これは歌川芳藤(文政11〜明治20年・1828〜87)の浮世絵だ。
タイトルは「江戸名所之内猿若街之図」とある。
制作年は文久2(1862)年だ。
芝居小屋のぐるりを取り囲んでいるのは芝居茶屋だ。
こんなにたくさんあったとは、いささかびっくり。
客はまず茶屋に上がり、案内されて芝居小屋に向かうという段取りだ。
絵の下の方には羽左衛門・雛助・勘弥・新車・小団次宅など、役者の家が見える。
こんな近くに住んでいたのだから、というより囲い込まれたのだけれど
便利といえば便利だったことでしょう。
タイトルは「江戸名所之内猿若街之図」とある。
制作年は文久2(1862)年だ。
芝居小屋のぐるりを取り囲んでいるのは芝居茶屋だ。
こんなにたくさんあったとは、いささかびっくり。
客はまず茶屋に上がり、案内されて芝居小屋に向かうという段取りだ。
絵の下の方には羽左衛門・雛助・勘弥・新車・小団次宅など、役者の家が見える。
こんな近くに住んでいたのだから、というより囲い込まれたのだけれど
便利といえば便利だったことでしょう。