つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

凄い人がいます

2012年04月25日 20時25分59秒 | いい話
今日、久しぶりに加古川の知り合いのお宅に来ています。

それで、あるコントラバス弾きのアクロバット演奏をYouTubeでみました。

http://www.youtube.com/watch?v=H2f5UKS0SaI&feature=youtu.be


皆さんも一見の価値ありかもです。


ではでは

いい番組

2012年02月28日 09時38分32秒 | いい話
先日、録画していたNHKの100分で名著という番組で「新渡戸稲造」さんの「武士道」を観た。

この番組を観て痛く感動した。というか、私がかつて留学して経験した世界の中の自分(外国から見た日本や日本人)を、見つめることになった時のことを思い出した。

自分のルーツ、自分の考え方に対する疑問、同じ日本人であると思ってほしくない自分、等など、いろんな疑問だらけだった。


そうそう、何日か前も、たけしの番組でも外国から見た日本人の素晴らしさを取り上げていたが、今正に我々日本人が、何か一つの方向性を見出し、戦後の外来の教育や文化に振り回されている時代から抜け出す、ひとつの転換期にあるのだと実感したのです。

もうすぐ一年になる東北の大震災を通して、ある意味、逆境のなかから何かに気が付いた我々日本人、今こそ再構築しようではありませんか!


おわり

あれから

2012年02月12日 21時21分10秒 | いい話

昨日はかち栗にやられた話をしましたが、あれは結局大丈夫でした。
ご心配かけました。

さて、今日は本番でした。久しぶりにオーケストラを弾くにあたり、身体を痛めないようにリハビリもギリギリギリのところで準備も間に合ったようで、何とか無事に終わりました。

しかし「ベト7」ベートーヴェン交響曲第7番のことですが、ホントに疲れる曲なんですね。

ボーイング(弓付けのこと)もこだわればいろいろありますしね…。

まあ、オーケストラの能力や人間の種類にもよるし、そういう意味ではやり易かったと言っていいのでした。

最後にチェロセクションの若い仲間とで写真撮りました。
左から玉川さん、僕、灘尾さん、海野さんです。

「また来てください」と言われること、これが大事なんですね。

良かった良かった



ではでは

再会

2012年02月11日 11時00分17秒 | いい話
夕べは久しぶりに恩師に会った。

ヴァイオリニストの小林武史さんだ。

いろんなお話しの前に、お宅で挨拶代わりにいきなり一杯グイッとやった。

あまり見たことのない、強そうなお酒だった。

しかも、色が付いていたのだが「ガラナ」とかいう木の実を漬け込んでいたもので、何でも強壮作用があるのだそうだ。

そのあとは、数少ない、味に保証のある(NHK交響楽団の木越さんお墨付き)イタリアンに食べにいきました。

余りにもいろいろ話したのだか、幾つか印象に残ったことがあった。

何やら年期の入った帳面を開いて見せて下さったのは、昔書き留めたご自身の格言だった。

秋津くんは、このようなものはあるかね?

と聞かれ、あることを思い出した。

昔、シューマンやベートーヴェンの音楽が解らないので、お酒に溺れ、タバコで狂い、自分自身を限界状態に追い込んでみたときに頭に出てきたことを書きなぐった紙を、留学の準備か何か身辺整理をしたときたまたま見つけて、何だか恥ずかしくなりどうしようか迷ったのだが捨ててしまった。

今思えば、取っておけばよかったなと少し後悔。

僕の親父とほぼ同じ歳には見えない先生と、楽しい時間を過ごせて、幸せだった。

ではまた

良い本に逢えた

2012年02月09日 09時00分00秒 | いい話
昨日から所用で久しぶりに東京です。

それで、新幹線の移動時間を使って読書しました。

家を出るときに手にした本二冊のうち、一冊は五木寛之著「他力」乱世を生きる100のヒント、でした。

僕が、いや皆さんも、これからの人生の指針にしたらいいんじゃないかな?と思える、良い本だと思います。

ぜひ、読んでみてください。

あ、決して五木さんの回し者ではありませんが、他力のちからが、そうさせていると、思っていただいて構いませんよ!

ではでは

一石二鳥

2012年02月02日 10時17分07秒 | いい話
そういえば、何故か掃除をすると熱くなる。

セーターを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、靴下を脱ぎ、要するに一枚脱ぐとちょうどいいのだ。

嫁は僕が何故熱くなるのかは、怒っているからのかな?
というが、僕が多分誰かと戦闘しているかの如くに荒れているからなのか、それとも、単純に椅子を動かしたり、机を持ち上げたり、要するに力仕事をしているためにかな?

