の山頂が本来の笠取山の山頂ですが

山梨県側の山頂の方が 展望が良く広いらしいです 

今回は 埼玉県側の山頂のみでした 

下山途中の尾根から やっと富士山の頭が雲と雲の隙間からちっらっとお目見え

一瞬のシャッターチャンスをとらえる

黒エンジュからコンパスを合わせて 読図をしながらバリエーションルートへ突入

一旦 整備された登山道へ出るが またバリエーションルートを見つけながら入るが

背丈程の笹が邪魔して歩行困難

馬止分岐まで来るが 同行者はバリルートに入りたくて仕方がないらしく

ここで一旦 別行動 私は地道な穏やかなコースへと行き

駐車場で待ち合わせする事になるが 結局 後から同行者も来る

駐車場にて お疲れさまでした 

 


九州は花盛り

2013-05-13 13:03:14 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

九州は新緑の季節であり

今がちょうど花盛り

九州を車で走っていると 一面の蓮華畑があちらこちらに

その度に車を停めてもらってパシャリ

ピンクや白 紫の藤も綺麗だった

花ショウブも・・・

蓮の花が もう咲いていたのには ビックリ

 


背振山 3分登山

2013-05-12 12:40:37 | ~ 九州の山 ~

背振山は 以前 佐賀県の基山に登った時に眺めた山であり

登りたいなぁ~っと思っていた山

今回 時間があったので背振山の近くまで行って見る事にした

観光事務所で背振山の地図を貰い 観光事務所からは2時間半で登れる

後は山頂直下まで行けるのは判っていたので

自衛隊電波施設がある所まで車を走らせる

ハイカー用駐車場は広くトイレもあった

下の登山口から登ると 脊振山分屯基地のある駐車場に出る様だ

 
 
 
 

この駐車場から山頂まで300m程 まさに3分登山でありました(笑)

なぜ駐車場まで車で上がったのかと 言い訳をしますと・・・

2時半 山に登る元気がまったく残っていなかった為 3分登山を選択

あんたら・・・ ホントに山に登る気があるんかい(笑)と言いたくなる様なブログでした

 

 


九州・英彦山神宮

2013-05-11 12:01:42 | ☆☆☆ 九 州  ☆☆☆

 

今回の九州の一番の目的はと申しますと

2百名山でもある 福岡県に位置する英彦山登山でありましたが・・・

登山予定の2日前に ある出来事がございまして 英彦山登山はあっけなく中止

しかしながら登山口付近の温泉に 宿を予約していたので

山は登れなくても馳走を食べて 温泉を堪能して帰りましょうって事になった

 

翌日

まっ! ここまで折角来たので

 次回の為に備え登山口となる英彦山神宮までは下見に行ってみる

300段の階段を上がって 

境内に到着

なんとなく境内まで上がって着たら 既に山に登った気になってしまった我々

次回 またここまで来てホントに登る気があるか?

うぅ~ ちょっと悩む場所だ!

 

 

 

 

 


九州・涌蓋山

2013-05-07 22:39:36 | ~ 九州の山 ~

 

GWの後半は・・・

はたまた九州・熊本へ旅立ちました(o´∀`o)ニコッ

九州に来るとやっぱりいつものお決まりのドライブコースは

我々の好きな九重連山が見渡せる 飯田高原や瀬の本高原だが

さすがにGWは車が多い 阿蘇5岳が見渡せる大観峰の駐車場は凄い車の数に驚く

 

百名山ハンターで賑わう 九重連山はおそらく人が多い事を予想して

九重連山の西にひっそりと聳える 涌蓋山へ登る事に

以前 登った時は ススキの穂がたなびき 光に照らされキラキラと輝く秋 

澄んだ空気で見晴らしが良かったが・・・・

 

のんびり11時頃から登り始め

みそごぶし山を経由して

広い草原の中を アルプスの少女ハイジ気取りで サクサクと草を踏みしめる音を聞きながら

目の前の涌蓋山へ

 

山登りが得意ではないPちゃん 私が九州に行くといつも山へ連れまわしており

目の前の涌蓋山を眺め あの山登れない!もう無理!死ぬ・・・!とか 大騒ぎしてるけど

大騒ぎしてるわりには 結局 いつも最後まで一緒にお付き合いしながら登ってくれんだよね

うふふ・・・  

九州の山はいっぱい色々なとこ二人で登ったね

こんなPちゃんだけど 一緒に登っていてすっごく楽しくて

ホノボノと出来るし 心穏やかで居られるの

だからまた一緒に登りたいってネッ!

