大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

北アルプス 唐松岳~五竜岳縦走 ♯2

2015-07-29 23:36:53 | ~ 日本百名山 ~

 

 平成27年7月12日(日) 

前の記事からちょっと時間が経ってしまいましたが続きです。

この日も快晴だがちょっと風があり肌寒い早朝。

五竜岳を目指して・・・

五竜岳山頂に立つ、後立山連峰の素晴らしい景色に時間を忘れて佇む。

目の前には剣岳に立山三山。

そして双耳峰で知られる鹿島槍ヶ岳。

鹿島槍ヶ岳から後に槍ヶ岳が見える、この日も最高の天気であります。

まったりと山頂で過ごし小屋へ。

テントを撤収している間に、ゆっくりと写真撮影し、

前日歩いて来た場所を目で辿り、遠見尾根で下山です。

西遠見山・大遠見山・中遠見山とアップダウンを繰り返しながら標高を下げてゆくが、

気温湿度はドンドン上昇してくる、そしてもう一つの尖った山が目の前に小遠見山である。

「えぇ~あの山も登るんだ・・・」と口々に言い始めるが、ここは巻き道があったのでセーフ。

「そろそろ休憩しない?」の一言で休憩・・・。

 

地蔵の頭まで来ると、アルプス平から歩いて来た観光客で混雑していたので写真だけ撮ってスルー。

アルプス平駅からゴンドラに乗って遠見まで下りる。

ゴンドラの係員が冷たいおしぼりを配ってくれたので、ゴンドラの中で首筋に当てて体を冷やしたりと、

小さなサービスがありがたかった。

遠見駅からタクシーに乗り、八方へ車を回収に行き温泉に入ってお蕎麦食べて。

お疲れさま・・・でした。

皆様、お付き合い頂きありがとうございました♪

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北アルプス 唐松岳~五竜岳縦走 ♯1

2015-07-23 20:36:41 | 日本二百名山

平成27年7月11日(土)-12日(日)

北アルプス 唐松岳~五竜岳縦走

 

五竜岳には登っているが唐松岳には登っていない山友さん達と、

唐松岳には登ってるが五竜岳には登ってない私。

ならば、唐松岳から五竜岳縦走しようよ・・・って無理矢理?お付き合いしてもらう事に。

 

梅雨前線やら台風の影響を受け、刻々と変わる天気図、予定している山の天気図も同じであり、

なかなか最終判断に至らなかったが、週の半ば頃から天気が安定してきたので決行となった。

 

早朝に長野へと向かう。

8:00 始発のゴンドラに乗り、リフトを2回乗り継ぎして八方池山荘へと上がる。

「おぉ~ニッコウキスゲが咲いてるじゃん!」

歩き始めてすぐ 白馬三山にうっとり。

第一ケルンを過ぎ第二ケルン

白馬三山がどんどん近くにダイナミックになってくる。

風がなかったので、八方池に映しだされる山並みが綺麗だ。

扇雪渓だ、以前登った時は数年前のGWの雪山登山であり、しかもテント担いでいたので、

この雪渓の登りがきつかった事を懐かしく思い出された。

あの時の山行も楽しかったな!

唐松岳山荘は直ぐそこなのだが、まだ着かないもどかしさ。

山荘に到着して、唐松岳を眺める。

山荘から唐松岳は30分程の距離だが、以前登っているのでザック番していたのだが、

体が冷えてきた・・・、皆を追いかけ

唐松岳山頂へ。 剣岳に立山三山がクッキリ!

後立山連峰が綺麗だ・・・。

唐松岳から唐松山荘。 山荘前で休憩して、

目指す五竜岳へ・・・コースタイム2:30頑張るぞぉ~。

山荘を出て直ぐ八方尾根分岐から五竜岳へ。

牛首と言われる鎖場が続く。 

スリルと緊張感。

鎖がしっかり付いてるので心配はない。

緊張感から開放された3人。

またまた緊張感!

そして開放、風が気持ちよい。

唐松岳から歩いて来た縦走路

五竜山荘まじかなのだが、この緩やかな傾斜がかったるく長く感じる。

五竜山荘が見えて来た、五竜岳に登るのは翌日にしよう・・・。

テント泊の人1名、小屋泊まりの人3名。

私は小屋泊、料金払って6人部屋へ。 結局この日は6人部屋で3名でゆったり過ごせました。

 

 

 

 

 

 

 

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真夏の恐怖体験 山梨県・滝子山

2015-07-21 16:11:07 | 山 行・ハイキング

 

平成27年7月20日(月) 海の日

ジリジリムシムシと暑い日が続き、この三連休はどこの山も高速道路も渋滞していた事でしょうか?

