チェロ五十代からの手習い

57才でチェロに初めて触れ、発見やら驚きを書いてきました。今では前期高齢者ですが気楽に書いてゆこうと思います。

今日は読響のブラ1

2012年06月13日 23時42分14秒 | コンサート

秋に市フィルで演奏するブラームスの交響曲第1番読響で聴けるので予約してあった。

梅雨の晴れ間というか、少々肌寒い赤坂の街を歩いてサントリーホールに早めに到着。

開場まで30分以上あっても、すでにお客さんが並び始めている。
いつも開演間近になると、多くの人が駆け込んでくるカラヤン広場もまだまばら。



時間があると立ち寄ることにしている Ark hills CAFEに向かった。

Cafeは窓を開け放って、さわやかな風が引き込んでくれる。
それぞれ好きなコーヒーを注文して・・・

お店に備えてあるMacなぞ覗き込んで雑談しながら時間つぶし。

時間が来たのでゲルト・アルブレヒトの振るブラ1ってどんなだろう・・・
今日は市フィルのことは忘れて、プロの音楽に浸ってみようとホールに向かった。

会場に入って気付いたこと。
本日はブラームスの3番と同じく1番の二本立てと思っていたら
舞台にはなぜかピアノがデンと鎮座しているではないか。
よくよくプログラムを見直したら、本日は1曲目はブラームスのピアノ協奏曲第2番だった。

コンチェルトの演奏は若林顕さん。
あまり聴きなれていない曲だったけど、第3楽章はチェロ協奏曲と間違えるほど、
主席チェリストのソロが続き、ピアノと弦の柔らかなコラボレーションに聞き惚れた。


<帰りに購入した2001年みなとみらいホールでのアルバム>

15分の休憩後は、誰もが大好きだと思うブラ1だ。

ティンパニーの導入に始まり、最後の歓喜に至る全てが素晴らしい曲だと改めた感じた。
ただアルブレヒトは、古楽器の研究もしているとおり、作曲者の時代考証に造詣が深く
いままで聴き慣れてきた、どちらかというと扇情的だったり、重々しい指揮とは異なり
ハイスピードで、さらっと流れてゆく印象を受けた。

読響の演奏会、実は初めてだったけど、素晴らしかった。
特にppの表現とはこういうことか・・・と改めて感じるものがあった。

プログラムの代わりに配布された読響創立50周年の「月間オーケストラ6月号」には
読響楽団員全員の写真が載っていたが、エルダー楽員の中に我が師匠の名前を発見!

名演を繰り広げてきた読響活躍されてきたけど、
今も現役で活躍中なんだと感慨ひとしおだった。

追記:購入したアルバムには師匠の姿もばっちり写っていた



 

コメント (4)
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