おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

学習能力…

2012-03-14 | Weblog

マラソンの五輪代表が決まりました。

私は選ばれたメンバーは割と妥当かなと思ってはいますが、ちょっと変な事気になっています。

最後のレース、名古屋ウィメンズマラソンが終った直後、ネットではどこのニュースでも『尾崎、五輪確実』みたいに書かれていて、内容も大阪優勝の重友、名古屋2位で日本人トップの尾崎、残る1枚は横浜優勝の木崎か?って流れだったと思うんです。

レース後のインタビューも既に五輪当確的な質問ばかりだし、本人もその気になっているし…。

それについて結構コメントが書き込まれていて「重友・木崎と残りは尾崎か?だろ!」みたいな意見が多くて、私もそうだと思っていたから、何か仕組まれた選考なのかと疑ってもいました。

そしたら、翌日すでに朝刊の時点で尾崎選手が3人目的な表現になっているし、実際選考発表後は全部3人目扱いだった事に驚きました。

それ以上に驚いたのが陸連の『世界で戦える』。

「女子はメダル、男子は入賞を目標」って…無理じゃないかと思うんだけど。

例えば名古屋のレース、ロシア人選手がトップに立っても「日本人1位なら五輪行ける」みたいな走りをする選手に五輪のメダルが獲れっこ無いと思うんです。

そこで「何が何でも優勝する!初代女王は私!」って食らいついて初めて「世界で戦える」んじゃないかな。

男子だとびわ湖毎日マラソンの時、日本人選手に抜かれて精神的にガクッと来る様じゃダメですよね。

そして、補欠を選出しておいて前回同様現地には連れて行かない、最終エントリー時点で辞退がなければ補欠枠は使わないらしいです。

北京と同じ過ち繰り返さないと良いんだけど、選考でも毎回揉めるし学習能力絶対ないと思う。

毎回揉める原因ははっきりとした条件を出さない事と3人決めるのに選考レースが4つある事。

しかも、レース終る度に選考について含みを持たせた言い方をする関係者がいる(「このレースで複数の代表がでるかも?」って言い方とか、その他、尾崎さんには名古屋を勧めるようなコメントしてましたっけ?)。

だったら、最初から選考レースなんて決めないで、五輪前年度の全てのレースを対象に選考したらいいんじゃない?

そもそも世界で戦う代表なんだから、海外のレースで好成績を収めた人も権利があると思うんです。

日本の選考レースに招待された外国人選手でも「このレースの成績で代表決まる」って選手もいた様ですし、アフリカの強豪がこぞって出場するレースに日本選手もエントリーしたらいいのに。

「ベルリン4位だったけど、世界最高タイムも出た高速レースだった」とか「無名のレースだけどアフリカ勢に負けず劣らずで2位」の選手と「招待選手がたいした事ない国内レースで平凡なタイムで3位」を比較した方がレベルアップに繋がる気がします。

でも、スポンサーとかいろんな金脈で選考レースは変わる事はないだろうから、せめて陸連の関係者は選考が終るまでは余計な事を話さない様にできないものかな。


何ができるか…

2012-03-11 | Weblog

東日本大震災から1年。

テレビは…というかマスメディアっていうか、全く学習していない様な気がします。

被災者の状況とか被災地の今の姿も必要な情報だと思うし、当時を時系列で振り返る事も防災について改めて考え直す事も必要ですが、その前に報道のあるべき姿も省みる必要があるんじゃないかと思います。

特に、震災以降のマスコミの劣化は政治の劣化よりも酷いかも…。

未だに『東電』には辛口な言い方ができても『東電会長』を糾弾する声は聞こえないし、あの時『メルトダウン』という言葉がタブー視された事もスルー。

某局の「笑えるんですけど…」とか言った事も反省していない様で…結局そこのTV局は秋以降バッシングがあいついて視聴率競争で敗北したんでしたっけ??