三連休の最終日は、もう暑くて我慢出来ないので山友さんと涼を求めて、

滝子山のズコ沢に沢登に行くことに前日決ったが、先週の台風の影響で水量が多かったのであきらめ、

寂しょう尾根(南稜)に変更して、林道から登りだし約1時間程登ったところで、そろそろ岩場があるなぁ~って思っていると、

30メートル位下に熊が居ると山友さん。見ると大きな熊がのそのそと歩いている。

そのまま下ると思っていたので、私は悠長にカメラにでも納めようか?なんて思った瞬間、

こちらを振り向き、山友さんと目が合ってしまったらしく、

前脚の毛をなびかせ、ウォーと大きなうねり声を上げ猛然と我々に向かって駆け上がってきた。

「何もしてないのになぜ?もうダメかも?」と思いながら足元にあった丸太を拾っている一瞬の間に熊を見失った。

何処かのくぼ地に潜んでいきなり、「ガバッ!」ってくるのか?

 何処だ何処だ!尾根の反対側は崖、前方は岩場、逃げ道がない。

山の中は静かで、何の音もない!不気味だ。

 

登山道の木の上を見上げると、小熊が居るではないか!小熊を守る為にもの凄い勢いで威嚇してきたのだと納得、

早く木から下りてお母さんの所に行って・・・って祈るばかり、ちょっと長い時間であったが、少し下の木に移っていったので「ホット」した。

しかし親熊はどこへ隠れたのか?熊が去った後、獣の臭いがたちこめていた。

 

山友さんは何回も山で熊と遭遇しているが、向かってこられたのは初めてだって。ビックリしていた。

子を守る為の母性本能って凄いですね。

 

先々週、北海道の熊の巣と云われる日高の山奥でテント泊した時でさえ、ヒグマと遭遇しなかったのに、

山梨の山で熊と出会うなんて、まさか考えもしなかった。

 

もうこれ以上この山に登る気がなかったので、まだ6:30であったが下山。

下山途中も物音に凄く敏感になり、足ガクガク、心臓バクバクでありました。

同行者の方、じゃあ一般ルートから登ろうか・・・って!「イヤイヤ今日はこの山は嫌!」って事で、

熊の心配のない、帰りの渋滞に嵌らない北高尾へ。

北高尾と言っても、人が殆ど入らない獣道である、登山道には動物の骸骨が転がっている、ここでも「ギョッ!」って思う。

同行者の人に、この道も単独だったら気持ち悪いねって言うと・・・

「ここは熊は居ないけど、野生の猿が多いんだよね・・・」

「ハッ?今度は野生の猿に襲われる?」 ギョギョ・・・止めてくれぃ!

富士見台で猿と出会わなく「ホッ!」としたところで、ビールを呑んで一休み。

 

杉沢の頭を経由して下山。

まぁ~低山ではあるが、アップダウンの多い場所であり、色々な面で汗だくの山行の一日でありました。

 

この一件で当分の間、単独行で山に入るのは怖くなってしまった(*´Д`)=з

滝子山を計画中の方、小熊を連れていたのでそれほど遠くにはまだ行かないと思います。

寂しょう尾根付近をウロウロとしてると思いますので、ご注意下さいね。

 

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新潟県・鬼ヶ面山

2015-07-07 15:40:00 | 山 行・ハイキング

 

平成27年7月2日(木)

ヒメサユリが観たくて、新潟県の鬼ヶ面山へとゆく。

もしかしたら、もう遅いかも?確か色々な人のブログでは、北海道に行く頃が満開だったようなのだ。

咲いてなければ仕方ないって気持ちで、ヒメサユリを観に行く事にした。

朝方まで降っていた雨も上がり、青空が覗いてくる。まだ朝が早いのでブヨも寝ているらしい。

ブヨが活動する前に山を下りる予定なのだ。

南岳を過ぎてもヒメサユリの気配がない!ない!ない! もう本当に終わってしまっているのか?

蕾を一輪見つけ、その後は咲き終わってしまった花ばかり・・・。

諦めていた頃、鬼ヶ面山頂直下に沢山咲いてました。

通称ヒメサユリ道路と云うらしい。

アブの心配をしていたが、新潟の山はトンボが飛び始めたのでアブの襲撃にあう事がなく

ゆっくりとヒメサユリの写真が撮れました。

天気も回復し鬼ヶ面山のお隣の山、浅草岳も綺麗に見えてました。

9:15 鬼ヶ面山山頂

山頂で休憩して下山。

お昼前には下山しお蕎麦を食べて、温泉に入り帰宅しました。

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北海道・幌尻岳♯2

2015-07-06 23:07:10 | ~ 日本百名山 ~

平成27年6月27日(土)

