終活の日々

後期高齢者、気ままな人生・日常を日々楽しみながら記録していきます。

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(七福神の貯金箱、その6 大黒天)

2012-08-29 08:34:18 | インポート

 揃いで収蔵した見事な七福神の貯金箱、その6 大黒天の紹介です。

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 上の写真、大黒天の貯金箱、陶器製、高さ20センチです。大黒天を象徴する小槌と大きな袋を持たず、神妙に畏まってにこやかな笑顔を浮かべた、一寸ユニークな大黒さんです。良いお顔で、経年の良さも出ており、素晴らしいものです。

 大黒天は、仏法を守る戦闘的な怒りの神として、また恵比寿と並ぶ代表的な福神として信仰されてきました。日本へは中国で寺院の台所に祭られていたものが伝えられ、福神の面が取り入れられ、室町時代中期以後、七福神の一人となりました。

 また音の類似から大国主命と混同して大黒信仰が盛んとなり、この普及には仮面をかぶり大黒舞を演じて歩いた芸能の一団が寄与しました。一方農村では農業の神とされ祭られていました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(七福神の貯金箱、その5 布袋和尚)

2012-08-28 08:21:31 | インポート

 揃いで収蔵した見事な七福神の貯金箱、その5 布袋の紹介です。

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 上の写真、布袋の貯金箱、大きなお腹を突き出し、袋を小脇に抱え、いつものにこやかな笑顔の布袋さん、陶器製、高さ20センチです。がっちりとした作りで、経年による落着いた色合いが良い感じを出しています。

 唐の時代の末頃、実在したと言われる禅僧です。名は契此(かいし)と言い、日本では神格化され室町時代に七福神の一人となりました。身の回りのもの寄付されたもの一切を入れた袋を背負って放浪し、布袋和尚と呼ばれました。没後、弥勒菩薩の化身であったという伝説も生じました。宋代には画題として好まれ、太った腹をあらわにし、子供と遊ぶ姿が盛んに描かれ親しまれました。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(実りの秋が近づいています)

2012-08-27 11:57:33 | インポート

 暑い、それにしても暑い残暑が続いています。そんな昨日の日曜日、涼しい風が吹き始めた午後4時過ぎ、戸倉上山田温泉の郊外にある畑まで、ウォーキングを兼ねて歩きで行ってきました。周りの景色を見ながら、畑で一寸した収穫をしたりの1時間半程のリフレッシュ タイムです。

 こんなまだまだ夏の暑さの中でも、次第に季節の変わりが目につきます。着実に実りの秋に近づいています。信州・戸倉上山田温泉の季節の変わり目を写真で紹介したいと思います。

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 上の写真、一寸した高台から撮った郊外の風景。青く澄み渡った空、柔らかな感じの雲、秋を予感させます。

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 上の写真、大きくなり、恥じらうように、うっすらと赤くなり始めた(分かるでしょうか)リンゴ、間もなく楽しいリンゴ狩りの時期となります。

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 上の写真、大きく実ってきたキュウイ、この他、巨峰・梨など、これからこの地では美味しい果物が収穫され、観光狩りも楽しんで頂けます。

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 上の写真、いよいよ私の畑の収穫物、ミョウガです。雨が少なく、今一の収穫量、大きさですが、いろいろの料理に利用し美味しく味わっています。自然栽培物は味が濃く最高です。

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 上の写真、イチジクです。まだまだ一部のみの収穫です。来週辺りからは本格的になるでしょう。熟したイチジクの生食は、確かに美味しく感じます。

 

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(七福神の貯金箱、その4 毘沙門天)

2012-08-26 07:58:47 | インポート

 揃いで収蔵した見事な七福神の貯金箱、その4 毘沙門天の紹介です。

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 上の写真、毘沙門天の貯金箱、岩に腰かけて、いかにも怖そうな顔の毘沙門天、陶器製、高さ33センチです。精緻に作られ、保存状態も極めて良好です。

 仏教の護法神である持国天・増長天・広目天と共に四天王の一人で、北方を守る神です。常に如来の説法を聞くところから多聞天とも言われています。須弥山(古代インドの世界観の中で中心にそびえる山)の中腹、第四層に住まい多くの夜叉(古代インド神話に登場する鬼神)を率いていると言います。体は黄色で、七宝の甲冑をつけ怒りの相を表しています。日本では、七福神の一人として福寿を授ける神とされ、広く民間信仰の対象になっています。

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にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(七福神の貯金箱 その3 弁財天)

2012-08-25 11:31:29 | インポート

 揃いで収蔵した見事な七福神の貯金箱、その3 弁財天の紹介です。

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 上の写真、弁財天の貯金箱、陶器製、高さ33センチです。ふくよかな顔、琵琶を弾ずる姿が精緻に作られ、落着いた彩りも見事です。残念なことに、首・裾下に修理の跡が有ります。

 弁財天は、福徳・財宝を授けるとされる女神です。インド河で河川神として崇敬され、ヒンズー教でブラーフマンの配偶神、仏教では閻魔王の姉などとされています。日本では奈良時代から琵琶を弾ずる姿が多く一般に水辺に祭られ、室町時代から七福神の一人として俗間に信仰されました。竹生島・江の島・宮島のそれは三弁天といわれて有名です。

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