横笛-1
横笛とは、平家物語に登場する女性の名前だ。
高倉天皇の皇后徳子に仕える雑仕女(ぞうしめ)で、
今様や和歌、管弦などに秀でた見目麗しい女だ。
徳子は平清盛の二女。
徳子が言仁(ときひと)親王を生むと、
清盛は高倉天皇を強引に廃し、
わずか3歳の言仁親王を安徳天皇として即位させた。
治承4年(1180)3月、
清盛は高倉上皇を自慢の唐船に乗せて、厳島社に参詣。
上機嫌で帰京した清盛は西八条邸で花見の宴を開いた。
この時に見事な舞いを披露したのが、横笛だ。
小松殿(清盛の嫡男重盛)に仕える滝口武者、
斉藤時頼は横笛に一目惚れ、熱烈な恋の歌を送った。
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tea break
photo by 和尚
横笛とは、平家物語に登場する女性の名前だ。
高倉天皇の皇后徳子に仕える雑仕女(ぞうしめ)で、
今様や和歌、管弦などに秀でた見目麗しい女だ。
徳子は平清盛の二女。
徳子が言仁(ときひと)親王を生むと、
清盛は高倉天皇を強引に廃し、
わずか3歳の言仁親王を安徳天皇として即位させた。
治承4年(1180)3月、
清盛は高倉上皇を自慢の唐船に乗せて、厳島社に参詣。
上機嫌で帰京した清盛は西八条邸で花見の宴を開いた。
この時に見事な舞いを披露したのが、横笛だ。
小松殿(清盛の嫡男重盛)に仕える滝口武者、
斉藤時頼は横笛に一目惚れ、熱烈な恋の歌を送った。
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