涌蓋山山頂

この山頂で100名山・200名山・300名山ハンターと出会う

この日は この涌蓋山で3座目だって・・・ ひぇ~

午前中に由布岳に登り 九重山の中岳に登り そしてこの涌蓋山に登ったとか

びっくり・・・ そんな山の楽しみ方もあるんだね

でも私には まね出来ないわ

どんな低山でも 今は気の合う仲間と自然を感じ 風と空気を感じ 景色を堪能し

一歩一歩 山を楽しみながら登りたいな

山頂からは 九重連山の山々

澄んだ空気ならば 阿蘇の山並みもばっちりと見渡せるのであるが

今日は まったく見えません _| ̄|○ ガクッ

微かに由布岳は確認できました

またしても 我々がこの山の最後の登山者となってしまいました

 

九重に来ると お料理が滅茶苦茶美味しい

筋湯温泉のこじんまりとした常宿にお泊まりするのですが

予約するのがちょいと遅かった為 残念ながら宿泊は出来ず

熊本のPちゃん宅へ 大人しく帰宅しました (*´Д`)=з

 

 

 

 

 

 

 

 


北アルプス 唐松岳 その2

2013-05-01 21:06:46 | 雪山

 

4月28日(日)

大爆睡から目覚め空を見上げると 前日の悪天候が嘘のような晴天

しかしながら依然として風が少々気になる

八方尾根 ゴンドラ駅まで宿の方が送ってくれる道中の車窓から見る

五竜岳山頂付近の嫌な雲もちょっと気になりながら

八方尾根 ゴンドラ駅に到着すると チケットを購入する列とゴンドラに乗車する列には

春スキーを楽しむ人・雪山を楽しむ人達で溢れていた

聞けば 強風でゴンドラが動いてなかったらしい・・・! 大幅に時間ロス

ザックを計量したら19キロ 

 

八方尾根ゴンドラ → 兎平 → 黒菱平 → 第一ケルンとゴンドラ・リフトを乗り継いで

 さてここからは気を引き締めて 八方池山荘 標高1830m 10:30スタート 

山に入る人も多く トレースもしっかりしているのでアイゼンは装着しなくても十分歩けた

 標高が上がるにしたがって北には 昨日の新雪で真っ白に雪を被った白馬三山がどっしりと構え

南には五竜岳 申し分ない大パノラマである

11:30 八方ケルン  アイゼン装着

第三ケルンから暫くは緩やかな上りが続く 

12:30 雪の重みで曲がりクネッタ 樺の樹林帯の中で軽い昼食 

樹林帯を抜けると 目の前には大雪原が現れ 

第1.2.3ピークの丸山ケルンの建つ丸山までの アップダウンが始まる

丸山直下 13:50 丸山ケルン

標高2500m付近から北からの風雪が強くなり 粉雪が顔を殴りつけてくる

風で飛ばされないように稜線歩きが より一層慎重になり 

小屋直下の急登で またまた緊張感倍増 ここで滑落したら奈落の底だ!

緊張感から開放されホットすると

 

真っ赤な唐松小屋があり 目の前には唐松岳山頂と剣岳 申し分ない絶景だ

15:10 唐松小屋到着

 

 さて・・・

小屋の営業は4/29~だったので テント泊のつもりで上がってきた我々一行 

 ラッキーな事に1日営業が早まり急遽4/28から営業していた

そうなると小屋泊にするかテント泊にするか迷う我々

活力体力漲る30代 セイウチ君は テント泊

活力体力がまだ少々残る40代前半 小屋泊&テント泊 迷ってるご様子

活力体力根性がなくなっている40代後半と50代前半 問答無用 即答 小屋泊 (笑)ってなことで

 結局 重たいテント泊装備で登って来た小屋泊の3名は ただの雪中訓練となった

 

テント泊を選択したセイウチ君 必死に雪洞掘り開始

小屋泊選択組は 暖かい小屋の中でヌクヌク 少々休憩してから

セイウチ君を置き去りにして 唐松岳にお先に・・・

16:30 唐松岳へ

16:55 唐松岳山頂

唐松山頂から縦走予定であった 五竜岳

唐松岳山頂から槍ヶ岳

唐松岳山頂から唐松小屋

 

 

唐松小屋のお食事です 左が夕食 右が朝食

美味しかった! 完食です

 

4月29日(月) 

風が強いが晴天

4:30 起床 ご来光を拝み 

6:30朝食

身支度を整え 

唐松岳に登りに行ったセイウチ君を 小屋の中で待ちながら コーヒータイム

 

しばしホットした朝の時間

10:00スタート

12:00 八方ゴンドラ駅 無事下山

白馬駅にザックを置き 温泉に入ってお蕎麦を食べて

14:38 白馬駅発 18:34 新宿着

 

2日間 楽しい旅?と山行 お疲れさまでした(-^〇^-)