私なりに震災を振り返ってみて、地震対策は世界でもトップレベルだと思うのですが、やはり色んなところに甘さや過信があったんだと思いました。

阪神大震災の時には「関西は大地震が来ない」みたいに思っている関西の方がいらっしゃいました。

また、バブル期にデザイン重視の建物とか手抜き工事が行なわれていた事も被害の拡大に繋がりました。

東日本大震災では、震度もマグニチュードも阪神以上のものだったけれど、揺れには比較的対応できていたんじゃないかと思います。

しかし、想定以上の津波によって多くの犠牲者が出てしまいました。

地域的に津波は何回か経験していたけれど、気象庁の警報の割には小さかったりして、いつの間にか「この地域までは来ない」とか「ここの高さなら大丈夫」という過信があったのではないでしょうか。

避難訓練も学校だと通常「地震が来ました」→机に隠れる→「校庭に出て下さい」→校庭で整列・点呼→帰りの体制…みたいな流れで終わっていると思います。

または、地震→火災の流れで訓練する事もあるでしょう。

でも地震→津波というパターンはそんなに訓練していなかったのではないでしょうか。

多分、校庭で点呼した後、思いっきり猛ダッシュで高台へ逃げる練習とか、もう一度校舎の最上階へ駆け上がる練習とか必要じゃないかと思うんです。

地域の避難訓練や防災訓練でも雨天中止(または延期)の所もあると思いますが、地震は天候を選ばないので雨でも訓練しないといけないんじゃないか…そう思いました。

私の職場の避難訓練は本当になまぬるくて、各部署から数人代表を出して逃げるのですが、火災想定でもどこの廊下も階段も通れる設定になっているんです。

これでは本当に火災が起こった時、火災の場所によっては全員が1つの避難階段に集中した場合に確実に負傷者が出ると思います。

さて1年経過して、そろそろ私もボランティアに出られそうかなって思っています。

でも、最大のネックは現地への交通費。

テレビで大槌町の水産加工会社に1口1万円で出資するって方法を見て、現地への交通費で何口か役立てられる…って考えたんです。

名古屋からは毎週末0泊3日の弾丸ボランティアツアーが出ているのですが、活動できるのは丸一日なんですよね。

これが一番良いかなぁ。。。

まず、東急ハンズで東北支援のキャンペーンやっているので、顔出してから考えてみようか…。


切ない…

2012-03-10 | Weblog

昨日、山口美江さんの突然の訃報を知り驚きました。

山口美江さんと言えば…バイリンギャル・CNN・しば漬け・アメリカンスクール・催眠術・潔癖性…色んな言葉が連想されます。

ドラマにバラエティーにテレビを付ければ彼女を見なかった日はないくらいだったのに、突然芸能界から消えてしまいました。

お父様の介護だったとか…。

当時は「業界が嫌になった」みたいな話だったし、実際彼女は激太りとか自殺未遂騒動とかあったから、繊細な人故に…って思っていました。

数年後、輸入雑貨の店(かなり気ままな経営だったみたいですが)を開いたとテレビで取り上げられていて、横浜に行ったら一度寄ってみたいと思った事もありました。

メディアでは『孤独死』と言っていますが、いろんな情報を合わせると果たして『孤独死』だったのでしょうか。

1つに、普段から突然死んでも近所の人が「あの人見かけないわね」と言ってくれる様に、毎日買い物に出て近所の人に挨拶をしていたと聞きます。

そして、7日の夕方に犬の散歩で外を歩いていた彼女を見かけた近所の人がいます。

親戚が電話に出ない事を不信に思って8日の朝に家を訪ねた事から、7日の夕方以降に亡くなったと死亡日時を推定する事ができました。

普通に家族がいても、朝仕事に出て夕方帰って来たらおばあちゃんが死んでいたなんて話もある訳で、誰にも看取られずに息を引き取ると全て『孤独死』と言うのでしょうか。

私の中では孤独死ってその人が死んでいる事も気付かれず、異臭とか何らかのきっかけでいきなり警察とか消防とか第三者が入って初めてわかったり、死亡した日時も遺体の状況からしか判断できないとか、その遺体の引き取り手もなかなか見つからない…こういう状況をさすんじゃないかと思うんです。

51歳…まだ若いのに、体調不良だったそうですが結局何だったのでしょうか?

死因は心不全ということですが、そうなる危険性のあった病気だったのでしょうか。

私も『孤独死』にはならないとは思いますが、家で突然心停止したら直ちに応急処置が受けられない環境にいる事は間違いありません。

けれども、彼女の死はとても他人事には思えない。

何だか1つの時代が終わってしまった気がして、寂しいです。

最期を見届けたワンちゃん達が巻き添えにならなくて、彼女もホッとしているかも知れませんね。

安らかにお眠り下さい…。


増税の前に…

2012-03-06 | Weblog

今年の確定申告もあと10日を切りました。

前にもここで紹介しましたが、東日本大震災を含む寄付金を昨年にされた方、税控除が受けられるかも知れません。

今一度確認を!

