おきらく

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訳が解らなくなってきた…選挙

2010-12-22 | 地元ネタ
2月6日に名古屋ではトリプル選挙が決まった様です。
愛知県知事選挙・名古屋市長選挙・名古屋市議会の解散の是非、この3つを投票する事になります。
結局、河村市長の思惑通りになりました。
しかも、愛知県知事候補に自民党衆議院議員の大村さんを口説き、県政と市政を密着させるつもりの様です。
名古屋市長候補に民主党衆議院議員で元犬山市長の石田さんが擁立されるそうです。
私は石田さんの事は非常に高く買っているのですが、残念ながらこの決断は失敗だと思います。
まず、愛知県知事選の立候補を巡り、本人の意欲と周囲の意見が合わずに「出る」「出ない」の揺れ動きが見えてしまいました。
そこへ来ての民主党の半ば当てつけの様な擁立にまた「出る」「出ない」の揺れ動き。
名古屋市民だけでなく、日本国民のほとんどが政治に強い決断力とリーダーシップを求めています。
世の中が豊かでゆとりのある状況なら、こういう揺れ動きも「政治家も悩むんだな…」と人間味の部分で評価される事もあるでしょうが、昨今の殺伐とした余裕のない状況の中にあってはマイナスにしかなりません。
そう思うと、河村市長は強かだと思います。
キャラ的に受け付けられない人は名古屋市民の中にも多数いるはずですし、政策でも曖昧さや見通しの甘さの見える物も少なくない。
それでも高い支持を受けているのは『自らが動く』姿をマスコミを巧みに利用して常に発信し続けている事と、少なくとも自分の給料をカットしたり、就任当初、公用車ではなく市バスで通勤するなど口だけではない事を見せている部分にあると思います。
今では愛知県だけでなく大阪府知事の橋本さんにも寄っています。
普段テレビなどでは「すっとぼけた変わったおっさん」みたいに取り上げられていますが、市議会の現状の問題を一地方議会だけの問題ではなく全国的にさらけ出して監視させる手法は『強か』以外の言葉が思い浮かびません。
でも、愛知県ならびに名古屋市の皆さんは冷静に判断しなければいけないと思います。
一時の気運や知名度だけで投票すると痛い目を見る事は、既に国政で実証済み。
名古屋市民においては市政と県政をねじる選択もできるし、議会と市長をねじる選択も可能です。
ただ、県知事だけでも既に何人立候補しているんだろう…いつもより多い。
この後、市議選も現職VS現市長派の構図の可能性もあって、選択肢が多過ぎて訳がわからなくなりそう。。。
選挙は水ものだから、投票直前までじっくり考える事にします。

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