風の山の風景

祖母の50日祭から20日ぶりの風の山。風が強く肌寒かったけど春らしくなっていた。綺麗に草を刈り取っていたこども時代にはこんな場所にアケビは見られなかったが、今は畑の縁にいくらでも見られる。花の咲いたのはまだなかった。ワラビもほんの少しだけ生えていた。

↓ウバユリも沢山あちこちに出ていた。私たちは「カタクリ」と言っていた。この球根から澱粉を取っていたらしいが、私は食べたことはない。ノビルゆず畑に一面生えている。酢味噌和えにして食べると美味しい。私は此の鱗茎（球根？）は除けるけどこれが無くてはノビルじゃないという人もいる。
図鑑には生のまま味噌をつけてかじると美味と記されている。著者はノビルが好きなんだろうかと思って読んだ。

ウバユリ（姥百合）ユリ科ユリ属　ノビル（野蒜）ユリ科ネギ属

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↓枯れ葉の上にたくさんの椿が落ちていた。そばにあるウンゼンツツジのつぼみはまだ色づいてなかった。薄紫の小さな可愛い花が咲くのももうすぐ。そしてオンツツジが咲くころには、イタドリも沢山出てくる。シュンランも白いベールは脱いでいたがまだ開いてはなかった。雨のせいでシイタケはたくさん生えていた。水分をたっぷり含んだシイタケは重たい。
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↓いつもの場所にミツマタが咲いていた。時間がなくてゆっくり撮影できなかった。これは昔栽培していたのが野生化したものらしい。風の山でもここだけに見られる。クモラン沢山くっついていたけどウメの幹が苔に覆われてたせいなのか少なくなってきたと思ったら、苔の少ない若いウメの木に増えていた。足がなく動けない植物もそれなりの手段（知恵？）で頑張っている。

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↓帰りは姪っ子の車に乗せてもらう。理由はこのチューリップを見ようという話になったけど、息子は反対車線だし寄るのは面倒臭いというので、姪っ子と妹と3人で寄ろうと言う事になった。10万本のチューリップ全部は咲いてなかったけど、沢山咲いてきれいだった。


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