愛媛を代表する郷土玩具「媛だるま」の貯金箱を収蔵しました。
上の写真、媛だるまの貯金箱、プラスチック製、高さ9.6センチです。
愛媛相互銀行の提供で、記念貯金箱だそうです。何の記念か分かりません。銀行提供のものだから、シンプル・安価コストのものですが、福々しい顔の中にキリりとした良い顔をしています。
本家本元の媛だるま貯金箱です。愛媛では、姫だるまでは無く、媛だるまです。
姫だるまの由来
「四世紀の昔」神功皇后が御征戦にご出陣の途中道後温泉にしばらくご滞在になり、そこで応神天皇を御懐妊され、その後颯爽とした鎧姿の勇装にて打ち続く苦難と不運にめげず大任を果たされた。美しく雄々しき皇后は、筑前の国に於いて、応神天皇を出産されました。その応神天皇の真紅の真綿包みの可憐な幼児を記念とし、追想して造られたのが黒い髪毛のおぼこたれの美しい優雅な姫だるまです。
子供がもて遊ぶと健やかに育ち、病人が飾ると起き上がりが早くなるといわれ信仰にまつわる心意を示す玩具で人々の心の中に静かにしみて、その愛情は幾多の優美な媛だるまを生み出し、今日の優雅な姫だるまとなりました