小さな郷土玩具貯金箱をいろいろ収蔵しました。その2です。
上の写真、左側、岐阜県の郷土玩具、「蚕鈴」、その如意宝珠型の貯金箱、陶器製、高さ10センチです。
岐阜の美江寺の蚕鈴が変化した土鈴で、何でも望みが叶うと言う、如意宝珠を題材とした、その貯金箱です。素焼の土型に彩色をほどこしただけのシンプルな作りです。
岐阜県、美江寺の蚕鈴は、美江寺の蚕祭(旧1月30日)に売られた土鈴。宝珠鈴・釜鈴など種類が多く、蚕室に吊るすとねずみの害を防ぐと言われています。
上の写真、右側、北陸高田地区の郷土玩具、「俵牛」の貯金箱、陶器製、高さ11センチです。
金山の金を運ぶのに牛を使ったことに因んでいるそうです。荒削りで、素朴な作り、「俵牛」は各地に見られます。