西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

河竹黙阿弥

2013-01-08 | プライベート

「各流派合同新春舞踊大会」、本日無事終了しました。
4日間、国立劇場に通いました。

私たちは毎日違うスケジュールで動いていますので、
同じ場所に通うというのは、それだけでちょっとストレスです。

職業によって苦労は様々ですね。


楽屋前にある資料館で同時開催されていた「黙阿弥の仕事」に展示されていました、
黙阿弥自筆の台本。


黙阿弥がまだ戯作者になりたての、勝諺蔵時代のものです。
自筆の台本としては最古のものだそうで、この時26歳。
右のは草稿。左の「一の谷ふたば軍記」の方は
筆の運びに将来への夢と希望と、リキがあふれていますよね。