「ラグビーより目立ちたい」=バスケット女子の渡嘉敷-リオ五輪、あと半年
リオデジャネイロ五輪に出場するバスケットボール女子日本代表の中心選手、渡嘉敷来夢(JX-ENEOS)に五輪への抱負、競技人生の目標などを聞いた。
-五輪ではどんな成果を残したいか。
日本のバスケットを世界の舞台でしっかり表現すること。ベストを尽くす。個人としては、世界でどれだけ通用するのか試したい。2016年は「世界の渡嘉敷になる」と目標に掲げている。なでしこジャパンが金メダルを取って、あそこまで注目を浴びたので。
-日本の強みは。
スピードとチームディフェンス。高さがない分、チーム力で守備をやれるかだと思う。走れないと絶対に勝てないと思うが、あまり心配していない。
-女子バスケットを盛り上げたい気持ちは強い。
誰にでもできることではないと思うので。(自分は)結構、前の方を走っていると思うので、積極的に発信していけたらいい。
-もっと注目度を上げたい。
五輪出場を決めたから、ラグビーより目立ちたかった。五輪でどれだけ日本が頑張れるかにも懸かっている。頑張って、もっとメジャーにしていけたらと思う。
-川淵会長はメダルを目標にしている。
自分は慎重派なので、あまりでかいことを言えないけど、川淵さんがそう言うんだったら付いていかないといけない。
-昨年は米プロリーグでもプレーした。
まだまだこれから。今の自分に満足していない。米国に行くことや、五輪に出ることによって、さらに成長できるのかなと思う。
-米国で意識は変わったか。
練習での集中力、ボールに対する執着心がすごい。ボールを持ったら自分がという姿勢は見習いたい。
-自信になったことは。
攻撃では外角からのシュート、1対1はある程度自信になった。守備では日本と違うタイプの相手に対しても守ることができた。
-成し遂げたいことは。
世界で通用するプレーヤーになりたい。できるところまでやりたい。誰が何と言っても、自分はもっとうまくなれると思っている。日本のトップでいることは当たり前。これからだと思う。
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