大きさも、形も、外観も、一見実物と見間違いそうなカメラの貯金箱を収蔵しました。
上の写真、オリンパスのノベルティ、カメラの貯金箱、合金アンチモニー製、高さ9センチ、横幅13センチ、日本製です。
格調高い青銅色、重量感抜群、当時のカメラにそっくりです。ワンタッチで、レンズ部が着脱可能で、ここからお金を出します。
ヨドバシカメラが、1978年頃、一眼レフカメラを買うと、この様な、そのメーカーの代表的カメラの形をした貯金箱をプレゼントしていました。
しかし、それにはヨドバシカメラの銘が入ったいたと言うことですが、これには有りません。この他にキャノン・ニコンも収蔵していますが、やはり有りません。流通経路が違っていたのでしょう。銘が有る無しにかかわらず元は同じものなんでしょう。
状態の良い綺麗な土人形から、経年の味わいのある陶器人形など、いろいろ収蔵出来ました。
上の写真、若殿の土人形貯金箱、高さ28センチです。
色落ち・欠け無く綺麗です。端正な顔つき、何色も使われ、細かく造作されています。何処で、何時頃作られたものか不明です。
上の写真、馬を掲げる幼児の貯金箱、陶器製、高さ20センチです。よくあるポーズ、和服姿の少女が同じように馬を掲げているポーズのものも収蔵しています。何か謂われの有るものなんでしょう。丈夫に出来ていて、かなり重く、顔もかわゆく味わいが有ります。何処で何時頃作られたものか分かりません。お金の出し口有りません。
上の写真、扇を持ち、芸人らしき人物、陶器製、高さ20センチです。上の幼児の貯金箱と同じく、丈夫でかなり重い、同じ産地の感じ、何時頃のものか、どんな人物を表現しているのか分かりません。上の幼児の貯金箱同様に味わいが有ります。これもお金の出し口は有りません。
貯金箱を集めていると、限りなくいろいろのものが出てきます。単なるお金を貯める器では無いことが分かってきます。生活に密接した貯金箱を通じて、いろいろ表現されています。貯金箱についてのいろいろな分析はこれからです。