つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

いい味だしてますう

2015年01月26日 09時59分22秒 | いい話
先日の親子の会話です。

母親「じゃあ、お買い物行ってくるね」

娘「ママ心配だから、茉里奈ついていこうか?」

母親「いやいや、ひとりで大丈夫よ」

娘「茉里奈、でもママのこと心配だから。車に引かれたらいけないでしょ!」

母親「はいはい、心配しなくても大丈夫よ」

娘「でも、引かれたら、、、ママ死んだら悲しい!」
 「死んだらお浄土に行くんでしょう?」

母親「心配してくれてありがとう。でも大丈夫よ!」

娘「ママお浄土に行ったら、また逢えるの?」

母親「そうだけど、茉里奈がお浄土行くの、ちょっと早すぎるなあ。」

娘「ううん。茉里奈、ママ寂しいかな?って思って。」

母親「大丈夫。ママ寂しくないよ。だって、みーんな行くところは一緒にだからね」

娘「わかった!いってらっしゃい!」


端で聞いていて、すごい会話だなぁとビックリしました。
3歳の娘の口から自然に出てくるお浄土の言葉。
そして、娘なりに理解したっぽいこと。
オテラならではの日常会話でした。





冬満喫

2015年01月12日 14時24分52秒 | いい話
今日はスキーにやってきました。

広島県北の才乙というところに来ました。

自宅辺りは雨でしたが、山間部に差し掛かったら、いきなり景色は一変し、雪国に!

気分は最高!

上の姉ちゃんはスキースクールへ、下の妹はキッズキングダムという専用遊び場でママと。

僕は他のお寺さん家族と一緒に初滑りに!

楽しく過ごしました。








Chisho Akitsu

ありがたいことです

2014年10月21日 09時00分00秒 | いい話
世のなかには、まだまだいい人がたくさんおられるのです。

先日の豪雨災害の爪痕のひとつ。
山の斜面にあった墓地が流れた跡を片付けたり、土砂を取り除いてお墓を復元したり、または岩や石ころに仏様を書いて下さったりされているのです。



この災害では、まだまだ心に大きな痛手を負われた方々がおられるのですが、こういう方々のご厚意は、きっと届くものと思います。

私も毎日目の前に露わになっている山の斜面を見ておりますが、手を合わせることが今出来る精一杯のことかも知れないのでありました。

ではでは


嬉しい言葉

2014年01月26日 09時00分00秒 | いい話
そういえば、先日の加古川のコンサートで、もうひとつ嬉しいことがありました。

それは、コンサートの中で僕が話をした内容について、後の打ち上げ会場で長谷川さんの義理兄さんからのひと言でした。

「かるみ」ということについてでした。

実は僕がボッケリーニのソナタを弾いた後にこう言ったのです。

このボッケリーニのようなバロック音楽は「軽い」という要素が大事です。でも、これが出来るようになるのは簡単な道のりではないです。リズム感の良し悪しや才能ももちろんあるのだろうけれども、良い先生についてしっかり訓練を受け、それを習得し、また楽器や弓などにも恵まれていないと出来ることではないです。ちなみに、今日は良い弓にも恵まれています。

と言って名弓「○○○」を使っていたことを明かしました。

義理兄さん曰く

松尾芭蕉が晩年に東北の地を回って沢山の俳句を語った中で「俳句は究極はかるみ」という話しと通ずるものがありますね。これは、別に重いとか軽いとかいう単純なものではないようだけれども、何か秋津さんがコンサートの時に話されていた「軽さ」の話を聞いていて、すぐ芭蕉の話を思い出した。

と、話されたのでした。

僕には芭蕉の俳句の世界が解るわけではないので、返答に困ったけれども、ただひとつ思い出したことがありました。

それは、東北のひとの持っている「何か」と通ずるもので、先の大震災のあとでも、どん底の深刻にならずに「どうにかなるさ」的なちょっと楽天的明るさにつながり、明るいが「かるい」につながるのではないか?

以上、勝手な解釈でした。


ではでは

キーワード

2013年08月10日 09時00分00秒 | いい話
今年の夏はいろんなシーンで使った言葉「温かみ」のある音、これでいこうとおもいます。

少し前になりますが、ポッパーチェロコンクールと言うのがありました。
この時に聴いた子供の中に、この「温かみ」のある音楽を聴いて何だか嬉しくなり、ついもらい泣きしてしまったのです。

今は長崎、長与の平和コンサートに来て、またしてもこの言葉「温かみ」これこそ、今の世の中に欠けているものなんじゃないか?と思い始めました。

機械的、マニュアル、効率的、エコ、などよく耳にする言葉ですが、ここには「温かみ」は感じられないんです。

でも、「絆」「スローライフ」などの事を考える人は、この「温かみ」を求めているのではないのでしょうか。

人や生き物、自然に対して温かい「思いやり」の心を持つこと、この夏から、始めたいとおもいます。

ではでは

セロひきのゴーシュ?

2012年11月15日 15時33分40秒 | いい話
先日姫路の善教寺さんのコンサートに出かけて来ました。

そのコンサートの前に控え室で待っていた時のこと。
窓の向こうに裏山があり、裏庭が綺麗にお手入れがしてあり、気持ちいい眺めだなあ! と思っていましたら、一羽の小鳥が飛んできました。しかも、どうやらこちらが気になるようで、近づいては離れ、また戻ってきたかと思ったら今度は窓に張り付いて、こちらの様子を伺っているようでした。

何という名前の鳥か解りかねますが、愛嬌のある仕草や人懐っこい感じで、嬉しかったです。

コンサート前、心に和みをいただきました。まるで、「セロ弾きのゴーシュ」になったようでした。

1枚目はクイズ。どこに鳥が隠れているでしょうか?

