風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

ツツジも咲いて

2008-03-26 | 花日記
風の強い一日だった。これはもう終わりかけていた。シデコブシだろうか。花弁とガクは見分けがつかず、12~18個と多い。和名は花を垂(シデ・四手)に見立てた名。四手とは神事で供する玉串や注連縄に細長く切って垂れ下げる紙のこと。実家で50日祭のときは裏山から榊を切ってきて準備しておくと、神職さんが四手を持ってきてくださるので榊にそれをつけるのを手伝う。父から祖母と祭事が続くので四手を通すのも上手になった。「モクレン科モクレン属」


       
いつも行くショッピングセンター、周りに沢山の花木を植えこんであるので見るのも楽しい。サザンカが終わり、ジンチョウゲも終わりかけた。出番を待ちかねたように次々と花が移り変わってゆく。

ユキヤナギの間に黄色の花が目立っていた。「ヤエヤマブキ(八重山吹)バラ科ヤマブキ属」


       

イタドリ用水路の向こうに生えていた。出始めにはこれくらいの小さいイタドリも取って食べるけど、盛の頃にはこんなのは取らない。

20日風の山にはまだ山菜は出てなかったがあれから1週間そろそろワラビなども出ていると母から電話があった。

明日は少し冷え込むとの予報。そういえば子供のころいたどりが霜にやられている場面を何度も見た。お彼岸を過ぎても霜の降りる寒さに戻ることがある。
       

街路樹の根元に植えられているヒラドツツジ(だと思う)も咲き始めていた。
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはよ~! (箱庭)
2008-03-27 06:37:50
落ち着かんお天気が続いてますね。

それでも花はどんどん咲き出して背中を押されてるみたいな気がするよ。

四手ってあの紙のことなのか。な~るほどと納得してます。笑
風さん所ではいろいろと勉強になるよ。おおきに

ヤマブキは何故か母と子供の頃の自分を思い出す花で、その訳までが思い出せへんのやけど。。。
あのヤマブキ色が好きです。
イタドリもまた子供の頃を思い出すね。塩つけて食べた。ちょっとスッパイ味やったかな。
ワラビも出だして、山も春やねぇ。
仕事なんかホッポリ出して遊びた~い!!笑
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おはよう (まーにゃ)
2008-03-27 07:04:52
6時に外へ出たらポツポツ・・・止めてPCへ
コメントが書けなかったのが、何もしないのに書けた。何時もこうなら良いのにね~
シデコブシ知らなかった、しっかり受け継いでおられて偉い偉い。
八重の山吹は目立ちますね、
すっぱいイタドリ美味しく食べれるんですか、何時か食べてみたいわ
つつじの狂い咲き早くから目に付きました。
お天気も狂ってお豆のサヤが紫色になってきたのに、可哀想~。
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美味しそう~♪ (karina)
2008-03-27 07:32:02
風さん おはよ~♪

榊に四手を付けると妙に神妙になるので不思議です。

イタドリやゼンマイ、ワラビが出てきだしたねぇ。
今度の休みに裏山へ見に行ってこようと思うちゅう。

イタドリの油炒めは最高やねえ。♪
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みなさんこんにちは♪ ()
2008-03-27 15:02:15
>箱庭さん、温かったり冷屋買ったりこうやって春も本格的になっていくろうけんど、植物も体も調子が狂うぜねえ。この花は家の近所に植えてあるんですが、昨日は風が強くこのシデみたいながが揺れてなかなか撮影出来んかった。
ヤマブキお母ちゃんとの思い出の花ながやねえ。芽ぶきの頃に鮮やかな黄色の花はきれいですよね。子供の頃は人家に植えられた八重咲きのヤマブキしか知らなかった。
イタドリこちらではおかずにして食べます。昔はこんなのが普段のおかず、時期に沢山とって保存食としていました。

>まーにゃさん、そちらお天気悪いんですか?こちらも昨日と比べるとかなり気温が低いです。神道ではお焼香がなく、その代わりに玉ぐしを捧げるんです。榊の小枝にシデを通して玉ぐし作るんです。シデの切り方も覚えておけばいいなあと思いながら切ってもらったのを通すだけです(笑)
ツタンカーメンの豆さんもう鞘になっているんですか?我が家はまだ花盛りです。