さて、タイミングが悪いのが政府・民主党。

震災前にその寄付金の税控除が大幅に見直されたんです。

芸能人を始め、高額納税者の方がこぞって義援金を出されたのも、税理士さんからの助言が有ったのかも知れませんね。

私は各人の好意だと思いたいけれど…。

で、その政府と言えばすでに消費税率アップに向けてひた走る気満々の様です。

そうでなくても社会保険料は年々支払額が上がるし、電力料金は意地でも値上げの様ですし、休眠預金にも手をつけようと、寄ってたかって『追い剥ぎ』状態。

タバコ税みたいに取りやすいところから取るっての、フェアじゃないと思う。

増税の前に当然議員の定員か議員歳費の削減はしてもらわないといけないし、無駄遣いも天下りも止めてもらいたい。

そんなに財政が逼迫しているなら他にも方法があるじゃないですか!

お金をもっと刷れば良いし、経済大国となった隣国へのODAを止めるとか。

税金も宗教法人から多少は頂いたらどうでしょう?

年金制度も高齢化社会に対応する必要はあるけれど、もっと分母を増やす(=支払い世代を増やす)方にお金を使ったらどうでしょうか?

不妊治療もある程度までは保険の適用でも良いのではないかと思います。

公務員の採用を大幅に減らす様ですが、年金をもらう世代を保護して払う世代の就職の機会を奪うってのも…。

これは公務員だけではなく一般の企業でも同様の傾向ですが、25歳の就活よりも65歳の再就職の方が容易に見つかる世の中も考えものだと思うし、『使えない若者』を量産する大学もどうかと思う。

民主党は『税と社会保障の一体改革』と言っていますが、それ自体は間違ってないと思います。

でも『経済活動』と『社会福祉』と『社会保障』との区別がついていない党に言われても…。

とりあえず物価上昇率も日銀がようやく出した事だし、期限付きの復興紙幣を印刷しましょうよ!


最近イラッと来るニュース

2012-03-05 | Weblog

名古屋市民の私は最近苛立っています。

名古屋市長の「南京大虐殺は無かったのではないか?」という発言に対するマスコミやどぜう首相の態度に対して…。

河村市長は市長選初当選の頃から同様の発言をしているし、前から中国と研究や討論の場を設けたいという話も聞いているので、この発言自体に今さら驚きもしないし「またいつもの持論かぁ…」程度に思っているんだけど。

マスコミはその『今さら』な発言をさも「今聞いた!」的な表現で伝えるし、どのメディアも自社としての意見もスタンスも明らかにしないまま「中国のネットが荒れてる」とか「石原都知事が擁護」とか、伝聞ばかりで馬鹿騒ぎしている感が否めない。。。。

日本のメディアは一体誰の為のどこの国の為のメディアなのだろう。

私はどうせ騒ぐなら、「何故このタイミングだったのか?」と騒いで欲しい。

今回の発言の1日か2日前に、名古屋市長は中国総領事館の移設先問題(名古屋城のすぐそばの公務員宿舎跡地が狙われている)について強い反対の意志を表明していました。

私はてっきり『河村市長=民主小沢=中国』という構図によって、反対はポーズだと思っていただけに、本気で反対だった事に安堵したところでした。

その直後の発言だから、私は狙いがあったんだと思ったんです。

でもそういう視点で語るメディアは1つも見当たらなくて、「あのイベントが延期になった」とかそんなのばかり。

私も南京大虐殺については史実の有無はもちろん、当時20万都市と言われた南京で30万人の死者の意味を説明して欲しいし、どうやって行なったのか証拠を提示して教えて欲しいと感じているところです。

河村市長は「南京大虐殺なんて無い!けしからん!」と言っている訳ではありません。

「自分は疑念を抱いているので話し合いたい」と言っている訳で、この発言にヒステリックな態度を取っている相手の方に「痛いところ突かれた!」という心理の裏返しが透けて見えます。

中国側は「名古屋へは行かない」って言ってるそうですが、名古屋はもちろん日本に来て頂かなくても結構でございます!!!

道を塞ぐ様にノロノロと固まって歩くし、マナーも悪いし…。

南京との友好都市も解消してくれても構わないんだけど…。

小学校の時の給食で友好都市イベントと称して出た南京料理が美味しくなくて、アレを今でも食べさせられているのかと思うと気の毒で…。


さて陸連、どうしますか…?

