昭和時代には、本当にいろいろな貯金箱が登場しています。企業の販促貯金箱にも、他社に負けない個性的なものをと、しっかり考えているものが見られます。そんな一つを収蔵したので紹介します。
上の写真、大阪屋証券㈱(現:コスモ証券㈱)の販促貯金箱、スチール製、奥行23センチ、横幅17センチ、高さ5.5センチです。一見、普通の書類箱に見えます。しかし、下の写真でご覧の通り、上部は、書類等が保存でき、その下が貯金箱になっています。箱の正面、右側にお金の入れ口が有り、相当量のお金が貯められます。貯まったお金の出し口は、ご覧の通り。上の写真に見える鍵で、お金の入り口が、ぽっかりと、取り外せます。実用性と遊び心を兼ねた販促品、いかがでしょうか。同じ昭和時代には、同じ様式の、高価な商品として、木製の貯金箱、小物入れ兼用の貯金箱も販売されていました。この貯金箱については、既に、このブログで紹介しています。
大きなキャラクター貯金箱も、いろいろ収蔵しています。明日、6月1日から始まる、夏休み企画展、「心も弾む! キャラクター貯金箱展」にも登場します。今や、新企画展の開催準備もほぼ完了、いっぱいの楽しげな貯金箱達で、弾けそうです。
上の写真、左側、ウルトラマンタロウ、プラスチック製、高さ34センチ。右側、怪獣ブースカ、プラスチック製、高さ27センチです。本当に楽しい企画展の始まりです。