>karinaさん、今日は街まで行ってついでに高知城の桜もと思うて門をくぐったけんどやめて戻ってきた。あちこちの桜も木によるろうかねえ。満開に近い木もあったけんど、まだ咲き始めも多いねえ。


週末ちっと温うなるろうかねえ。これからは山菜とりも楽しみやねえ。イタドリ生でしか食べたことないというがは私らあには不思議でしょうがないぜねえ。美味しいにねえ。karinaさん、今日は休みやった?
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Unknown (金星)
2008-03-27 20:40:14
いたどりは子どもの頃よくとりました。
僕は皮をとって砂糖をちょっとつけてだったのですが
つけるのは塩でしょうという人もいました。
今食べると、どんな味がするんでしょうか。
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イタドリが・・・ (cosumosu)
2008-03-27 23:11:22
懐かしいイタドリ、こちらも山のほうへ行けば有ると思いますが、行くチャンスが無くて。日曜市でゆがいたものを売っていますね。子供時分に食べた事があります。そしてもうツツジですか。さすが南国ですね。
風さんは自然の植物に四季を感じる事が出来ていいですね。都会は食物にしてもいつでも何でもあるので昔のような季節感が薄れてしまいます。昨日徳島産の竹の子が店頭に出ていましたので、買って竹の子ご飯を炊きました。久しぶりに季節感も一緒に味わいました。
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花冷え (aki)
2008-03-28 07:44:50
ヤマブキにつつじまで咲いているんですか~
気温が違うんですね。こちらではまだまだ芽が出始め
たばかりです。しかし・・・ですねー娘の家の置き
土産のつつじの盆栽にいっぱい蕾がついていました。
ひとりでにんまりしてます。テキトーにやってるけど咲いてくれそうです。だけど盆栽は面倒です。
竹の子やイタドリ(カッポンっていってたと思いま
す)ゼンマイなど生えてるところが見たいけどこの辺
りではせいぜい土筆が探せばあるようです。
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こんにちは ()
2008-03-28 13:03:06
>金星さん、イタドリ生で食べるとき、砂糖か塩か。。金星さんは砂糖だったんですね。私たちは大体が塩だったような気がします。同じようにハッサク、夏ミカンなど酸っぱい柑橘類にも、塩をつけていましたが、まだあの時代の山奥では砂糖が貴重品だった?

イタドリ食べてみてください。子供のころの味がすると思います。

>cosumosuさん、イタドリ久しく食べたことないんですか?関西に住む叔父たちは山に行ってイタドリを取ってくると言っていました。最近は県外の方も食べる人が増えたと言っていました。
日曜市では生のままとか、茹でたのとか、塩漬けしたのとかいろいろ売っていますね。

野菜も即席栽培、ハウス栽培などで季節感も薄れてきましたが、野山に出る山菜は季節を教えてくれますね。
筍ごはん美味しかったでしょうね。

筍私たちの記憶では田植えのころ伸びてきたのを取って大きな羽釜でグツグツ茹でて水にさらしてあく抜きまた大きな鍋に「味じゃこ」一杯入れて炊いていました。

>akiさん、やっぱり高知は温いろうか、それでも昨日今日と妙に肌寒いです。娘さん所の盆栽はなかなか年季が入ったもののようですね。

なんだかんだと言いながら、また同じ季節がめぐってきたんだなぁと思いながらサクラやヤマブキを眺めてきました。そちらにもゼンマイなどありそうな気がするんですけどね。
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こんばんは (多摩NTの住人)
2008-03-28 21:14:03
イタドリがもうこんなに大きくなりましたか。まだ3月だというのに、ヤエヤマブキが咲いているんですね。驚きです。
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多摩NTの住人さん ()
2008-03-28 22:11:07
私もヤエヤマブキこの日初めて見ました。ああもう咲いているんだなあと思って感慨深く見ました。毎年の事でもその季節に初めて見るのはわくわくしますね。
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