2枚目は答え。 張り付いているのが、そのかた。



ではでは

ビバコンクール

2012年07月30日 12時51分18秒 | いい話
毎日暑いですねえ。

どちら様も、上手に水分補給をして、精の付くものを食べ、クーラーの温度の調節をし、エコと夏バテ防止を両立させてください。

また、もし皆さんの中で、このように過ごして暑い夏を乗り切っているというコメント聞かせてください。

さて、7月は東京のコンサートが終わって1週間のちに、ビバコンクールの審査で兵庫県の養父(やぶ)というところに1週間出掛けてました。

日によっては朝10時から夜8時前までお仕事の日もありました。

50人以上の若いチェリストの今後を左右する、ある意味非情なところもあるのがコンクールトいうものですが、ここのコンクールは、審査発表の直後に惜しくも次に進めなかった参加者が講評を聞くことができるのです。

このシステムは審査員にとって気の抜けない審査となりますし、コンクールの意味するものの良い面と悪い面のどちらもカバーするとても良いシステムだと思っています。

ところで、この養父という地名、あの「やぶ医者」という言葉の発祥のところだそうで、お話を聞くと通常我々の知っている話とは、ちょっと違うようです。

そもそも、ここに死んだものでも生き返らせるほどの有名な名医がこの「養父」の地にいたらしい。この医者の名声は、京の都にまで届いていたそう。

ところが、その養父の「お医者」の名声に預かろうと、誰も彼もが「やぶの医者です。やぶ出身の医者です。」と名乗りだした。彼ら「ヤブ医者」は、今でいう詐欺まがい行為や医療ミスを連発したことだろう。

ついには「やぶのお医者」の名声は地に落ち、全国に不名誉な言葉を轟かせてしまった。


とまあ、こういうことだそうです。

このコンクールは、沢山のボランティアの方々の力によって成り立っているそうで、多くの参加者は養父の個人のお宅にホームステイして、とてもアットホームな感じが出ていました。

参加者の演奏に一喜一憂しておられるのが、演奏の前と後の拍手の感じから読み取れました。

ちなみに、ここの観光協会のHPですwww.yabu-kankou.jp/

養父ってどんなところ? の疑問には、こちらにアクセスしてください。

ではまた


幼馴染みはいいなあ

2012年06月10日 02時31分12秒 | いい話
先日、ある飲み会があった。

行きつけのもつ鍋屋に集まった。
男衆たちは髪の毛が白くなった中年ばかり約10数名。

常連から、久しぶりのメンバーまで、日頃の話題から昔話まで多岐にわたり、広島弁丸出しの楽しい会だった。

何を話したかはあまり重要ではないと思う。
たまに会って、お互いの元気なところを確認し合うことが、いいようだ。

とはいえ、みんな大なり小なり親のことが問題になってきた。
どちらか片方いなくなったもの、認知症になってきたもの、いろいろだったが、子供の夜泣きで悩まされているものは、少なかった。(うちの話)

この次は、どうやらチェロを聴かせてやらなければいけなくなった。

ではでは

チェロセミナーのこと

2012年05月15日 09時00分00秒 | いい話
そういえば、この前の連休のとき、一泊二日でチェロセミナーをやっていました。

練習したのは、ロッシーニ「セビリアの理髪師」序曲。クレンゲル「テーマとバリエーション」。シューベルト「ロザムンデ」よりアンダンテ。

この3曲でした。

参加した方々は、殆どアマチュアの方々でしたので、既成の楽譜を、更に簡単なものに再アレンジしたパート譜を作る作業があったのです。

まあ、少々苦労はあったものの、終わってみれば何人かの方から、とても有意義なセミナーになったとお便りを頂き、またまた嬉しく思ったのでした。

一日目の練習のあと、恒例の懇親会を開いたのですが、今回かなりの時間たくさんの方に囲まれて、いろんな話で盛り上がりましたね。しかし、女性群の元気なこと、恐れ入りました。

二日目の午後、一応ミニコンサートをしたのですが、この最初に我が愛娘の演奏があったのです。

曲は子供の日にちなんで「こいのぼり」を弾かせました。

実は、計画的に練習をしていたのですが、5月に入って、練習が意外と出来ていない事が発覚。二日ほど、特訓をしたのです。それは、かなりのハードなものでした。1時間半の練習を一日に2回もしたのですから。(涙のレッスン)
そしてGWの前半に嫁さんの実家でおじいちゃんおばあちゃんを前にコンサート。
まず、弾こうとしたところで突然泣き出してしまいましたが、根性で何とか弾いたものの、不本意なものだったので、再度ピチッカートに替えさせて弾いたところ、幾らかましな演奏になったのでした。

そんなこんなで迎えた本番の日。
僕はセミナーで2日間見てやれなかったので、代わりに嫁さんが2日間レッスンをしていました。2日間で4時間ほど。
それはそれは必死だったそうです。
本番は結構な緊張感の中、何とか弓で弾くことが出来、本人も張りつめたものがぷつんと切れたようで・・・。
終わるや否や、母親のところに泣きながら寄っていく姿は、他のメンバーから拍手で温かく迎えてもらいました。

最後にスナップを見てください。

ではでは