真偽のほどは判らないが、この間ふと思ったのだ。

そうだ! 寒い時は掃除をすればいいんだ。
そうすれば、一石二鳥なのだ。

おわり

出逢いは素晴らしい

2012年01月24日 17時28分48秒 | いい話
先日、久々に大阪に行ってました。

先でまたご案内すると思いますが、宗教系のCDを録音してきたのです。
いや、もちろんチェロを弾いたわけなんですよ。

うちの宗派の開祖「親鸞聖人」の遺されたお言葉「ご和讃」などに、歌(朗読)とコーラスとピアノ、ヴァイオリン、フルート、チェロという編成で、3日にわたり録音をしてまいりました。

作曲は平田聖子さん、コーラスは大阪ゲヴァントハウス合唱団。
テノールに波多野均さん、ヴァイオリンが矢田さん、フルートに藤井さん?(元京都交響楽団)。
録音は、何とカメラータの井阪さんだったのです。

ある夜皆さんで会食をしていましたら、テノールの波多野さんとは、以前大阪フィルでバッハの「マタイ受難曲」をやった時、僕が通奏低音を弾いていたことを覚えておられて、その時は話をしませんでしたが、要するに良いサポートに助けられたと喜んでおられました。それから何年かしての感謝のお言葉を頂き、こちらも嬉しく聞かせてもらいました。

カメラータの井阪さんには、初めてお会いしたのですが、世界的にも録音の業界で知らない人はいないくらいの凄腕のかたのお話は、とても面白く、かつためになる話が満載でした。有り難い時間を共有できて、至福の時間でした。

平田さんという方については、またお話しましょう。

あ、そうそう、そのコーラスの方に僕が「ブータンの国王様によく似ていらっしゃいますと、仲間の中で評判ですよ!」と言われたのですが、これからこのフレーズをちょこちょこ使ってみようと思います。

ではでは





報告します

2012年01月13日 11時07分11秒 | いい話
みなさま、寒い日々が続いていますが、お変わりないでしょうか?

さて、先日の「ゆく年くる年コンサート」で頂いた東日本大震災の義援金を、陸前高田市の近くの馬場中山地区の馬場中山復興プロジェクト「なじょにかなるさ」という活動をしている現地の方々に宛、振り込みました。

実は、昨年、たまたまNHKの放送で知ることとなり、本当に頑張っておられる姿を見て、一口ご支援をさせてもらおうと思っていました。(2万5千円くらいでした)

独断で決めさせていただきましたが、どうぞご了承ください。

では

空中遊泳してきました(続)

2011年09月28日 09時00分00秒 | いい話
先日の空中遊泳の続きです。

まず、なぜ「空中遊泳」かといいますと、感の良い人はお判りでしょう?
そう、指揮をしていたからなんです。
でも、指揮と言っても曲によって、振り方が様々でしょう。
今回は、育児で上半身の具合が既に悪かったので、合宿の練習が始まってすぐ、肩に違和感を覚えてしまったのでした。ですので、なるべく激しい手の上下の指揮は避け、空中を泳ぐようにしていましたので、その後悪くならずにすみました。

さて、合宿で取り上げたもう一曲のグリーグ「晩春」ですが、これは、弦楽オーケストラの曲ですが、僕が以前チェロ8本用に編曲していたものを使いました。

ですが、ヴァイオリンパートの方はかなりハイポジションが出てきて、それはそれなりに大変だったと思います。

でも、何がこの曲のニュアンスなのか? というところを、ここに書き出したテキストを使って練習しました。




和音についての講義のようでもありましたので、人によっては理解するのが大変だったかも知れません。和音を構成している音を、どれかひとつ半音変えると全然違った響きになり、整った和音と崩れた和音とがお互いにいい関係を作り、ボタンの掛け違いのような違和感を覚える音こそ、むしろこの曲のエッセンスなのではないかな?
とも思って、時間をかけて説明しました。

理論は理論。そんなことより、そこに存在する感情をその音とリンクさせて、ある気持ちを思って(考えて)音を出すと、確かに全然違う結果になることを体験していただきました。

ひとつふたつ例を。

属7の音を弾く時、その指が1の指(人差し指)になっている時、理論では低めの音程にするとハモるのですが、実際はそれだけでなくその押え方が問題なのです。

また、その属7の音が解放弦の音だった時は、普通は解放を避けて他の弦で指で押さえて取りますが、技術的に問題がある場合(音程が取れない等)、仕方がないので解放で弾きますが、それでは音程を変えることも押え方を変えることも出来ないので、属7の音としてはダメなはずなのです。 でも、それでも方法があります。

減7の和音の持つ特異性について、今回ピアノを使わさせてもらい、ニュアンスを体験してもらいました。強く弾いた時どう聞こえ、また弱く弾いた時にはどう聞えるか?

等など。(正解はブログ上ではお答えできません。悪しからず)

ためになる豆知識満載でした。(たぶん?)




では、この辺で。




ちょっと良い日になりました

2011年09月13日 12時57分42秒 | いい話
先日、地元の仏教婦人会の大会がありました。

テーマは「いのち」東日本大震災を通して、というもので、講師には
女優の戸田菜穂さん、元テレビのアナウンサーの結城思聞さん(松倉アナウンサー)、と僕の三人でした。

当日の僕の仕事は、ソロで弾いたり、作文の朗読に合わせて演奏をする、というものでした。

朗読は三つあったのですが、そのうち二つは震災に遭った小学生の作文。それに合わせての演奏でした。もうひとつが宮澤賢治「雨にも負けず…」でした。

当たり前だけど、女優さんって綺麗ですね! 本物に逢うことなんか滅多にないから、何だか有難い役を頂戴して、嬉しかったです。
容姿もさることながら、声もいいなあ!

でも、一緒にコラボをしている時は、仕事モードになっているようで、聞いているようで聞いてないんです。

でも、宮澤賢治の朗読は彼女だけでしたので、じっくり聞かせていただいた時、初めてどんな声かわかりました。 

いいなあ! そばでささやいてもらっただけで、幸せになれそう?


ではでは