2012-03-04 | Weblog

ロンドン五輪の代表選考を兼ねたびわ湖毎日マラソンが終わり、男子の選考レースは全て終了となりました。

今日、日本人トップは4位の山本選手。

東京マラソン2位で五輪切符をほぼ確定させた藤原選手に続き、山本選手も一般参加の選手で強化指定選手以外のrトップとなりました。

私も35キロくらいからテレビ見ていたのですが、ほぼ中本選手の代表入りが決定かなと思ったところに突然の追い上げでびっくりしました。

山本選手の粘りとタイムを鑑みても五輪2枚目の切符はかなり濃厚かなって思います。

でも…。

今大会で有力選手のコメントで多く見かけたのですが「日本人トップ」を狙ってるだけの選手に陸連は五輪で何を期待するのでしょうか?

どんな大会でも優勝またはメダルを目指さなければ、五輪のメダルは無理だと思います。

選考基準も毎回曖昧で、スポンサーとか色んな利権のしがらみで陸連はある意味『政治の縮図』を見ている様でもあります。

大会を1つにして一発選考にしないのも、その一例だと思います。

私は、五輪当日のレース展開がどうなっても日本人選手がある程度の好成績を残せる様に、複数の選考レースの中から『タイム最速の選手』『順位最高の選手』『30キロ過ぎの粘りが一番の選手』をそれぞれ1人ずつ選んだら良いと思います。

陸連はあくまでも『五輪で活躍が期待できる選手』としか基準を示していないそうなのですが、言葉の通り『活躍』が『期待できる』のは川内選手や藤原選手の様な実業団でも強化指定選手でもない選手なのが現状です。

陸連ってわかってないのかなぁ…例えばアフリカ勢が日本の選考基準を見て、わざと前半スローペースでレースを展開して後半に一気に爆発させて表彰台を独占した場合、日本人トップはタイムも順位も平凡な記録で終ってしまう事に…。

だから私が最初に挙げた選考基準なら、『タイムは平凡でも優勝をもぎ取った選手』『表彰台は無理でも国内最高記録を出した選手』『トップ選手の急激なペースアップにも食らいついた選手』など、ちゃんと先頭集団の中に長くいられる選手が選ばれる事になるんだけど…。

山本選手の代表入りは私も納得できるけれど、それは素人目線の話であって、スポーツライターや関係者には「トップと絡まずに4位だった山本選手にメダルを期待してはいけない」くらいの辛口評価があってもいいと思うんです。

それにしても、今日の実況&解説の変わり身の早い事!

堀端選手が頑張っていた時には「実業団のどの監督も絶賛」みたいにほめちぎり、中本選手が追いついた時には「上半身の力が抜けて良いフォーム」とかほめ始め、山本選手が出て来たら「彼は自己ベストは12分台でも1500mの力はありますから…」って…。

来週、名古屋のレースで女子も選考レースが終わり、代表選手が発表となりますが、毎回もめる原因は陸連が過去に瀬古を出したいが為に選考基準をねじ曲げた『自業自得』である事をもっと認識した方が良いと思います。

申し訳ないけれど、ロンドンではマラソンよりも体操・内村選手の「寝起きでも金メダルの演技」の方が興味あります。


菜の花怖っ!

2012-03-03 | お花

最近変な時間に眠る癖がついてしまい、明け方に目が覚めて大慌て…!という日が続きまして、なかなか記事のアップもできませんでした。

台湾のお話はちょっと後にして、最近いろいろ思う事があるのでそれを先に…って思っていたら早3月になってしまいました。

せっかくなので、春らしいお話???を。

菜の花を家で生けたことのある人なら経験があると思うのですが、生け花で花材に菜の花が来るとって気分になります。

というのも、たいてい蕾の状態で来るのですが、咲くまでに少し間があってこの間に茎がグ~~ンと伸びるんです。

だから、教室で基本の長さに切って生けたのに家で生け直して数日後には枝ものに負けず劣らずの寸法になってるんです。

これがまだ通常の生け花なら良いのですが、ある時ひな祭りが近いという事でワイングラスを和紙で着物に見立てて包んだ物に菜の花とスイートピーを挿してお内裏様とお雛様を作ったんです。

家に持って帰って数日後、菜の花はやっぱり伸びて、お内裏様はろくろ首状態になってしまいました。

茎延ばす養分があるなら花付ける方に回せば良いのにね。

菜の花って不思議です。