これは歌川国輝(生没年不詳)の浮世絵(子ども絵)「子供音曲さらいの図」だ。
制作年も不詳だが、貞重改め国輝と落款があるところをみると、
改名が弘化4(1847)年なので、その頃だろう。
昨日と同じ三枚続きの絵のうちこれは左の絵だ。
廊下で着替えをさせている母親や、三味線を持った女、何かを食べている娘など、
実にわいわいと騒がしい。
それに5才くらいまでの子供のなんと多いこと。
昔は6才の6月6日が稽古始めだから、お姉さんたちの演奏を聴きに来たのだろうか。
それともちょろちょろ危ないから親が連れてきたのだろうか。
いずれにしても昔の月浚いというのは、
こんなに騒々しい中であっけらかんとやっていたのだ。
制作年も不詳だが、貞重改め国輝と落款があるところをみると、
改名が弘化4(1847)年なので、その頃だろう。
昨日と同じ三枚続きの絵のうちこれは左の絵だ。
廊下で着替えをさせている母親や、三味線を持った女、何かを食べている娘など、
実にわいわいと騒がしい。
それに5才くらいまでの子供のなんと多いこと。
昔は6才の6月6日が稽古始めだから、お姉さんたちの演奏を聴きに来たのだろうか。
それともちょろちょろ危ないから親が連れてきたのだろうか。
いずれにしても昔の月浚いというのは、
こんなに騒々しい中であっけらかんとやっていたのだ。