チェロ五十代からの手習い

57才でチェロに初めて触れ、発見やら驚きを書いてきました。今では前期高齢者ですが気楽に書いてゆこうと思います。

市民オケに問い合わせ、返事をいただいた!

2007年06月13日 23時47分04秒 | オケの練習
 大胆不敵にも、この実力のなさなのに、千葉県に数ある市民オケの『団員募集』コーナーに問い合わせをしてみた。「未来の団員候補」からのほんの軽いサウンドというつもりなのに、かえって心温まる行き届いた返信をいただき、担当されたチェロパートの方々の人柄の温かさに感激するやら恐縮するやら。

 勝手ながら、中高年初心者に、どんなメールをお送りいただけたかを、少しメールをリライトして載せさせていただくと・・・

「50代からチェロを習い始めた情熱に敬意を表すと共にチェロ人口が増える事を大変嬉しく思います。」
⇒えー、50代からチェロ始める人は案外少ないんだなー、と気づかされた。

「募集の条件として『ある程度(オケを乱さず馴染める)楽器経験があり、きちんと練習に参加出来る方』というのがあり、習い始めて3ヶ月と言う段階では、難しいと思います。」
⇒ふむふむ、当然のことです。でも自分の力のなさを120%わかっていても、オケを乱さず・・に心を乱される私(人間って自分勝手なんだよなー、人間じゃなくて、この僕のことだけど、ついついこういう表現になるよね)

「チェロパートとしては準団員として練習に参加されることは大歓迎です。個人レッスンをしながらオケの練習に参加するのが上達の早道と思います」
⇒そうだよね、集団の中で、自分と比較する人が近くにいれば励みにもなるし、こんな心優しいひとたちなら、甘えはできないけど、あこがれることは出来る。
 ただし、まだ「準団員」という制度はできてないそうで、少し未来への希望をあえて提供してくれるにくい心遣いの持ち主なんだ!と嬉しい気持ち。

「ステージに何時上がれるかは、練習に参加されながらご自身で判断されたら良いと思います。(自分で納得し音楽に感動出来れば最高)」
⇒それがねー、自分で自己判定できて「これでよし」なんて言えるまでには、あと何年かかるのだろう・・・そんなことを出来ること自体が実力だし、プロということですよね。はい。ごもっともです。

 とまあ、こんな風に丁寧に説明していただいたあと、私同様50代でチェロのレッスンを始めた方の成功体験もあわせて紹介していただいた。本当にお忙しいところをありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。(見てねえか!)

 まー励まされたような、刺激を受けたよなこともあり、それではと今レッスンをしているメヌエットとエーデルワイズ(ちょっとちょっと、オケの本格的な楽譜と比べ、書くのも恥ずかしいけどさー)を、ICレコーダーに吹き込んで、セルフチェックできる状態で練習してみた。ところが・・・

 ガーン! ウォオェー!ななんてひでー演奏だ。音程がぜんぜん定まってねーじゃん!しかも、音を指で探り探り弾いてるから、お化けが出そうじゃん!もーやってらんねー!
 そうか、自分で弾いているときは、たとえ途中で音楽が途切れても、自分の心の中では、音楽は鳴り響いているし、心で繋げてしまうので、結構いい演奏に聞こえてしまうのだ!やっぱこれからは厳しくても、自己判定に向けて「録練」しようと思う。

 とまー、今日は市民オケの皆さんに迷惑をかけ、レコーダーという「鏡」に映るオノレの醜い姿に驚き、たらりたらりを冷汗を流し続け、いつの間にか「筑波山麓合唱団」の一員になってしまった。

 捲土重来。必ずや、60歳までに、どこかの、市民オケから「ぜひ入って下さい」と言われる実力をつけたい!! と、心に誓うのでありました。
コメント (2)
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