先日の日曜日、紫陽花のシーズン、別名、あじさい寺と言われる智識寺を訪ねました。
上の写真、本堂に向かう道筋に咲き誇る紫陽花です。昭和40年~50年代にかけて、東京を始め各地から信者が参拝に訪れ、その賑やかさは特別だったと聞いています。智識寺は、740年、聖武天皇が創建されたとのこと、この本堂と安置されている十一面観音立像は、共に国の重要文化財に指定されています。確か、観音立像は、一時国宝だったと思います。
敷地は広く、本堂の隣は公園の様になっています。紫陽花が少なく、雑然としています。以前は、紫陽花に覆われて素晴らしかったことでしょう。寄進の灯篭など、以前の賑わいが想像できるだけに現状は残念です。
智識寺は、戸倉上山田温泉から麻績への道路沿い、ゆるい扇状地の中腹にあり、辺りは、果樹園に覆われ、眼下に温泉を見下ろし、穏やかな環境、素晴らしい光景が楽しめます。今は、いろいろな果物が成長中です。
上の写真、リンゴです。
上の写真、キュウイです。