雲行きは怪しいが雨は降っていない、テン場からは幌尻岳も見えるが確実に雲がモクモクと湧いてきている。

雨が降る前に幌尻山頂へと出発する。

テン場から10分程登ると、北戸蔦別岳山頂だ。

北戸蔦別岳から大きく下って、戸蔦別岳へと登り返す

ガスは次第に濃くなり、辺りは真っ白になってしまうが、雨と風がないだけ救われている。

景色を撮影しても真っ白な為、花を撮りながら歩く。

戸蔦別岳山頂。

七ツ沼カールは、エゾハクサンイチゲの群生地であった。

ガスがなければどんなに綺麗だったことだろうかと、ちょっぴり残念に思う。

後一息で3年待った幌尻岳山頂が迫ってきた。

8:00 幌尻岳山頂に着いた。ヤッターの一言で3年分の喜びを味わう。

山頂からの眺めは真っ白で展望ゼロだったけど、でも全てに満足した。

下山途中の登山道に北キツネが顔を出し、小熊でなくてよかったと安堵する。

11:40 テン場に辿り着き、昼食を摂りテント撤収して下山。

下山後は、ひだか高原荘に宿泊、温泉に入り近くの居酒屋さんでお疲れさまの乾杯。

格別の一杯でした。

翌28日は、富良野へ行き今北海道で話題のスープカレーを食べる。

スープカレーってあまり好みではなかったが、地場野菜たっぷりのカレーを注文してみたら、

野菜も美味しくスープも美味しかった。

その後、チーズ工房に寄りクリームたっぷりのワッフルを食べ、道の駅でソフトクリームを食べ、

カロリー過多の食べ歩きとなった。

北の国からのテレビ撮影で宮沢りえが入ったという、吹上温泉の混浴露天風呂へ。

私は入らず車の中で寝てましたが・・・。

真っ赤に染まる夕陽を眺めながら、北海道の旅は終わりました。

皆様、いろいろお世話になり ありがとう♪

 

 

 

 

 

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北海道・幌尻岳♯1

2015-07-05 23:58:42 | ~ 日本百名山 ~

平成27年6月25日(木)-28日(日)

毎年恒例になった北海道の山、一昨年・昨年と予定していた幌尻岳には天候不良で登る事が出来なかった。

今年こそは絶対に登って帰りたい!3年目の正直になるのか幌尻岳登山!

そんな期待を胸に抱き、25日早朝羽田空港を飛び立った。

旭川空港で北海道の山友さんと合流し、お昼を食べたり買出しをして

沙流川キャンプ場のコテージを借りる。

夕刻まで近くの川で釣りを楽しむ、夕飯の食材にとニジマスを数匹釣りあげて終了。

コテージ前でジンギスカンに釣ったニジマスを焼きBBQ、買ってきたアルコールは全てなくなり、

山で飲む予定だったアルコールまで持ちだすしまつ。

 

 翌日早朝、二日酔いの体を引きずり幌尻岳へと向かう。

北海道には幌尻岳と名の付く山が2つあるという、一つは日本百名山で有名である日高幌尻岳、

もう一つは十勝幌尻岳 地元の人は略してカチポロって言うらしい。我々はもちろん日高幌尻岳へと登る。

車でチロロ林道を約1時間程走ってゆくと幌尻岳へ登る駐車場となり、林道の途中には熊の落し物が目に付く。

駐車場から登山口に取り付くには、再び林道を徒歩で1時間程歩かなくてはならない。

北海道電力取水施設にやっと辿り着き、ここが登山口となる。

本来は、この登山口で前泊する予定であったが、北海道は肌寒く天候が不安定であり辞めたのである。

3年目の幌尻岳山頂を目指し、日高の深い森へと入り第一の目的地である水場「トッタの泉」へ。

今回メンバーは6名、北海道の山友さん2名と東京・埼玉から4名。

北海道の山へ登るいつものメンバーである。

 険しい登山道には、花が咲き

沢の渡渉を何度も繰り返し、雪渓を上がったりトラバースしたりして、

やっとやっと水場であるトッタの泉に到着。冷たい水を喉に潤し、水の確保をし休息。

トッタの泉から暫くきつい登りが連続する。木々も移り変わりダケカンバの林からハイマツ帯となると、

青空も覗き始め北戸蔦別山頂が見えてきた。やっとここまで来たって感じだ。

ヌカビラ岳山頂付近からは、明日歩くであろう左奥の尖った山 戸蔦別と目的の幌尻岳とカールがみえた。

これが3年待った山並みなのだ。明日も晴れるといいなぁ~なんて期待をもち

3~4人用のテント2張りできそうな場所を探しながら、この日最後の斜面を登る。

北戸蔦別山頂直下の真正面に幌尻岳が望める、

最高のテン場で幕営。

TOMのTシャツでメンバー達と記念撮影し、就寝。

おやすみなさい。

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