今年の最後のブログとなりました。
主としてこのブログには、新たに収蔵出来た貯金箱を後々の記録も兼ねて紹介してきました。次第にこれはという貯金箱の収蔵も難しくなっていますが、それでも今年も何百もの貯金箱を新たに収蔵出来ました。
収蔵品の増加に伴い、様々な充実した企画展が可能になり、現在の仕事がますます楽しくなっています。
さて、戦時中の貯金箱、時代をリアルに映して、はるか昔の忘却の世界を現実に呼び戻してくれます。
上の写真、戦時中の貯金箱、木製、壁掛け式、高さ11.8センチ、幅6.6センチ、奥行き4.2センチです。
正面は、城壁で見張りする兵士像と「銃後の貯金、最後の勝利」と書かれています。
右側側面には、「しめる家計、ふくらむ貯蓄」、左側側面には、「大日本婦人会」と書かれています。
小型で、経年から汚れが厳しいけれど、丁寧にしっかり作られています。
お金は、上から入れ、そこが引き戸になっていてお金が出せます。余裕のない戦時体制が伺われます。
1月3日から新企画展「新年事始め 干支の貯金箱」がオープンします。バージョンアップした干支の貯金箱、楽しめますのでお出かけ下さい。
こちらのブログもご覧ください。http://ameblo.jp/chokinbakokan/entry-11739436179.html